2005年4月22日


ロールケーキ一本食いの心理学 


女性のみなさま、唐突な質問で恐縮ですが、 ロールケーキの一本食いってのは常識的なことなのでしょうか?

たまたま最近、複数の女性からケーキとかお菓子とかを大量に食ってしまうお話を聞きまして、 これはもしかしたら一考に値することなのではないかと思ったのです。これまでは、 「ふーん、甘いものが好きなんだなあ」程度の認識であって、ロールケーキの一本食いであろうと、 ケーキのホール食いであろうと、「好きなものを沢山食べる」という以上の認識はなかったのですが、 どうやら、それはもっと奥深いものであるような気がしてきました。

奥深いと申しましても、ロールケーキを恵方食いするとかいう(した人は実在しています)、 小手先のテクニックの話ではありません。どのような心の動きが、 一本食いとかホール食いとかに繋がるのか、そのあたりを、熟考してみたいと思うのです。

何故、一本とかホールとかなのか? ここが重要なポイントです。 ロールケーキを何グラム食べたら満足出来るのか、その満足出来る量を X としましょう。そして、 一本のロールケーキの量を Y としましょう。もちろん、X はその時の体調とか、心理状態とか、 体重とかで上下します。そして、X ≧ Y の時に、ロールケーキ一本食いが成立します。

これは数学的には全くもって正しいと思います。でも、実態は X ≧ Y なんて関係ないのです。 私は昨日、その事実に気付いてしまったのです。私的には大発見なのです。

例えば、ロールケーキを一本買ったとします。あるいは、ロールケーキを一本貰ったとします。 その時点で、一本食いは運命付けられてしまったに違いありません。 X ≧ Y だから一本食いなのではなく、「一本」という単位でそこに存在するから、 一本食いなのです。どの位の量で満足か、なんて関係ないのです。「そこに山があるから」 と同じことです。

一本のロールケーキを開封しました。これは一切れのロールケーキを開封したことと、 同じレベルのことです。量が違うだけです。開封したら食べます。食べます。食べます。 食べます。ちょっと落ち着きました。そこできっと、こんなことを思います。

「あと少し残っているけど、ハンパに残しておいても仕方ないし・・・」 

言うまでもありませんが、ここで「少し」というのは、全体の六割だったりすることもあります。 一本のロールケーキを食べ進むと、残しておくのは美しくないと思ってしまいます。 「一本」という単位で存在していたものを、食べかけのままにして冷蔵庫に入れとくのは、 アナタの美的センスが許しません。

賞味期限を確認したりもします。もし、明日が賞味期限だとしたら、アナタはとても喜ぶことでしょう。

「悪くならないように、今日中に食べなきゃ♪」

一本食いの正当化が出来るわけです。因みに、もし、一週間後が賞味期限なら、 アナタはそれを見なかったことにします。

いずれにしろ、「一本」という単位で存在していたロールケーキは、 全て消費されなければならないのです。どの位食べたら満足なのかは、 量ではなく単位に依存するのです。

ということで、男から見たら「よくあんなに大量に食えるなあ」なんですが、 実態は「大量」なんかではなく「一本」という単位に過ぎないわけです。 量で考えるのは間違いです。

とまあ、昨日はこんなことに気付いて、ちょっとした知的コーフンを味わっていたのでした。

ところで、時に一本食いの後で気持ち悪くなったりもしますが、 その経験が将来に生かされないことは言うまでもありません。




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