2000年3月31日 良心的な相互リンクのお願い


「相互リンクしてください」なんていうメールが届くことがたまにあります。

「相互リンクしてください」という言葉が出た時点で、私のサイトをまともに読んでいない ことは明らかです。ここには「リンク・コーナー」などありませんから、相互リンクなど しようがありません。

ですから、申し訳ないのですが、そういうメールは無視することにしています。

先日も「相互リンクしてください」のメールが届きました。差出人の名前は女性ですが、 文中では「ぼく」という一人称を使っていて、実際は男性かもしれません。

それはどっちでも良いのですが、一読した私は思わず笑ってしまいました。 そのメールをギャグで送ったのでしたら、なかなかのものです。そのメールの 文面は以下のとおりです。

もし良ければぼくのホームページと
相互リンクしてください。アドレスは
http://xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
です。ぼくのHPのバナーはトップページにあります。
もしよい場合はURLを書いてメールをください。
折り返しご連絡願います。
まだできて1ヶ月ですが、よろしくお願いします。

これが全文です。自己紹介も挨拶もなし、なんてことは置いといて、 「もしよい場合はURLを書いてメールをください」つうのは何でしょ?

笑った笑った。

ある意味では、とても正直な方なのですね。

「私はあなたのメールアドレスを○○で入手しました。あなたの Web サイトの URL は知りませんが、とりあえず相互リンクのお願いのメールを書きました」

とか、

「まったく同じ文面で何百人もの人にこのメールを出しているので、 『相互リンクOKです』というお返事を貰っても、そのメールに URL が 書いてないと、どうしようもないのです」

ということを暗に告白しているのですから。

大変正直で好感が持てます。読んだこともないのに、「いつも読んでいます」 などという嘘を書くよりも、ずっと良心的なことです。ほんと皮肉でもなんでもなく。 素朴というかなんというか、悪意が感じられませんね。微笑ましいともいえます。

動機は今一つ不明ではありますが、「とにかく相互リンクの数を増やして、 アクセス数を稼ぎたい」ということなら、この手のメールをばらまくのは、 それなりに効果があることでしょう。少なくとも、何もしないよりはプラスですね。

ただ、ちょっと作戦を誤って、結果的にはボケをかますことになったのが、 残念というか、笑わせてもらったというか、そういうことです。

ふと思ったのですが、個人で Web サイトを持っている人で、不特定多数の 人達に対して「相互リンクしてください」というメールを送る人の割合って、 どのくらいのものなのでしょうか?

良し悪しではなく、私にはとても出来ないことです。そういうことをする自分を、 自分でとても恥ずかしく思うからです。「相互リンク」という言葉自体も、 いい歳したオッサンが使うには、ちょいと恥ずかしいような気がします。







                        
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