1999年2月2日

セックスの意味を知った頃


最初に性交の意味を知ったのは、小学校の高学年の頃だったと思います。いや、 性交の意味というよりは、赤ちゃんの作り方、と言った方が良いかも。

それ以前でも、スケベな私は、ゴミ捨て場にある成人向けのグラビア雑誌などを 拾ってきては、物置に蓄積して同級生のオトコどもを集めて閲覧させていたりも しましたが、性交という言葉もその意味も知らなかったのであります。

もちろん、女性の肉体に対する興味はありましたし、女性の肉体に対して 「何かしたい!」というモヤモヤした気持ちはあったのですが、その具体的な 方法には思い至らなかったのであります。

テレビなどでキスの場面は目にしていましたし、いわゆるベッド・シーンも 見たことがありましたので、キスは当然知っていましたし、裸で抱き合うことの いかがわしい魅惑も感じておりました。

具体的な知識に踏みいる最初のきっかけは、家にあった家庭医学の本です。

その本は、赤ちゃんがどこから生まれて来るのか、の答えを与えてくれました。 つまり、女性性器周辺の断面図があったのです。子宮という言葉とその漠然とした 意味を知っていた私は、その図を見て、「そうか、赤ちゃんは子宮から膣を 通って出てくるんだ。それにしてもこんなに狭そうなところから、本当に 出てくるのだろうか」などと思ったのでした。

ただし、「膣」という漢字の読み方を知るのは、その数年後になります。

さて、その図によると、子宮には卵巣が繋がっています。赤ちゃんは卵子と精子で 云々という程度の知識(卵子と精子の正確な意味は知らない)があった私は、 「ここから卵子が出てくるなら、精子はどうなるんだ・・・?」と考えるわけです。

一方で、ヌード写真などを見たり、エッチなことを考えると、おちんちんが大きく なることを経験的に知っていましたので、射精については知らなくても、なんとなく、 おちんちんを「膣」というところに入れるのでは、という風に考えました。

その時点では、確信めいたものは何もないのですが、その後、週刊誌の小説(エロ 小説とは言えないが、そこそこエロな程度)を読むと、どうやら、おちんちんを膣に 入れるのは間違いないらしい、と思うようになります。

すると不思議なもので、目にする色々なエロネタが全て、その行為の正しさを 裏付けしているように思え、あっという間に、それは確信に変っていったのでした。

しかし、その時はまだ、セックスの具体的なイメージはありません。分かりやすく 言うと、挿入はイメージしていたのですが、動かすというイメージはありません でした。

それから、そっち方面に詳しそうな友人(同世代)との、お互いの知識を探り合い かつ確認しあうような会話で、だんだんとイメージが膨らんでいったのでした。 もちろん、エロ小説なども目にするようになり、その影響も大きかったですね。

というように徐々にセックスの具体的なイメージが出来て来たのですが、それと ともに第二次性徴というやつで、スケベ心も本格的に育ってきたのでした。

ところが、もちろん童貞であった当時の感覚としては、ちんちんを女性のあそこに 入れるという行為で、このどうしようもないほどの性欲が満足させられるとは とても思えませんでした。

体の一部で触れ合うということよりも、もっと完全な形での融合とか所有とか 征服とか一体化とか、そういったモノでないと満足は得られないと感じていたのでした。具体的に何をどうする、というのはないのですが、とにかく、挿入ごときでは不満足に 違いない、と感じていたわけです。

その感覚は、結局、実際にセックスを経験するまでは、多少なりとも残っていた ように思います。

ま、知ってみればそれはそれは良いことでありまして、単なる挿入行為では なくて、あれもこれもあんなこともこんなこともありなわけでして、いや、 単なる形式的な問題ではなくて、ココロ的な一体感もあったり、もちろん 気持ちよかったりで、当初の想像を大幅に上回る良さがあったのでした。 もちろん、満足でしたよ。

そういう意味では、単に体の一部と一部で触れ合うということ自体では満足は 得られない、という感覚は当っていたわけです。今でも、「セックス=挿入行為」 という狭い概念で考えるのはもったいない、と思うわけですが、その考えの 萌芽は既に中学生位からあったわけです。

こうして考えてみると、自分のことながら、オマセだったなあと思います。






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