20 代中頃の女性、響子(仮名)ちゃんから聞かされた話です。
彼女、出会いがないんだそうです。でもって先日、
彼女の友達がセットした合コンに出てきたんだそうです。
「合コンって、カレシ候補としてまともな男の割合は高くないと思うよ」と私が言うと、
「そういうものなの?」と響子(仮名)ちゃん。そういう認識はなかったそうなのですが、
実際にその合コンの男はハズレだったそうです。
一次会の終わりに全員から会費を集め、男達が会計をしている時、
何百何十円足りないのなんのと、男同士であーでもない、こーでもないと言い合っていたそうで。
「たかが数百円で何を言ってるんだろう?」と幻滅したそうです。
合コンというのはノリが大切です。一次会から二次会に移る時など、
「あたしカエル」とか何とかケロケロっと言い出す女子がいないように、
男は細心の注意とチームワークと素早さで臨まなければならないのです。
百円単位で計算が合わないことなど、どうでもいいのです。
ということで、響子(仮名)ちゃんがハズレと思ったのに異論はございません。
全くもってハズレに違いありません。
で、響子(仮名)ちゃん、「あたしカエル」となったかと言うと、そんなこともなく、
二次会にも行ったそうです。で、男の一人に携帯の電話番号を教えたんだそうです。
さて、今日の話はここからが本筋です。
響子(仮名)ちゃん曰く、「携帯番号教えたらさあ、それから毎日電話かかってくるんだよ。
特に用もないのに」だそうで。
そんなの当たり前です。それがイヤなら番号を教えなければよいだけのこと。特に用はないっていうか、
デートに誘いたいんだろうけど誘えないんでしょう。数百円の男ですからね。
デートに誘えない男は情けないけど、携帯番号を教えてもらったんだから、電話するのは当然。
一日十回もかけるのは異常ですが、毎日一回なら、別にどうこう言うことじゃありません。
響子(仮名)ちゃんは続けます。「で、うざいから、着信拒否にしちゃった」
この一言で、私の説教スイッチがオンになってしまいました。
「彼には、『もう電話しないでくれ』とか『付き合うつもりはない』とか、
そういう意味のことは伝えたの?」
「ううん、何も言ってない」
「着信拒否の前にそういうことを言うのが先だろ? それでも毎日しつこく電話があるなら、
着信拒否でもかわまないけどさ」
「うーん、そうねえ」
「彼に携帯の電話番号を教えたってことは、『電話してもいいですよ』ってことだよな? で、
彼はその範囲のことしかしてないわけだよ。一日一回ならおかしな話じゃないわな。
彼の話がつまんなかったとしても、それはそれ、『電話してもいいですよ』状態には変わらないわけだ。
で、自分の気持ちを伝えもせずに、いきなり着信拒否はないだろ?」
というように説教臭いことを言ったわけですが、まあ、それは私の本音ですね。こういう女、
たまにいるんですけど、私は拒絶反応ですね。彼と付き合う気がなくても、
彼が好みのタイプじゃなくとも、人間対人間の最低限に誠実なコミュニケーション位しろよ、
と思うわけです。まともに口説いてきている男を断る時に、まともなコミュニケーションをせずに、
不必要に人間関係をズタズタにしてしまう女です。中には、「まともに断ったら傷つくでしょ?」
などと本気で言うタワケモノもいますね。
響子(仮名)ちゃんは私の話を神妙な顔で聞いていましたが、おそらく、
自分が悪いことをした実感は極めて薄いことでしょう。「電話がうざい→着信拒否」
というロジックは、彼女の感性としては正しいことなんでしょうから。残念ながら、
一生このままの可能性が高いと思われます。
響子(仮名)ちゃんはかなりの美人なのですが、この話を聞いた後は、美人度大幅ダウンです。
あり得ないことですが、仮に彼女が「抱いて」と言ってきても、きっぱり辞退することと思われます。