1999年2月20日

女子高生のお化粧


先日電車に乗っていると、私が座っている前にひとりの女子高生が座りました。

彼女はバッグから手帳ほどの大きさのモノを取り出しました。表も裏もプリクラで 埋め尽くされています。

続いて彼女は PRADA のポーチを取り出すと膝の上に置き、手帳のように見えた モノを、パカッと開いて自分の顔の前にかざしました。つまり、それは手帳ではなく 鏡だったのでした。そして、PRADA のポーチは化粧品入れ。

彼女は電車の中でお化粧直しを始めたのでした。

「高校生のくせにお化粧なんて」とは思いませんよ。私は「高校生らしく」なんていう 考え方が好きになれませんから。

何が高校生らしいのか、ということをマジで考えると、疲れるし面白くもないので 省略。でも、「高校生らしく」ということを口にする人々の思う高校生らしさ、 ってのは大体において共通点がありますよね。

私はむしろ「らしくない」ことの方が好きですし、価値があると思ってます。

高校生本人が自分で自分の生き方を考えて、その結果がいわゆる「高校生らしさ」 であるならば、それはそれで結構なことです。でも、最初から「高校生らしく」 と考えるのは、それも人から与えられた基準でそう考えるのは、どうにも窮屈すぎる と思うのですよね。

「もっと自由になれよ!」と言いたくなりますね。もちろん、それによって、 自由とは好き勝手我儘放題ということではなく、責任がつきまとうものだということも、 知ることになるでしょうね。

因みに、「ミニスカ、ルーズソックス」は「高校生らしく」はないかもしれませんが、 個性も自由もないという観点では、同列だと思います。

とまあ、オカタイことを書きましたが、要するに「高校生のくせにお化粧なんて」 とは思いませんということでした。

しかしながら、お化粧が似合うかどうかは、全くの別問題です。

制服、ミニスカ、白のルーズソックスの組合わせに、その銀銀銀銀銀のメイクは なかろう? バイトで銀粉ショー(←こんなもんあるのか?)でもするんかいな。

その彼女ですが、はっきり言ってかなり美しい顔立ちです。スタイルも良さそう。 冬の生足ですが肌の艶も悪くない。

しかし、銀銀メイクによって、その美しさは 70% 減位にはなっているはず。もっと ナチュラルなメイクが良いと思うのは、オジサンの証拠かなぁ・・・

私がオジサンというのは事実だからそれはそれでいいけど、さらに本質的なことを 言ってしまえば、お化粧直しの前にやることがあると思うのですよ。

もちろん、電車の中でのお化粧直しは、あまりお上品なことではありませんよ。 しないほうがいいとは思いますが、まあ目をつぶりましょう。でも、決して 目をつぶれないことがあるのです。

だって、パンツ丸見えなんだから。


本気にしないように






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