男でも女でも広い意味での化粧品を使うわけですが、化粧品の中には、
匂うもの、あるいは匂いをつけることを目的としたものがあります。
で、それらの匂いですが、化粧品であるからには、他人に不快感を与えるような
ものではいけない、というのが本筋ではないかと思われます。
ところが、皆さんも経験されていると思いますが、化粧品の匂いというのは、
不快に感じることが少なくありません。いや、不快なことのほうが多いくらいです。
まずは断言してしまいますが、私は男の匂いは断固として不快です。
オヤジがつけているコロンに「ああ、いい匂いだ」なんて思ったら、
私の人生は終りです。あ、これはあくまでも個人的な好みです。
因みに、私が普段使う化粧品は整髪料くらいなものですが、無香性のものを
選んでいます。完全に無臭ではないですが、頭をクンクンとしない限りは、
特に匂いに気づくことはないでしょう。
それから、女性のつけている香水の匂いですが、基本的には嫌いではありません。
あまり強すぎるのは好きではありませんが、それよりも重要なのは、その女性の
年齢だったり容姿だったりします。つまり、可愛いとか美人とかならば、たいがいの
ことは許せてしまうのであります。逆に、オバタリアン(←死語)のつけている
香水だと、どんなにさわやかな香りでも「ムムムッ!」となってしまうのです。
勝手なものですが、感性の問題なのですから仕方ありません。
先日、電車に座っていた時、爽やか系のコロンの香りがしてきました。
私の左隣りには若くてきれいなおねえさん、右隣りには 50 過ぎの派手目な
おばさんが座っていました。で、爽やか系のコロンの香りがどちらから匂うのかが
判断できず、その匂いに対する評価を保留している自分を発見致しました。
匂いの質からすると若い女性がつけそうな気がするのですが、どちらかというと
右側からの匂いが強いような気がしますし、真っ直ぐ前を向いて座っている体勢では、
どちらとも判断できないのでありました。扇風機が回っていたので、そのせいだと
思われます。
「ああ、これは左の綺麗なおねえさんの匂いだ」と思って、さりけなく深呼吸など
した後に、実は派手目なおばさんの匂いだと気が付いたとしたら、
精神的なダメージが大きいので、評価を保留し、もちろん深呼吸も保留したのでした。
先に、男の匂いは全面的にダメと書きましたが、コロンそのものの匂いが嫌いな
わけではありません。おじさんの体から匂ってくるからダメなのです。
でも、ポマードの匂いはそのものがダメです。不快です。仮に絶世の美女が
ポマードを付けていても、その匂いはカンベンしてほしいところです。
「あの匂いは良い匂いなのか?」とポマードの開発元に問いたいですね。
ところで、女性の一番良い匂いというのは、シャネルでもカルバン・クラインでもなく、
髪の毛からほのかに匂うシャンプーの匂いである、という説に賛同する男性諸氏は
多数に昇ると予想されます。
ビダル・サスーンが一番良い、などとウンチクを垂れられるほどのマニアでは
ありませんけど。