2000年5月1日 行列ラーメン


子供の頃はそうでもなかったのですが、社会人になってからはラーメンという 食べ物がだんだんと好きになってまいりました。

明らかにいえることは、ラーメンにバリエーションが増え、そして平均的に 美味しくなってきた、ということです。

子供のころのラーメンといえば、中華料理屋さんかデパートの大食堂で出される 中華そばと決まっていました。その後、どさん娘チェーンに代表される味噌ラーメンの 流行がありましたが、どちらも、そんなに美味しいとは思いませんでしたね。

私が東京に出てきて、多くのラーメン屋さんに接するようになったのもあるでしょうし、 トンコツや「背脂チャッチャ系」ラーメンの普及もあったでしょうが、10 数年前から、 「これは旨い!」と思えるラーメンに出会うようになってきました。

ここ数年は、美味しいラーメンを求めてあちこちと(といっても、 都内周辺が中心ですけど)さまようようになりまして、今では平均して一週間に 3 食程度はラーメンを食べていると思われます。

本当の、本格的なラーメン好きから比べたら、どってことのない数字でしょうが、 10 年前に比べたら、倍以上の数字です。まあ、体に良くないことは百も承知ですが、 なんとなく増え続けているのです。

私の好みでは、

あっさりよりもこってり
煮干し、鰹節などの魚介系のダシとトンコツ、トリガラを併用
やはり醤油ベースの味
とろけるチャーシュー
コシのある平打ち縮れ麺

という感じなのですが、もちろん、この条件を全て満たしていなければならない、 というわけじゃありません。

因みに、最近のお気に入りは、A クラス(勝手にクラス分けしているだけです。 もちろん、A は最上級)では、

新大久保の「竈(KAMADO)」
中野の「青葉」
この二つです。B クラスでは(これでもとても旨い!)、
池袋の「ごとう」
池袋の「光麺」
新宿の「武蔵」
高田馬場の「黒蘭」
三軒茶屋の「茂木」

こんなところでしょうか。C クラス(これも充分に旨い!)以下は、多数になるので 省略です。

明らかに、東京の西側に片寄ってますが、これは私の行動範囲が西側だというだけの 理由です。東側にも気になる店はあるのですが、なかなか行く機会がないもので。

ほとんどが著名な店なので、ご存じの方も多いでしょう。並ばないと食べられない店が 多いのが難点です。でも、高田馬場の「黒蘭」と三軒茶屋の「茂木」は、並ばなくても 大丈夫だと思います。

高田馬場の「黒蘭」には最近行ったのですが、「あぶり角煮」がとても旨かったですね。 豚の角煮を直火で炙ってあって香ばしいのです。角煮を炙るというアイディアが、 新鮮な驚きでした。「桂花」の角煮を超えたと言っても過言ではありません。

上記の店ではありませんが、30 分以上も並んだのに、「ありゃりゃ?」 となってしまったときは、とても悲しい思いをします。好みの問題もあるのでしょうが、 そこそこの味でも、テレビや雑誌で取り上げられると、 とたんに行列になってしまいますからね。

あるいは、行列が出来るようになって、スープを薄めて使うようになったとか。 どちらにしても、「おれの時間を返せー! 人生の中の貴重な一食を返せー!」 てなもんです。

冷静に考えてみたら、たかがラーメンで 30 分も行列するのは、どこかおかしいの かもしれませんが、30 分並んでも食べる価値のある旨いラーメンもあるんですよね。







                        
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