2006年5月11日


ネクタイ結び 


おそらく多くの会社員男性がそうであるように、自分の会社員としての歴史は、 スーツとネクタイを日常的に着用している歴史でもあります。 私の場合、会社員としての歴史が長いので、スーツ、ネクタイ着用の歴史も長い、 ということになります。

ところが、私が格段に不器用だからか、誰でもそうなのか、ネクタイを結ぶ時、 百発百中で適正に結べるとは限らないのです。さすがに、結ぶ手順を間違える訳ではありません。 結びあがりの長さがちょうど良くならないことがあるのです。

これにはネクタイの個体差が関係しています。ネクタイの長さ、幅、生地の厚さ、 それぞれが、「どう結ぶと最適な長さになるか」に影響を持っています。 そして、それらはかなり大きなバラツキがあります。したがって、 ネクタイ結びのベテランであっても、百発百中で適正に結べるとは限らない、 ということになるんじゃないかと。決して私だけが極端にブッキーなわけではないと思います。

ということで、時々、結びあがりが短くなったり長くなったりします。どちらかというと、 短い方がかっこ悪いです。ヘソが隠れるか隠れないか位の長さだと、 そのまま外には出たくないですね。かっこ悪い理由は単に長さだけの問題ではなく、 短いってことは、ネクタイの太い部分を使って結び目を作っている、ということでして、 結び目が巨大になってるんですよね。

ネクタイの先端はヘソ上、結び目は巨大・・・・

イヤです。

長さが不適切になった時は、もちろん結びなおしです。朝、遅れそうになって急いでいる時ほど、 結びなおしになる確率が高いのは言うまでもありません。 仏頂面でネクタイを結びなおしている紳士は、毎朝、日本中では何万人もに上ることでしょう。

私などは、結びなおしをあきらめて、 ネクタイをスーツのポケットに突っ込んで家を出ることもあります。さすがに、そのまま会社まで、 というのもあまりかっこよくないので、駅まで歩きながら結びます。 鏡で結び目をチェックできませんが、やむを得ません。

多くの婦女子のみなさまにとっては、ネクタイ結びは未知の領域でしょう。 旦那さんが結んでいるのを毎日見ている方でも、 ネクタイ結びに隠された物語を知る人は少ないと思われます。




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