まずはご報告。昨日の話題ですが、
留守電応答メッセージの再生中に # ボタンを押すと、その再生が中断されて
「ピー」が鳴って自分のメッセージを録音することが出来ます。
DoCoMo ではそれが出来ました。au でも出来るそうです。
情報を提供して下さった皆様、ありがとうございました。
でも、知っていた方は意外に少なかったですよ。やっぱあまり知られていない
ようです。DoCoMo の Web サイトで留守電サービスのページを読みましたが、
そんなことはどこにも書かれていませんです。あまり知らせないようにして、
少しでも多く通話料金を取りたいのでしょうか?
そうそう、やはり留守電応答メッセージの再生中でも通話料金は取られています。
さて、昨日の夜は池袋のつけ麺屋さんでつけ麺を食しました。時間は
10 時ちょっと前でした。
その店はちょっと目立たないところにあるのですが、以前ちょっと見掛けて、
いつかは行ってみようかと思っていたのでした。
私がその店に入った時、先客は 4 人。若いカップルと 30 代のサラリーマン風、
そして 50 歳位のサラリーマン風です。今日の主人公はこの
50 歳位のサラリーマンです。仮に名前を大沢さんとしましょう。
全然根拠はありませんが、なんとなく大沢さんです。
その大沢さん、かなり酔っているようでした。おそらく同僚と居酒屋あたりで
酒を飲んだあとで、腹が減っていることに気付き、たまたま通りかかったその店に
ひとりで入ったのでしょう。
その店は初めてのようで、大沢さんは自分が注文した「ざるつけ麺」
以外のメニューに関して、酔っぱらい独特の口調で、あれこれと店のおやじさんに
つまらない質問をしていました。最初は丁寧に答えていたおやじさんですが、
「この、メンマつけ麺ちゅうのは、なんだぁ、その、メンマが入ってるんだな?」
なんていう当たり前の質問を繰り返されているうちに、段々とテキトーにあしらうように
なってきました。正しい選択です。
そうこうしているうちに大沢さんの注文した「ざるつけ麺」が出来上がりました。
「これはどうやって食うんだ、ん? これにつけて食うのか?」
どうやら大沢さんはつけ麺を食べたことがないようです。おやじさんが教えてあげると、
ようやく食べ始めた大沢さんです。
ようやくおとなしくなるかと思いきや、大沢さんのしゃべりは止りません。
「うまい! うまいよぅ。こ、れ、は・・・うまい!」
誉めてもらっているのですから、おやじさんとしても嬉しくないことも
ないのでしょうが、なにせ酔っぱらいの言うことですから。それに大沢さん、
一口食べては、
「うまいなぁ、これ」
さらに一口食べては、
「つけめんは、うまい! うぃっく」
もう一口食べては、
「うん、うまいうまい。ほんとうまいよ」
こんな調子です。おやじさんは既にとりあってません。勝手に言わせておいてます。
大沢さんは一人黙々と「うまい」を連発しています。食べ初めてから食べ終わるまでに、
30 回は「うまい」と言ったはずです。
ようやく大沢さんが食べ終わり、お勘定を済ませました。もちろん、その時にも
「うまいよ、これ」の一言があったのは言うまでもありません。
大沢さんが出ていった店内。おやじさんは店の若いおにいさんと「酔っぱらってたなぁ」
なんてことを話してます。ほどなく私も食べ終わり、お勘定を済ませて店を出ました。
大沢さんが出ていってから 3 - 4 分後だと思います。
店を出て駅に向かった私は、なんとなく見覚えのあるおじさんとすれ違いました。
「もしかして・・・?」と思ったのと、そのおじさんが歩きながら、誰にともなく、
「つけめん、うまいよう!」
と言ったのはほぼ同時でした。そう、大沢さんなのです。ちょっと前に店を出たはずの
大沢さんが何故か店のすぐ近くにいたのです。それも駅ではなく店に向かって歩いて
いるのです。
大沢さんとすれ違った後、振り返った私は、恐ろしい光景を目にしました。
大沢さんは再び、つけ麺の店の暖簾をくぐっていたのです。