最近、日記猿人の一行コメントや日記の中に「ガリレオ」という単語を目にする
ことがしばしばあります。
ガリレオというのは、おそらく 1564 年生まれの物理学者「ガリレオ・ガリレイ」
を指しているのでしょう。そうでなくても、ガリレオ・ガリレイからとった、例えば
望遠鏡等の名前であると思います。
ガリレオ・ガリレイといえば、ピサの斜塔での実験や、地動説にまつわる宗教裁判の
話が有名です。宗教裁判の話は、脚色されて伝わっているらしいですが。
その他、アインシュタインに先んじること約 300 年前に、既に相対性原理を
となえていたということでも、知られています。もちろん、ガリレオ・ガリレイの
相対性原理はアインシュタインのそれとは、同じではないですよ。「運動を相対的に
考える」という点では同じで、その視点は重要なことではあるのですが。
さて、私はここで物理学講座をするつもりではありません。したくても出来ないし、
そういうことは、日記猿人に適任者がいらっしゃいますからね。
今日の主旨は、ガリレオは何故ガリレオなのか、ということなのです。
つまり、「ガリレオ・ガリレイ」を呼ぶときに、何故、姓の「ガリレイ」ではなく
名の「ガリレオ」で呼ぶのか、ということです。フル・ネームの時はもちろん
「ガリレオ・ガリレイ」となるわけですが、普通は「ガリレオ」と呼びますよね。
私の知る限り、少なくとも日本の書籍では「ガリレオ」としているものが、
圧倒的に多いですね。皆さんも、「ガリレオ」という呼び方になれていること
でしょう。
私が初めて「ガリレイ」なる表記にお目にかかったのは、大学の教養課程で使った
力学の教科書での、「Galilei の相対性原理」という記述でした。
それ以前から、「何故ガリレオなの?」という疑問を持っていた私は、それを見て、
妙に安心した覚えがあります。
ガリレイ以外の物理学者は、私の知る限り、全て姓で呼ばれています。
アルベルト・アインシュタイン、アイザック・ニュートン、ヨハネス・ケプラー、
キュリー夫人(マリー・キュリー)、などなど・・・
というところで、ちょっと調べてみたら、パスカルって Pascal Blate なんですね。
彼もファースト・ネームが定着しているんだ。知らなかった・・・・
ま、いいや。とにかく、ガリレオにしろパスカルにしろ、何で彼らだけ、通称が
ファースト・ネームなのでしょう? 謎です。
すみません、謎解きはありません。いつものことですが、疑問です、で終りです。
誰か知ってますか? 知ってたら、メールでも
掲示板でもいいから、
教えて下さい。
ガリレオも謎なのですが、似たようなことで、もうひとつ疑問に思っていることが
あります。
文学評論などで、文学者の名前をファースト・ネームで呼ぶでしょ? あ、日本文学
の話をしていますよ。
漱石とか鴎外とか藤村とか花袋とか由起夫とか賢治とか・・・・
あれは何故なんでしょう?
日本では欧米に比べて、人をファースト・ネームで呼ぶ機会というのは、明らかに
少ないですよね。家族とか親しい間柄じゃないと、ファースト・ネームで呼ぶことは
ほとんどないでしょう。ファンがアイドルを呼ぶときもファースト・ネームですね。
それにもかかわらず、いい歳した大人が、お固い文学評論のような場で、むくつけき
おっさん文学者を、それも親しくも何ともないのに、ファースト・ネームで呼んで
いますよね。
私はあれ、すげー気持ち悪いんですけど・・・・
青臭いというか、モーホーっぽいというか、何というか・・・