毎週日曜の夜、「発掘!あるある大事典」
なる番組が放映されています。私は毎週見ているわけではありませんが、
時にはなんとなく見ることもあり、また時にはなかなかためになることもあり、ですね。
月曜日には、前日のあるある大事典で放送された内容に関連した日記が
散見されることもあります。
きっとあの番組はそこそこの視聴率で、それなりの影響力があるんでしょう。
先日スーパーに行きましたら、舞茸が山積みされてまして「あるある大事典で紹介!」
などと書かれていました。私もその回は見ていました。
確かにあるある大事典で取り上げられる内容にはためになることが少なくありません。
でも、私はあの番組がいまひとつ好きになれないのですよ。
バラエティ番組の宿命なのかもしれませんが、作りのいかがわしさがあるんですよね。
例えば「舞茸には免疫力を向上させる作用がある」ということ自体がいかがわしい
わけではありませんよ。番組の作りがいかがわしいのですよ。
例えば舞茸の免疫力向上作用に関して、他の食品と比べていたのですが、
その根拠の示し方が必ずしも科学的ではなかったり。視聴者の頭に残るのは、
「舞茸には免疫力を向上させる作用がある」ということだけで、ある意味、
それは狙い通りなのかもしれませんが、舞茸に限らず「どういう基準で比べているの?」
とか「そんな比べ方や測定方法でいいの?」と思うことが少なくありません。
「舞茸には免疫力を向上させる作用がある」という結論を導くため、
あるいは視聴者にそれを強く印象付けるため、それに都合の良い実験なり
比較方法なりを採っているように勘繰れなくもありません。
で、番組の中ではそういった部分はさらっと流して、結論として「舞茸には免疫力を
向上させる作用がある」ということが強調されています。もちろん、
それに誤りはないのかもしれません。でも、自然科学系の実験をしたことがある人や、
統計学を学んだ人なら、なんとなく違和感を感じるのではないかと思うのですよ。
まあ、バラエティとしてのテレビ番組にそういう意味での厳密さを求めるのは
間違っているのかもしれませんが、「これこれこういう基準で比べたらこうなった
ということで、絶対的にこうだというわけではありません」といったことを
もう少し伝えても良さそうな気がします。あの番組の影響力は相当なものでしょうから、
なおのこと慎重になって欲しいものです。
上に述べたようなことは、別にあるあるに限らず言えていることなのかもしれません。
むしろ、あるあるは良心的な方なのかもしれません。でも私の頭の中では、
あるあるだけが何となく目立ってしまっています。その理由は単純なんですよ。
あるあるの番組の中で 2 - 3 回、それまでのまとめという感じで画面に短い文が映り、
ナレーターがそれを読みますよね。
「ホゲホゲは低カロリー、高タンパクで各種の成人病予防に役立つ、
理想的な健康食品と心得よ」
こんなやつです。
これなんですよ、あるある大事典が好きになれない元凶は。
「心得よ」なんていう偉そうな言い方がカチンとくるのです。