まずはお詫びというか訂正というか。昨日、「戦時中の『併合』」と書きましたが、
これは変な言い方でした。日韓併合は明治の末期に行なわれたのでした。もちろん、
それ以降 40 年程の併合状態があったので、「戦時中」も「併合」には違いないのでしょうけど。
誤解を招くような書き方で失礼しました。
さて、人名の呼び方ですが、多くの人から情報を頂きました。皆様、どうもありがとう
ございました。
それらを総合しますと、次のようなことが言えるようです。
日本と韓国の間で(政府レベルか民間レベルかは不明)、両国の人名をそれぞれの国の言葉の発音で
呼ぶことに関しての合意がされ、それ以来「キン・ダイチュウ」は「キム・デジュン」というような
呼び方になった。韓国でも日本人の名前は日本読みで呼んでいるはず。
上記の合意のきっかけは、韓国側からの「併合時代を連想させる日本語読みは止めてほしい」という
要望があったらしい。
日本と中国、台湾の間にはこのような合意はない。中国、台湾では日本人の名前を現地の言葉に
従った読み方で呼んでいる。
中国ではいくつかの言語がある(北京語、広東語ほか)ため、発音を特定しにくいし、
また人名を本来の発音で呼ばれないことに抵抗感が少ないと思われる。
中国語の発音は、カタカナ表記や日本語的な発音に無理があり、中国人名を中国語的に
発音するのは日本人には難しいため、定着していないのでは?
なるほどです。きっとこういうことなんでしょうね、納得できます。
納得できるのは、これまでの経緯がという意味であって、中国の方の名前を日本語的に呼ぶこと自体は、
いまひとつ納得できてないんですけどね。
中国語を勉強している(いた)方からは、レッスンの中では、日本人の名前を中国語読みする、
という話も聞きました。中国では日本人の名前を中国語的に発音するからでしょう。
でも個人的には、自分の名前を中国語でどう発音するのかに興味はありますが、
それは単に興味だけであって、その発音で呼ばれたいとは、これっぽちも思いませんね。
だいたい、平仮名や片仮名で表記する名前の場合はどうするんでしょう? 例えば「郷ひろみ」は?
「郷」の部分は中国語読みをして、「ひろみ」の部分は、表記のための文字は適当にあてはめるにしろ、
発音は「ひろみ」なんでしょうね。なんだか変だと思いませんか?
人名ではなく、地名になるとこれまた、訳が分からなくなります。中国にしろ韓国にしろ、
地名の場合は、多くが現地での発音に近い呼び方になっているようなのですが、
いくつかの都市などは日本語読みになっているようだし・・・
やはり、人名でも地名でも、現地の言葉での発音で呼ぶことを原則にすべきだと思うのです。
もちろん、本当に正確な発音をするのは無理でしょうけど、それなりに近い発音の片仮名表記で
よいと思うのですよ。アメリカ人の名前やアメリカの地名のように。
中国語の場合は難しい、というのも分かりますけど、タイとかビルマ(ミャンマーって言うべきなのか?)
とかの人の名前って、片仮名表記するとムチャクチャになっているようですが、
それでもやっているんですから、中国だけ出来ないってこともないと思います。
少なくとも、勝手に日本語読みするよりは、ずっと礼儀正しいことだと思うのですよ。