2000年3月28日 続・お新香に醤油、そして化学調味料


昨日の「お新香と醤油」に関しては、多数の方々のご協力を頂きました。 初めましての方も多く、とてもありがたく思っています。この場を借りてお礼申し上げます。

さて結果ですが、「私はかけませんが、父(○○出身)はかけます」などと言うお答えも多く、 きちんとした集計はしにくい状況です。

明らかに言えることは、お新香に醤油をかける人はやはり西に多いということです。東京以北では、 かけるという方はほとんどいませんでした。まあ、回答数の母集団が圧倒的に小さいので、 あまり確かな結果とはいえないと思うのですが、少なくとも、昨日から今日にかけて寄せられた 回答の範囲では、西に行くほどお新香に醤油をかける人が多いという結果になりました。

ただ、勘違いして欲しくないのは、関西や九州地方でも、かける人のほうが少数派である、 ということです。「私は大阪だけど、かけないし、かける人もあまり見かけない」というのは、 ごもっともなことです。基本的には、地域によらず「かけません」の方が多かったのですが、 「かけます」とか「父はかけます」といった事例を拾っていくと西の方が多い、 ということです。

ただ、福岡では醤油と味の素がデフォルトです。なんていうご意見もありましたが、 ほんとでしょうか? 因みに、私はお新香にかけられた味の素も苦手です。 モロに化学調味料の味がしてしまって、後々まで口の中にイヤな感じが残るんですよ。

あとは、東北、北海道地方の方はきつい塩味を好むので、醤油をかける人が多いのでは、 というご意見も目立ちました。説得力がありそうな見解ですが、でも、東北や北海道の人で 「かけます」の人は少なかったのですよ。

確かに、私も含めて北国、雪国の人は、塩辛い味付けを好む傾向にありますが、だからこそ、 お新香は最初から醤油が不要なほど塩辛く漬け込むような気がします。私の実家や親戚ではそうでした。 舌がビリビリするほど塩辛いものがほとんどでした。

そういう方々が、関東や関西に来て、あまり塩辛くないお新香を食べると、物足りなくなって 醤油をかけることはあると思いますが、それはデフォルトで醤油、ではなくて、塩味が足りないから 醤油、というパターンだと思います。結果的にはどちらも醤油をかけるのですが、 私が気にしていたのは、もちろん「デフォルトで(最初から)醤油」のほうです。

話はちょっと変わりますが、上で化学調味料の話を書いたら思い出しました。

お茶っ葉にも化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)を加えることがあるようですね。 学生の頃、母に頼まれて片道1時間位かけてお茶を買いに行ったことがあるのですが、 その店で作っているお茶っ葉は化学調味料入りでした。「おいしい」と評判のお茶で、 母も気に入っていたのですが、どうやら「おいしい」の正体は化学調味料のようです。

私はそのお茶がおいしいとは思えなかったのです。化学調味料の後味って、 好きじゃないので。

私も料理をする時には化学調味料を全く使わないわけではありませんが、ラーメン屋や 中華料理屋で、調理人が大量の化学調味料をぶちこんでいるのを見ると、 絶望的な気持ちになります。

そこそこの手間暇でそこそこの味を出すには、化学調味料もやむを得ない選択かもしれませんが、 なにもそんなに大量に使わなくても、と思うのです。

コンビニ食やその他、一般に流通している加工食品でも、おそらく大量の化学調味料が使われて いることでしょう。

日本人の味覚はどんどん破壊されているのかもしれません。という私の舌も多分、 化学調味料に慣らされているはずです。化学調味料の後味が悪い、なんて感じるのは、 常識はずれに大量の化学調味料が使われている時だけなのかも。







                        
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