2006年2月16日


エロ本を捨てられない理由 


男が隠し持っているエロ本を女性が発見する、という事態は、男にとっては歓迎出来ないことですが、 かなり頻繁に起こっていることと思われます。エロ本に限らず、エロビデオもエロ DVD も含めて、 の話ですけど。

面倒なので、エロビデオもエロDVDもひっくるめて「エロ本」と言うことにしますが、 女性が発見するエロ本の所有者は、その女性から見て、息子であったり、旦那であったり、 カレシであったり、兄弟であったり、父親であったり、様々でしょう。

エロ本を発見したからと言って、いちいち男を問い質すかどうかは別問題です。 勝手に捨ててしまうという鬼のような行動に出る女性もいれば、不問に付す聖母のような女性もいれば、 いざという時のために記憶にしまいこんでおくという最悪な女性もいます。

それはどうでもいいのですが、女性はしばしば、 そのエロ本が相当長期間に渡って保管されているものであることに気付きます。 何年か前にチェックした時と同じ本がまだあるとか、こないだ「これ、もう捨てなさいよ」 「うん分かった」なんていう会話をしたのに捨ててないとか。

そうすると、女性はこんな風に考えます。「ずっと捨てないで持っているってことは、 きっとこれが相当なお気に入りなんだわ。あの人、何も言わないけど、こういうのが趣味なんだ・・・」

そう考えるのも無理はありません。ずっと持っている → 捨てられない → お気に入り → そういう趣味、と連鎖していくのは分かります。 そういう趣味ってのがどういう趣味なのかには関係なく、 このロジックは妥当であるかに見えます。

でも、あえて言いましょう。この連鎖ロジックは間違いです。正確に言うと、 「お気に入り → そういう趣味」が結果的に当たっていることもないとは言いませんけど、 連鎖ロジックとしてはハズレです。それをこれから論証してみたいと思います。

知念一平君(18歳:仮名)は両親と同居しています。もちろん彼はエロ本を隠しています。例えば、 机の一番下の引き出しのさらに下とかに。ある日の夜のこと、 知念一平君はそこにエロ本があることを思い出し、チェックしてみます。そして、「うーん、 これはもう古いし飽きたし、この隠し場所も手狭になってきたから、捨てたほうがいいな」 などと思います。もしかしたら、「こないだオフクロに見つかったし・・・」もあるかもしれません。

知念一平君はあるエロ本(全てか一部かは問いません)を捨てる決意をします。 彼がどこにどのようにエロ本を捨てるつもりなのかはさておき、 捨てる決意をした時、その場ですぐに「捨てる」という行為を実行できるでしょうか?  その場の手近な屑篭に放り込むわけにはいきません。 自宅外のどこかに、自分で捨てに行かなければなりません。

それを今すぐ実行するのは、もちろん不可能ではありませんが、あまり現実的でもありません。 多くの場合、「明日、見付からないように縛ろう」とか「じゃあ、今度の資源ゴミの日に早起きして」 とかになって、その場では「捨てる」という行為は保留となります。

そうすると知念一平君はエロ本をどうするでしょうか? 普通のゴミなら、すぐに出せるようにして、 玄関などに置いて、出すのを忘れないように出来ますが、相手はエロ本です。 机の上に出しとくことも憚られます。つまり、捨てるつもりのエロ本は、 隠し場所であるところの、机の一番下の引き出しのさらに下に逆戻りするのです。

翌朝・・・・

言うまでもなく、知念一平君はエロ本を捨てることなど忘れ去っています。あるいは、 忘れてはいないまでも、寝坊したため、それどころじゃありません。そして、 その日の夕方には忘れ去っています。

細部の事情は異なるとしても、男がエロ本を捨てられないのは、こういう事情によるものです。 お気に入りだから捨てないのではなく、全てのエロ本が捨てられないのです。 いささか哲学的な物言いを許していただけるのであれば、エロ本はエロ本であるがゆえ、 そして彼はエロ本を隠し持っているかゆえ、仮に捨てる意思があっても捨てられないのです。

長期間保存されているからといって、それをお気に入りと判断するのは間違いです。 捨てたくないから捨ててないと思うのも間違いです。捨てるつもりでも、 エロ本は必然的に安住の地に戻って来てしまうのです。

女性の皆様、捨てられないエロ本を発見したら、余計な推測をすることなく、 暖かい目で見守ってあげて下さいませ。




メッセージ送信フォームです。
ご意見、ご感想などをお待ちしております。
お名前

メールアドレス

メッセージ




日記才人の投票ボタン      
日記才人空メッセージ  
日記才人メッセンジャー
投票、メッセンジャーの利用、マイ日記才人登録には
日記才人のユーザ登録が必要です。
まだ登録されていない方は、
こちらでどうぞ。

ファンレター、ラブレターは fwjd1945@mb.infoweb.ne.jp までお願いします。

INDEX   

Copyright(C)1998 - 2005 A.Takagi All Rights Reserved.
Design=NANA