男女を問わず一般に、マグロというのは嫌われると思われます。
ここで言うマグロとは、大間で獲れる本マグロ、といった意味のマグロではなく、
遠洋漁業で獲れるマグロを冷凍した奴、という意味でもなく、でも、
確実に後者からの連想で言われ始めた言葉だろうと思われます。
要するにセックスの時の反応に乏しい人々のことです。
私はもちろんマグロ女性は好きじゃありませんし、
自分はマグロどころかピチピチはねてるタイだと思ってます。
閑話休題。
さて、セックスの時のマグロ以外にも、世の中にはマグロが実在しています。
聞きマグロがその一例です。聞きマグロの彼または彼女は、何の話を聞いても無反応、無感動です。
仕事の話であろうと、大笑いするような話であろうと、エロ話であろうと、
聞きマグロはその話に対する反応を表しません。
話を聞いていないわけじゃないようです。本当に何も感じていないわけでもなさそうです。
でも、感じたことを言葉や表情や行動で表すことが出来ないようです。
何人かの中に聞きマグロがひとりだけ混ざっているのなら、別どうということもありません。
でも、聞きマグロとのツーショットは、なかなかに辛いものがあります。
初めてデートした相手が聞きマグロだと、「今日はお持ち帰り無しだな」と思わざるをえません。
聞きマグロの逆が話しマグロです。話しマグロとは、自分がマグロなのではなく、
話を聞いた人がマグロにならざるを得ないような、そういう話をする人のことです。
「今日もいい天気ですね」とか。何かしらの大規模災害について「大変だねぇ」とか。
もちろん、だれだってその種のことは言いますが、それはちょっとした挨拶代わりとか、
話の枕だったりするわけで、本来の話題は別にあるか、もっと深いとこにあるのが普通でしょう。
つまり、話しマグロとは、聞き手が「はあ」とか「そうですね」とか「ええ」とか、
そういった反応だけしか出来ないような、そういう話ばかりをする人です。分かりますか?
話しマグロ、いますよね? いつもいつも、「何でそんなに当たり前の話しかしないんだろ?」
って人。まあ、真面目なんでしょうけど、面白みはないです。面白みがないどころか、
そういう人との会話は苦痛ですから、段々と会話を避けるようになっていきます。
話しマグロの変形で、書きマグロもいます。ブログとか Web 日記とかであれこれ書いていますが、
何を読んでも「何でそんなに当たり前の事しか書かないんだろ?」としか思えないような人です。
読んだ感想は、「はあ」とか「それで?」とか「続きは?」とか、そんな感じです。
正面切って反論するようなことじゃありません。それなりに正論ではあっても、
「本日は晴天なり」と比べて、何かしらの価値があるかというと特に何もない、というパターンです。
書きマグロが自分のサイトで書いているうちはまだ良いのです。
掲示板やブログのコメントに、書きマグロが出没すると、ちょっとやっかいなことになります。
書きマグロの投稿に悪意はありませんし、荒らしでもありません。彼または彼女は、
シンプルに自分の見解を述べているだけなんですが、それを読んだほとんどの人の反応は「はあ」です。
話しマグロや書きマグロの方々に、その事実を分からせてあげるには、どうしたらいいんでしょうか?