| ピースに命賭け |
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なんつーか、思ったとおり 壷にハマッテ頂いたようで、ありがとうございます。因みに、 「魔神風車落とし」ではなく「魔神風車固め(マシンふうしゃがため)」 でございます。(←恩を仇で返しとるなぁ・・・) なんていう書き出しにすると、プロレス・ネタにしか行きようがないですねぇ。 私も嫌いじゃないんで、書くことはいくらでもあるんですが、世間一般に ウケるかというとこれまた難しい問題でして・・・ ブリザード・スープレックスとエクスプロイダーと裏投げの違いを解説した ところで、ほとんどの人は「????」となるだけですからね。 だからといって、和田京平レフリーの膝は何故伸びているのか、なんて さらにマニアックだし・・・ ストロング・マシン 2 号の正体は○○山(力道山じゃないですよ、もちろん。 一字違いだけど)だった、なんてことばらしちゃいけないし・・・ ああ、濃すぎるぅ・・・・ つうことで、広い意味ではプロレスに分類してもよかろうと思うのですが、 リングスのことでも書きましょう。
もう何年か前のことですが、私はリングスの横浜アリーナ大会を見に行きました。 WOWOW の視聴者特典で早くにいい席をゲットしてあったのですが、会場について びっくり。なんと放送席の真後ろだったのです。 当時、前田日明(←何故一発で変換されるんだ? > 日明)は膝の怪我で欠場中でして、 テレビ放送のゲスト解説をつとめることが多く、「これは前田を目の前で見れる!」 と喜んだものです。 ほんとに目の前でした。私の顔の前には前田さんの大きな背中がドーン。解説付きで 観戦できるかとも思ったのですが、残念ながらよく聞き取れませんでした。 それにしても前田さんはデカイ。ただでさえデカイのに、彼は膝を思いっ切り広げて 座るんですね。電車では彼のとなりには座りたくないものです。 さて、試合は滞りなく進み、最後の試合ではヴォルク・ハンがディック・フライに 逆転勝ちして、幸せな気分でした。すぐに席を立ってもいいのですが、出口は 混んでいるし、放送席ではまだ何か話しているし、もう少し座っていることに しました。 やはりここにもいました。アホが。放送席の後ろで、カメラに向って手を 振ったり、ピースしたりする奴です。たまたま映る位置に座っていて、ちょっと 手を振る程度なら許そう。しかし、わざわざ遠征してきて、人が座っている前に 乗り出してきて、人の顔の前でピースをヒラヒラさせるのは許せん! おお、 後ろからも手を伸ばして来る奴もいるではないか。 試合が終った直後ですから、ヤクザ映画やロッキーを見終って映画館から 出て来たおにいちゃんよりも、私の気分は「ヒーロー」になっています。 目の前の腕をとって、ダブルリスト・アームロックにでも固めてしまおう かとも思いましたが、相手の技が上回っていることも考えられますので、 自重が必要です。 自重するということは我慢することです。段々とストレスがたまります。 それが限界に近づいたとき、スタッフのおにいちゃん(多分バイトの学生) が数人現れて、「はいはい、どいてください」とばかりに、バリケードを 築きました。 ところが、というかやっぱりというか、それでもくじけない奴もいるのです。 私を後ろから押し退けるようにして、さらにスタッフのおにいちゃん達の 体の間から、ピースだけをのぞかせるんですね。この情熱は何なんだ? 私がこのまま勢いよく立ち上がったら、後ろから手を伸ばしている奴に 頭突きをかませそうなので、やっちまうか、と思った瞬間。 前田さんがすっとこちらを振り返り、「おめーら、何やってんだよ!」というような 目でひと睨み。 コワイよう、前田さんのゴンタ顔はシャレにならんぜよ。 はい。皆さん、一瞬のうちに引きました。見事なもんです。前田さんはきっと、 「なんだか後ろが騒がしいな」くらいにしか思っていなかったのでしょうが、 それでも凄い迫力でした。 しかーし、それでも、前田さんが前を向くと、またしてもピース攻撃。こいつら、 ピースに命賭けてます。前田さんを怒らせると大変なことになるんだぞ。 リングス見に来ているんだから、そのくらい知ってるだろ? いや、まあ、ピースごときで前田さんが怒るかどうかというのは別問題ですが・・・ それはともかく、もうやってられません。私は我慢するのをやめて、席を立ちました。 幸か不幸か頭突きにはなりませんでした。ピースの主がよわっちそうな奴なら、 前田さんばりにひと睨みしようと思ったのですが、強そうな奴だったので中止。 とっとと帰りました。 さて、翌日はテレビ放送です。もちろん、しっかり見ました。私が映っているか どうか。 試合前の放送席の光景。当たり前田のクラッカー(一応、お約束なんで・・・) のように、私も映ってました。ははは、有名人、有名人(←違うと思うぞ)。 そして試合後の放送席。映っているのはスタッフのおにいちゃん達の背中と、 その背中の間からニョキっと出ているピースだけ。 こらぁ! おめーらのせいで映らなかったじゃねーか! ったくもう。 その翌日、会社に行った私は、早々に「テレビ見ましたよ」と話しかけられて、 決して悪い気はしなかったのでしたが、それでもやっぱりピースする奴は 嫌いなのです。
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