ドラマなどで「結婚を前提に付き合って下さい」などというセリフを聞くことがあります。
・・・よね? 最近はテレビ・ドラマなどほとんど見ないので、よくわからんのですが、
「結婚を前提に付き合って下さい」が絶滅したとも思えないので、老若男女を問わず、
このセリフはお馴染みだと思われます。
「結婚を前提に付き合って下さい」ということは、まだ付き合ってないわけです。
それなのにいきなり「結婚を前提に」ってのは、なんぼなんでも性急に過ぎませんかねぇ?
付き合いが順調に進んだら、ゆくゆくは結婚も視野に入れて、なんていう意味なら分かります。
はなから結婚しないと決めてる付き合いではなく、結婚を考えてもいい程度にマジメなお付き合い、
というのでも分かります。
でも、それを「結婚を前提に」って表現するのは、ちょいとオーバー・コミットというか、
言い過ぎっていうか、時代錯誤っていうか、勘違い野郎っていうか、ドン引きっていうか、
「彼女いない暦=年齢」っていうか、素人童貞っていうか、何もそこまで言わんでも、
っていうかです。
「結婚を前提に」なんていう問題山積の言葉を使うよりも、いっそのこと
「セックスを前提に付き合って下さい」とでも言えばよろしいかと。
男が結婚を前提になどと言い出すってことは、本当に結婚したいというよりも、
結婚を意識していることで、自分の誠実さや本気度をアピールし、
それによって相手の女性の心を掴んで、結局はセックスしたいからです。
結婚で誠実さをアピールする作戦の良否はともかく、「結婚を前提に」
の本質は結婚を指向することそのものではなく、「結婚を前提に」するほどに誠実なんだよ、
というアピールであり、それはセックスにつながるアピールなのです。
だから、自分の考えに忠実に「セックスを前提に付き合って下さい」の方が潔いと思うわけです。
ついでに言うなら、最近の若年層では、付き合うこととセックスする関係ということの一致度が、
随分と低いようなので、「付き合って下さい」だけではセックス関係を前提にしていない、
と受け取られるかもしれません。そういう誤解のないように、「セックスを前提に付き合って下さい」
でもあります。
お見合いなんかでは、その後のお付き合いは、デフォルトで「結婚を前提としたお付き合い」
になるわけですから、いちいち「結婚を前提に付き合って下さい」と言うのもおかしな話です。
そこで「セックスを前提に付き合って下さい」と表明するも良いでしょう。
結婚相手として適当かどうかの判断において、それなりに重要であろうと思われるセックスについて、
お付き合いの中で理解を深めましょう、というような意味です。建設的な考え方です。
ただし、「セックスを前提に付き合って下さい」と言うのは、本人に直接言った方が良いと思います。
「じゃあ後は若い人だけで・・・」と発言した人を通すとややこしくなります。
「本人に直接言ってもややこしくなるよ」と思われた方、現実には確かにその通りでしょう。
「セックス」なんていう言葉を使った時点でややこしくなるのですよね。
お見合いの席で、「映画鑑賞はお好きですか?」「はい、大好きです」
なら何ともない普通の会話ですが、「セックスはお好きですか?」「はい、大好きです」だと、
トンデモ会話だと思われてしまうわけですよ。
セックスを不当に差別しちゃいけません。時と場所を選ばすにあけっぴろげで下品な会話をしろ、
って話ではなくて、話題として過剰にタブー視したり、本音を隠しすぎたりするのは良くないなあ、
と思うわけです。