| 社章は何のため? |
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社章というのがありますよね、スーツの上着の襟のところに付けるやつです。 あれは何のために付けるのでしょうか? 私自身はあれを付けたことはありません。前の会社では社章があり、 「付けるように」などど言われていましたが、無視してましたし、 今の会社には社章はありません。 サラリーマンの日常を分類すると、以下の 4 パターンになると思います。
1. プライベートな時間さて、1. 2. において、社章を付ける必要はないはずですね。勤務時間では ないのですから、○○株式会社の社員であることを示す必要などあるわけ ありません。 3. の場合は、周りが全て○○株式会社の社員ですから、そんな中で社章の 意味があるとも思えません。セキュリティのために ID カードのような ものは必要ですが、社内では社章なんて何の役にも立たないですね。 4. は、お客様とか関連会社の人達と打ち合せをしたり、自社の製品を売り込んだり、 という場面だと思いますが、そういう時で初めて会う人とは名刺交換をしますよね、 日本の普通のビジネス習慣として。従って、その人に対しては○○株式会社の×× であることを知らしめているわけですから、その上、社章で○○株式会社を示しても、 何も意味はなさそうに思います。 4. に分類されるパターンで特別な状況として、パーティや懇親会などで、 不特定多数が集まる場合があります。そういう席では全員と名刺交換する わけにもいきませんから、自分がどこのどいつかということを示す必要は あるでしょう。でも、そういう時には、主催者側で名札を用意するか、 プラスチックのケースに名刺を入れて胸に付けるように言われるか、どちらか ですので、やはり社章が必要とは思えません。 さぁて、そうすると何のために社章は存在するのでしょうか? 会社側から見れば、社員に社章を付けさせると、普通は通勤時間でも付けて ますから、会社のロゴ(=社章)を出来るだけ一般市民の目に触れさせて、 宣伝効果を狙う、ということも考えられます。 その効果の程は良く分かりませんが、少なくとも、誰でも知っているような 有名企業ならともかく、社章を見ても何の会社で何をしているか分からないような 会社では、さしたる効果がないでしょう。 それどころか、くたびれたオヤジが、酒臭い息を撒き散らして、ガーガーとイビキを かいて寝ていて、ときどき鼻クソをほじったり、鼻毛を抜いたりしている、その胸に ○○株式会社の社章が付いていたら、宣伝というよりも企業のイメージダウンになって しまうと思いませんか? さわやかでかっこ良くていかにも仕事が出来そう、という風に見える人よりも、 さえないオヤジのほうが社章着用率は高いですよね。年齢的には部長クラス以上 と思われる人々です。 もうひとつは、「社章を着用することにより、常に我が○○株式会社の一員たる 自覚を持ち・・・」なんていう、私の大嫌いな精神主義も考えられます。 そう考えている人もいないことはないでしょうが、それはあくまでも付けさせる側の 論理で、付ける側でそう思っている人はさすがに少ないでしょう。 ここまで考えてくると、社章を付ける理由はひとつしか思いあたりません。それは 本人が、「俺は○○株式会社の社員なんだぞ、それも部長だぞ、どーだ偉いだろ」 などと主張したいからですね。 それ以外、考えられないでしょ? そうじゃないとしたら、単に「会社から 付けろと言われているから」という、さらに情けない理由になってしまいますよ。 もしかしたら社章は、家庭では存在価値を認められていないオヤジたちの、 ささやかな自己主張、自己満足なのかもしれませんね。社章着用のオヤジの皆さん、 ここを読んでいるとも思えないけど、意地悪なこと言っていじめてごめんなさいね。
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