2005年5月6日


変質者のように 


しばらく前に「お願い」について書きましたが、 以前に面白い「お願い」をされたことを思い出したので、そのお話など。

その時、千里(仮名)ちゃんはベッドにうつ伏せになっていました。 もちろん、裸でございます。その状態で、千里(仮名)ちゃんは「撫でて」と言うのです。 私が「どこを?」と尋ねたところ、彼女は手で自分のお尻から太腿の裏側あたりを触って、 「ここ」と言いました。

もちろん、私はそのお願いを聞き入れました。そのあたりをなでなでしました。 彼女のお願い通りです。そのはずだったのですが、千里(仮名)ちゃんの思う「撫でる」 とは違っていたようです。

ちょっとだけムッとした口調で、彼女はこんなことを言ったのです。

「もっと変質者みたいに撫でて」

笑ってしまいましたよ。彼女も自分のセリフが可笑しかったのでしょう、一緒に笑ってました。 でも、彼女の「もっと変質者みたいに撫でて」は切実なお願いです。それを笑うだけで済ますのは、 私の美学に反します。そのようなお願いには答えなければなりません。 実際、それまでの私の撫で方は、良い子良い子的な健全ななでなででした。 変質者的な要素はありません。

千里(仮名)ちゃんは「変質者」という言葉を使いましたが、コートの下が全裸で「ほーれ」 と見せるオヤジ、というような変質者ではなく、 電車での痴漢のようなイメージだろうと解釈しました。つまり、 痴漢がお尻を撫で回すように撫でて欲しい、というお願いなのだと。

幸か不幸か、私は電車の中で女性のお尻を撫でた経験はありませんし、 彼らがどのようにしてお尻を撫でるのかについても知りません。 ヒントは AV 等で見た痴漢シーンの映像です。いや、別に痴漢ものが好きなわけではなくて、 そういうシーンがたまたまあったりするわけで・・・

で、そのようにしてみましたよ。手のひら全体をぺったりとお尻につけて、指は浮かせておいて、 そのまま撫で回し、その後、指を一本ずつ着地させ、時にゆっくり、時に早く、エロ心を込めて、 丹念に丹念に、息遣いもエロ風味を入れて、きちんと欲情して、痴漢になったようなつもりで。

私のイメージと千里(仮名)ちゃんのイメージは近かったようで、 その撫で方は彼女の満足を勝ち取ることが出来ました。つまり、 千里(仮名)ちゃんはそれで感じていたってことです。

「高樹さん、どうしてそんなに変質者っぽい撫で方が上手いの?」

「そんなの知らないよ。そういう経験はないから、こんなもんかな、って想像してやってるだけだよ」

「そうなの? でも、上手すぎる」

「痴漢に撫でられた経験あるの?」

「ううん、ない」

ここで、ふたりで爆笑。私の撫で方が本当の痴漢に近かったのかどうかは分かりませんが、 千里(仮名)ちゃんが気に入ったのですから、それはそれで良いことです。 その後、「変質者のように〜〜」は二人の間で大切なキーワードになって、 「変質者のように舐める」とか「変質者のように犯す」とか、 他人から見たらかなりアホっぽいことをやってました。因みに、いつも私が変質者です。

千里(仮名)ちゃんが口にした「変質者のように」というのは、 なかなかに示唆に富んだ言葉だと思います。彼女としても、 本当の変質者に触られることを望んでいるわけではなく、 心のこもっていないお座なり前戯なんかではダメ、 触るなら本気で触れ、と言いたかったのでしょう。

痴漢を擁護する気はこれっぽちもありませんが、少なくとも彼らはお尻を触る時には本気です。 電車の中で女性のお尻を触る時、通常であれば、キスとかフェラとかクンニとか挿入とかはありません。 つまり、「お尻を触る(あるいはお尻周辺も含めて)」ということが彼らにとって全てあり、 それに社会人生命を賭けて取り組んでいるわけです。手のひらと指で出来ることは何でもするでしょう。

痴漢行為は論外中の論外ですが、お尻を触ることに対する姿勢と情熱だけなら、 見習っても良いと思うのです。実際に、それで千里(仮名)ちゃんは喜んだわけですしね。

「変質者のように」という表現は、「ほう、変態プレーが好きなのか?」とか 「痴漢に触られて感じてるのか?」などと誤解されやすいのかもしれませんが、 私としては気に入った表現でした。

それにしても千里(仮名)ちゃん、痴漢に触られたことがないのに、 どうして私の撫で方を「変質者っぽい撫で方が上手い」などと思ったのでしょうか? 




メッセージ送信フォームです。
ご意見、ご感想などをお待ちしております。
お名前

メールアドレス

メッセージ




日記才人の投票ボタン      
日記才人空メッセージ  
日記才人メッセンジャー
投票、メッセンジャーの利用、マイ日記才人登録には
日記才人のユーザ登録が必要です。
まだ登録されていない方は、
こちらでどうぞ。

ファンレター、ラブレターは fwjd1945@mb.infoweb.ne.jp までお願いします。

INDEX   

Copyright(C)1998 - 2004 A.Takagi All Rights Reserved.
Design=NANA