2001年1月16日 ふともも


みなさま、今これを読んでいる環境で「ふともも」と入力して、 漢字に変換してみて下さい。どうなりました?

「太股」ですね、きっと。ある意味、順当であります。辞書を引いても「太股」 という漢字ですから、「ふともも」と入力して「太股」となるのは当然であります。

しかしながら、私としてはこの漢字に異議を唱えたいと思います。

私にとっての「ふともも」は、断じて「太股」ではないのです。「太股」 を「ふともも」と読む、という知識はありますが、「太股」では「ふともも」 という単語にある艶、色気、情感などを表現出来ないのです。それに、 「太股」では「ふとまた」などと読めてしまうではありませんか。

私の思うに、「ふともも」は「太腿」でなければなりません。

実際、昔から私が活字で目にした「ふともも」は「太腿」がほとんどでした。 ところが、これまでの私の経験では、「ふともも」を「太腿」と変換する 日本語入力システムは存在しておりません。

「ふともも」をいくつかの辞書で引いたところ、「太腿」 という漢字は載っていませんでした。少なくとも私の調べた限りでは、 「太股」だけでした。「腿」は「もも」と読むので、「ふともも」 を「太腿」と書いても良さそうなものですが、何故か辞書には「太股」 しか載っていません。

従って、国語的な正しさから言えば「太股」が正解なのでしょうし、それゆえ、 日本語入力で「太股」が出て「太腿」が出ないのも正解なのですが、 私はそれに納得致しません。

「ふともも」は「太腿」でなければならないのです。

上に書いたように、本や雑誌では「太腿」が多用されています。最近は、 PC などを使って原稿を書くことが多くなったせいか、「太股」も見かけますが、 昔はほとんどが「太腿」でした。

少年のころドキドキしながら読んだエロ小説でも「ふともも」は「太腿」でした。 あの白くすべすべで肉感的な「ふともも」は「太腿」なのです。断じて「太股」 なんかではないのです。

私はこれまで、このサイトで「太股」という漢字を使ったことがありません。 わざわざ「太腿」を使っていました。「太股」では、私の熱き思いを表わせないのです。

「ふともも」に関しては、国語的な正確さを追求することに意義を見いだせません。 とにもかくにも、「ふともも」は「太腿」なのです。

特に、エロ小説で「太股」を使うようになったらオシマイです。 「ふとまたに手を這わせ・・・」では全然ワクワクしません。







                        
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