みなさま、今これを読んでいる環境で「ふともも」と入力して、
漢字に変換してみて下さい。どうなりました?
「太股」ですね、きっと。ある意味、順当であります。辞書を引いても「太股」
という漢字ですから、「ふともも」と入力して「太股」となるのは当然であります。
しかしながら、私としてはこの漢字に異議を唱えたいと思います。
私にとっての「ふともも」は、断じて「太股」ではないのです。「太股」
を「ふともも」と読む、という知識はありますが、「太股」では「ふともも」
という単語にある艶、色気、情感などを表現出来ないのです。それに、
「太股」では「ふとまた」などと読めてしまうではありませんか。
私の思うに、「ふともも」は「太腿」でなければなりません。
実際、昔から私が活字で目にした「ふともも」は「太腿」がほとんどでした。
ところが、これまでの私の経験では、「ふともも」を「太腿」と変換する
日本語入力システムは存在しておりません。
「ふともも」をいくつかの辞書で引いたところ、「太腿」
という漢字は載っていませんでした。少なくとも私の調べた限りでは、
「太股」だけでした。「腿」は「もも」と読むので、「ふともも」
を「太腿」と書いても良さそうなものですが、何故か辞書には「太股」
しか載っていません。
従って、国語的な正しさから言えば「太股」が正解なのでしょうし、それゆえ、
日本語入力で「太股」が出て「太腿」が出ないのも正解なのですが、
私はそれに納得致しません。
「ふともも」は「太腿」でなければならないのです。
上に書いたように、本や雑誌では「太腿」が多用されています。最近は、
PC などを使って原稿を書くことが多くなったせいか、「太股」も見かけますが、
昔はほとんどが「太腿」でした。
少年のころドキドキしながら読んだエロ小説でも「ふともも」は「太腿」でした。
あの白くすべすべで肉感的な「ふともも」は「太腿」なのです。断じて「太股」
なんかではないのです。
私はこれまで、このサイトで「太股」という漢字を使ったことがありません。
わざわざ「太腿」を使っていました。「太股」では、私の熱き思いを表わせないのです。
「ふともも」に関しては、国語的な正確さを追求することに意義を見いだせません。
とにもかくにも、「ふともも」は「太腿」なのです。
特に、エロ小説で「太股」を使うようになったらオシマイです。
「ふとまたに手を這わせ・・・」では全然ワクワクしません。