1998年6月26日

電話


水商売ネタはさらに続く。

と言っても、今回は純粋な(?)水商売ネタではないのですが・・・

当たり前と言えば当たり前ですが、仕事中に会社に電話が掛かってくることがあります。 いや、水商売のおねえさんから、

「高樹さん、最近冷たいじゃないの。今日お暇なら同伴してよ」

なんてのじゃなくて、仕事関係の電話のことです。

普通はこんな風な会話になりますよね。

「もしもし、私、XXX の○○と申します。いつもお世話になっております。 恐れ入りますが、高樹さんいらっしゃいますでしょうか?」

「はい、少々お待ち下さい」

で、電話にでた人が、私に電話を回してくれる。

日常的にどこでも見られる光景です。でも、この会話が日常的でなくなる こともあるのです。

先日のことです。私の机の電話が鳴りました。

「はい高樹です」

「A の○○さんからお電話です。ぶふっ!」

私の部署の代表番号宛てにかかってきた電話を受けた人(女性)が、その電話を 回してくれたのですが、最後に「ぶふっ!」と吹き出しています。私にはその 理由がすぐに分かりました。

A というのは私が仕事上でお付き合いさせて頂いている、とある会社なのですが、 その名称が、なんといいましょうか、キャバクラ、ランパブ、ヘルス、イメクラ などの店名と間違えられそうな名前なんですよ。確かに、そういう名前のキャバクラ があっても不思議じゃないです。

もちろん、その会社はそういう系統の商売をしている訳ではありませんが、 電話を下さった○○さんというのが女性で、それもちょっと甘ったるい声で 話すものですから、電話を取り次いだ人は完璧に誤解してしまうのです。

誤解されるのは私の普段の生活に問題がある、と言われると、返す言葉もない のですが、とにかく誤解は誤解です。誤解は解いておかなければなりません。

その女性との電話が終ると、私は速攻で電話を取り次いでくれた人のところに 行って、

「A というのは飲み屋じゃないからね。これこれこういう仕事をしている会社で、 今日はこれこれの用件で電話してきたんだよ。そこんとこ誤解なきよう」

などと言い訳(ん、変?)しなければなりません。

私の言い訳を素直に信じる、性格の良い女性ばかりなら問題ないのですが、

「ふーん、そうなの。ま、そういうことにしといたげるわ。がんばってね」

などと言う、性格のねじまがった女性も実在するのです。そうなると、私も 必死になって説得を試み、そのあげくに、

「本当だって。だいたいね、飲み屋のおねえさんには、携帯か俺に直通の電話番号に 電話するように言ってあるから、代表番号にはかかってこないよ」

と墓穴を掘ってしまったりもするのでした。

で、そういうときに限って、冷ややかな目で私を見つめている女性の前で、 私の携帯が鳴り、しどろもどろの会話を聞かれてしまって、さらにドツボに はまったりするわけです。(はい、この段落はもちろんフィクションです)

A の○○さんにこの話をすると、

「ハハハ、よく言われる。ハハハ・・・ この際だから、いっそのこと同伴 しましょうか?」

だと。どこに同伴するのかはっきりさせて頂きたいものである。






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