さて、連休も明けて今日からお仕事という方も多いかと思います。
で、休み中に届いていたメールを見ていると「I LOVE YOU」 なんてのがあって、
「おおっ!」と思い添付ファイルをクリックすると・・・・
ということが日本でも起っているであろうと想像されるのでありますが、
皆様は無事でしょうか?
テレビでも新聞でも、「I LOVE YOU」のニュースは、かなり大きく頻繁に
取り上げられていましたので、ほとんどの方は、その存在を既に知っている
ことでしょうから、被害はさほど大きくないのかもしれません。
あの報道を見聞きしていて、どうにももどかしかったのは、私の見聞きした範囲では、
「どういう環境であのウィルスが発症するのか?」ということを、
誰も何も言ってないのですよ。
あれは、vbs の拡張子が付いた添付ファイルですから、Visual Basic Script が
動く環境じゃなければ、何の害も及ぼさないと思うのですが、違ってます?(VB
についてはシロート以下なもんで・・・)
言い方を変えれば、Windows 系ですよね。Windows 以外で Visual Basic が動く
環境があるのかどうか確かじゃありませんが・・・
ここでちょっと調べたら、某所には「このウィルスは Windows 95/98/NT/2000
に影響を及ぼします」なんてことが書いてありました。
これが事実なら、Mac ユーザには実害のない話です。UNIX 系も NeXT Step も
大丈夫です。クライアント数の上では Windows 系が多数派でしょうが、
ウィルスについて報道するなら、そのウィルスが働く環境についても、
きちんとした事実関係を報道してもらいたいものです。
そもそも、報道する側には「ウィルスが働く環境」なんていう認識がなくて、
どんなコンピュータにでも感染する、なんていうイメージがあるのかも知れませんけど。
ウィルスだって広義のプログラムですから、基本的には(←ここ大事)、OS とか
CPU とかアプリケーションとかに依存して、動く環境、動かない環境があるのです。
ウィルスを作る側からすれば、感染しやすさを狙い、Windows 系で動くように作るのが
常道でしょうけどね。
以前、誰かとメールでウィルスの話をしていたとき、「○○は Windows でしか
動かないから Mac では気にしなくても良い」と言っても、なかなか納得して
もらえなかった記憶があります。「ウィルスだってプログラムなんだから・・・」
も納得してもらえませんでした。
ウィルスに対して無警戒なのは論外ですが、やみくもに恐れることよりも、
正しい理解に基づいて正しい防衛策を取ることが重要であると考えます。
ここ 2 - 3 日の「I LOVE YOU」に関する報道を見ていて、数年前の新聞やテレビで
よく見られたフレーズ「世界最大のパソコン通信網、インターネット」
を連想してしまいました。今では誰もそんなことはいいませんけど、当時の報道側の
理解はそんな程度のものだったのです。
ウィルスに関する報道も、これから良い方向に変わって行くことを期待したいものです。