2000年3月14日 世界中の全ての女は俺に惚れるべし


もう 10 年以上も前のことなのですが、職場の同僚曰く、

「俺の学生時代の仲間で、高樹と同じ生年月日の奴がいるんだけど、そいつと高樹は性格が同じ!」

こういうことを何回も聞かされていましたので、そりゃあ、その人に興味がわくという ものです。

生年月日が同じということは、星占いなど、生年月日で分類するような占いにおいては、 全く同じ結果が出るはずでして、その観点からは「性格が同じ!」ことも頷けることではあります。

あらゆる種類の占いを、針の先ほども信じていない私ですが、占いを持ち出すことで 話が面白くなるなら、それはそれで良いのです。

さてさて、私と生年月日が同じ人(♂)をAさんとしておきましょう。とうとう、Aさんと 私は、かの同僚の紹介でご対面ということになりました。

Aさんも私と同じようなことを聞かされていたらしく、なんつーか、妙にお互いを意識した ご対面でした。

都内某所の飲み屋さんでのご対面だったのですが、簡単に挨拶を済ませ、乾杯したあと、 私はさっそく切り出しました。

「地球は自分を中心に回っていると思ってるでしょ?」

「そのとーり。自分以外の誰が中心になれるのか、ってなもんですな、がははは・・・」

「うんうん、同じ同じ。俺も自分が中心だと思ってる」

それから、もうひとつ確認。

「世界中の全ての女は俺に惚れるべきだと思ってるでしょ?」

「当然でしょ。俺よりいい男なんて世の中にいないんだから」

「ぶははは・・・、これも同じだ」

ということで、あっという間に意気投合した私とAさんでありました。ほんと、同じ性格です。

そう、私とAさんは、自分こそが世界最高の男だと思っているのです。どっちが本当に最高なのか という問題はあるのですが、自分で勝手に最高だと思っているだけなので、そんなことは どうでもいいのです。

自分が最高ですから、世界中の全ての女は自分に惚れるべきなのです。いや、「惚れるべき」 というのはちょっと違うかもしれません。「惚れて然るべき」ですね。どっちにしろ、 とんでもない己惚れというか、思い上がりというか、ヤな奴ですね。

例えば、会社の同僚の女性が誰かと付き合っているとすると、「俺というものがありながら、 なんであんな奴と」と思ってしまうのです。でも、その女性を好きだったということではないのです。 彼女の目の届く範囲に私がいるにも関わらず、他の男を選んだことに納得出来ないのです。

「あんな奴」というのは、どんな奴でも「あんな奴」なのです。自分以外はみんな 「あんな奴」です。「あんな奴」のどこがどうということはないのです。自分ではない、 ということのみが重要なのです。

こんなことを深く深く思っていたら、かなり危い奴ですね。もちろん、そんなに大げさなものでは ないのですが、自分が選ばれなかったことに対する何がしかの不満が、ちょっとですが確実に 自分の感情の中にはあるのですよ。

オスの本能的なものかもしれませんね。

私もAさんも、このような気持ちが一般的な人よりも強いのでしょう。

ということで、本日の結論としては、世界中の全ての女は高樹に惚れるべきであって、間違っても 女同士でキスなどしてはならない、ということです。

いやね、昨日書いたことに対するコメントで、「女性同士のキスが好き」という方が結構多くて、 ショックを受けているのです。







                        
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