2005年11月30日


(笑)を斬ってみる 


(笑)も顔文字も携帯メールの絵文字も、私の中ではほぼ同じ位置付けです。

自分ではほとんど使いません。まれに使うこともありますが、「それを使う自分」 をギャグにしているようなケースがほとんどですね。

私へのメールの中に、(笑)や顔文字や絵文字が使われていたからといって、 不快になることはありません。でも、あまりに頻度が高いと、使っていること自体は不快ではなくとも、 使うことの意義が分からなくなり、文章の意味も分からなくなり、そういう意味では不快になります。

Web などで読む文章に、(笑)や顔文字や絵文字が使われていたからといって、 不快になることはありません。でも、あまりに頻度が高いと、 文章をきちんと書く能力に欠けているのだな、という評価になります。

そもそも、(笑)も顔文字も携帯メールの絵文字も、文章の中のアクセントだったと思うのですよ。 そしてそれはそれとして、意義もあったのだと思います。ところが、どんどん多用されるようになり、 それに伴って、アクセントとしてのパワーが薄まって、薄まったことを補うために、 もっともっと多用し、なんていう悪循環に陥っているような気がします。

若い女性の携帯メールなんか、普通の文字の数と絵文字の数の比率が 2 : 1 なんてのは、 当たり前にありそうですね。1 : 1 が当たり前になる時代も遠くないかもしれません。 もう当たり前ですか?

ということで、何が「ということ」なのかわかりませんが、(笑)を斬ってみようかと。

「何でもかんでも(笑)をつけるな!」とか「(笑)を付けてたら、 何を言っても許されると思ってるのか?」とか「お前の笑顔なんて見たくねーよ」 とか、色々と言われている(笑)です。まあ、そういうご意見には頷けないわけでもありませんが、 私が言いたいのは、そんな喧嘩を売るようなことではありません。

(笑)って書いてますが、その時に本当に笑っているのは、1% もないんじゃないでしょうか?

何もゲラゲラと声を出して笑っていなくてもいいんですが、ニコでもニヤでも何でもいいですが、 とにもかくにも笑っているのでしたら、(笑)は正しいです。 (笑)の乱用について厳しい意見を持っている人でも、「本当に笑っているから(笑)と書いた」 ということには文句が付けられないでしょう。

それを書いた時にちっとも笑っていないくせに、(笑)を使うのは間違いです。だって、 笑ってないんですから。読み手を騙しています。誠実な文章ではありません。 「笑っているつもり」程度の意味なら、(笑つ)とでも書くと良いでしょう。 言うまでもありませんが、藁とかwwとかも同罪ですよ。

世の中に存在する(笑)系(藁とかwwとかをコミコミ)の全てに対して、 「お前、本当に笑いながらこれ書いたんだろうな?!」とツッコミをいれたら、 おそらく 99% の人は「すっ、すっ、すみませんでしたーーー」となるはずなのです。

ということで、私が唱える法則。「(笑)の 99% は笑わずに書かれたものである」

みなさま、今後(笑)を見た時には、心の中で「本当に笑ってるのか?」 とツッコミを入れてやってください。

異論反論、ご自由にどうぞ。「ニュアンスを伝えるためなんですから、笑ってなくても、 (笑)を使ってもいいと思います」系の反論禁止。




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