バックが苦手、という女性がそこそこの割合でいらっしゃるように思います。
バックが苦手と言っても、バックはイヤとかしたくないとか気持ち良くないとか、
そういうことではなくて、バックの時、正確にはバックで挿入する前に、
自分がどういう体勢をとれば良いのか分からない、ということです。
もちろん、経験とともに改善されていくわけですけど、
それは経験が少ないと分からない、ということの裏返しでもあります。
正常位なら初めての時でも体勢が分からないってことにはなりにくいでしょう。
単に仰向けに寝ていれば、あとは男がうまくやってくれる、という感じではないでしょうか。
バックの場合、とにかく四つん這いになりさえすれば良い、というわけではなく、
女性がそれなりに適切な体勢をとらないと、男としては挿入しにくいものなのです。
女性の体勢が良くないと、うまく挿入出来なくて焦ってしまい、
そうするとタチが不充分になってさらに挿入しにくくなって、
さらに焦ってさらにふにゃになって・・・、という悪循環に陥ることにもなりかねません。
もちろん、男としても女性の腰の位置や角度を直したり、
自分の体勢を女性の体勢に合わせるような努力はしますが、女性が適切な体勢を理解していないと、
かなりやりにくいものではあります。
私の経験の範囲では、適切な体勢がわからない女性のパターンは大別すると三つあると思われます。
ひとつは、四つん這いになった時に背中を丸めてしまうことです。
そうすると、お尻や膣口が下を向いてしまって、狙いが付けにくい上に、
挿入に適した角度でアクセスすることが出来なくなります。
ご存知の方には言うまでもないことですが、女性は四つん這いになったら、
背中を丸めてはいけません。むしろ反らす感じです。背中の下半分(腰に近い方)を反らすというか、
お腹を前に(四つん這いだから、実際には下に)出すというか、そういう体勢で、
照準を定めやすく、良い角度でアクセスできるようにしなければなりません。
二番目は、四つん這い体勢で両膝間の距離が近すぎることです。そうすると、お尻の位置が高くなって、
男との位置あわせがしにくくなります。また、男は女性の膝の間に自分の両膝を入れるようにして、
女性に充分に近いポジションを取りたいのですが、それも出来なくなり、
挿入時に踏ん張りがきかないような状況になります。
両膝の間隔は、肩幅以上というのが適当だと思います。
三番目は、お尻の位置が膝よりも前に出てしまうことです。届きません。
届かせようとすると、男が体勢を維持できなくなります。そして、もし仮に届いたとしても、
膣口が上を向いていますので、なかなかうまく入りません。
お尻は膝をついた位置よりも後ろにするのがよろしいかと。
以上のようなことは、二人の体格などによって、最適値が多少違うとは思いますが、
おおよそは当たっているんじゃないかと思います。
で、この三つを全て兼ね備えていたり、ひとつが解決したら別のひとつが出てきたり、
そんなこともあります。
このようなことを言われるまでもない女性にとっては、
当たり前すぎるようなことばかりなのかもしれませんが、
バックの時の適切な体勢が良く分からない、あるいはそれに自信がない女性は、
決して少なくないと思っています。適切な体勢というのは、
お尻を突き出すようにして、秘められた部分を露わにするわけで、
その恥ずかしさや心理的抵抗感から、ちじこまったような体勢になってしまうのかもしれませんね。
男であれば、上記の三つの経験はきっと「あるあるある」なんじゃないかと思います。