2005年6月29日


結婚を前提に付き合って下さい 


ドラマなどで「結婚を前提に付き合って下さい」などというセリフを聞くことがあります。 ・・・よね? 最近はテレビ・ドラマなどほとんど見ないので、よくわからんのですが、 「結婚を前提に付き合って下さい」が絶滅したとも思えないので、老若男女を問わず、 このセリフはお馴染みだと思われます。

「結婚を前提に付き合って下さい」ということは、まだ付き合ってないわけです。 それなのにいきなり「結婚を前提に」ってのは、なんぼなんでも性急に過ぎませんかねぇ?  付き合いが順調に進んだら、ゆくゆくは結婚も視野に入れて、なんていう意味なら分かります。 はなから結婚しないと決めてる付き合いではなく、結婚を考えてもいい程度にマジメなお付き合い、 というのでも分かります。

でも、それを「結婚を前提に」って表現するのは、ちょいとオーバー・コミットというか、 言い過ぎっていうか、時代錯誤っていうか、勘違い野郎っていうか、ドン引きっていうか、 「彼女いない暦=年齢」っていうか、素人童貞っていうか、何もそこまで言わんでも、 っていうかです。

「結婚を前提に」なんていう問題山積の言葉を使うよりも、いっそのこと 「セックスを前提に付き合って下さい」とでも言えばよろしいかと。

男が結婚を前提になどと言い出すってことは、本当に結婚したいというよりも、 結婚を意識していることで、自分の誠実さや本気度をアピールし、 それによって相手の女性の心を掴んで、結局はセックスしたいからです。 結婚で誠実さをアピールする作戦の良否はともかく、「結婚を前提に」 の本質は結婚を指向することそのものではなく、「結婚を前提に」するほどに誠実なんだよ、 というアピールであり、それはセックスにつながるアピールなのです。

だから、自分の考えに忠実に「セックスを前提に付き合って下さい」の方が潔いと思うわけです。

ついでに言うなら、最近の若年層では、付き合うこととセックスする関係ということの一致度が、 随分と低いようなので、「付き合って下さい」だけではセックス関係を前提にしていない、 と受け取られるかもしれません。そういう誤解のないように、「セックスを前提に付き合って下さい」 でもあります。

お見合いなんかでは、その後のお付き合いは、デフォルトで「結婚を前提としたお付き合い」 になるわけですから、いちいち「結婚を前提に付き合って下さい」と言うのもおかしな話です。 そこで「セックスを前提に付き合って下さい」と表明するも良いでしょう。 結婚相手として適当かどうかの判断において、それなりに重要であろうと思われるセックスについて、 お付き合いの中で理解を深めましょう、というような意味です。建設的な考え方です。

ただし、「セックスを前提に付き合って下さい」と言うのは、本人に直接言った方が良いと思います。 「じゃあ後は若い人だけで・・・」と発言した人を通すとややこしくなります。

「本人に直接言ってもややこしくなるよ」と思われた方、現実には確かにその通りでしょう。 「セックス」なんていう言葉を使った時点でややこしくなるのですよね。

お見合いの席で、「映画鑑賞はお好きですか?」「はい、大好きです」 なら何ともない普通の会話ですが、「セックスはお好きですか?」「はい、大好きです」だと、 トンデモ会話だと思われてしまうわけですよ。

セックスを不当に差別しちゃいけません。時と場所を選ばすにあけっぴろげで下品な会話をしろ、 って話ではなくて、話題として過剰にタブー視したり、本音を隠しすぎたりするのは良くないなあ、 と思うわけです。




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