一ヶ月位前のことでしょうか、私は都内某所のラーメン屋で食い逃げ未遂をやらかしました。
もちろん、犯意があったわけではございませんで、ラーメンを食い終わった後で、
「ごちそうさま」と言いつつ、うっかりとそのままふらふらと店の外に出た、ということです。
店のおにいちゃんが「お客さん!」と呼びかけたため、私は「どうもすみません」
と言いつつラーメン代を支払い、前科者にならずに済んだのです。
自分のうっかりを棚に上げてエラソーなこと言ってしまいますが、その店、
食い逃げとか食い逃げ未遂が多いはずです。もちろん、犯意があるわけではなく、
ですけどね。
その店、客が心ならずも食い逃げしてしまうための条件を、ほぼ完璧に揃えております。
まず、食券制ではないこと。最近のラーメン屋さんは食券で前払いするところが多く、
ラーメンを食べた後では、既に支払ったような気分になりやすく、
それだけでも食い逃げになりやすいわけです。
次に伝票がないこと。食券制ではなくとも、注文した品と一緒に伝票が手元に置かれれば、
食べ終わって席を立つときに伝票に気付き、支払いを失念することはありませんが、
伝票がないと、支払いを連想させるモノがないわけです。
最後に、店の出口付近に目立った形でレジが存在していないこと。ここでお金を払うこと、
という感じでレジが存在していたら、それまで失念していたとしても、
そこで支払うことを思い出すと思うのですが、カウンターの内側にレジ・マシンを置いているだけ、
あるいはマシンもなく、支払いのための決まった位置もなく、
店員と客がカウンター越しにお金をやりとりするようなところでは、
食べ終わって席を立つ段階で、支払いを失念していたら、その先で思い出すポイントもありません。
私が食い逃げ未遂をした店は、上記の三条件を全て満たしていました。
私以外にも、時々は食い逃げ未遂があるんじゃないかと思われます。
だからといって、私が支払いを忘れて一旦店の外に出てしまったのは、
私の過失としか言いようがないのですが、何と申しましょうか、
とりあえず情状酌量を主張してみたいわけです。
ラーメン屋さんは食券で前払いするのが好きです。
食べた後で財布を忘れて来たことに気付き、というリスクもないですし。(←それも経験済みらしい)