夫の愛人。
これでしょう。これっきゃないです、今日の話題は。事情を知らない方の為に
リンクしておきますと、
こういうことなのです。
まずいですよ、これは。何と言っても教育的配慮に欠けます。不適切です。
何故、「夫」の愛人なのでしょうか? これではまるで「夫」のみが愛人を作り、
妻は愛人を作らないかの印象を与えてしまうではありませんか。
相手は小学4年生なのですから、そういった先入観を持たせるのはよろしくないと
思います。憲法十四条の精神に照らしても、「夫」のみを「愛人」
と結び付けてしまうのは大きな問題であります。
だからと言って、「妻の愛人」とすれば良いという訳にもまいりませんけどね。
更に言えば、小学4年生を対象にした場合、「夫」であれ「妻」であれ、
あまり適切だとは思われません。小学4年生には「夫」も「妻」
もいませんからね。
つまり、「父の愛人」または「母の愛人」、もしくは「祖父の愛人」または
「祖母の愛人」などとすべきだったと思うのです。個人的には「祖父の愛人」
あたりには、なかなか心惹かれるものがあります。「まだまだ現役じゃ!」
と前向きに生きているおじいさんの姿が想像されるではありませんか。
高齢化社会を迎えるにあたっての教育的効果が期待できます。そういった意味では、
「曾祖父の愛人」や「曾祖母の愛人」の方が、より教育的効果が高いのかもしれません。
話を現実に戻しますと、「夫の愛人」を問題にしている保護者達は、
私が上に述べたような見解に賛同してくれるかどうかは定かではありません。
むしろ私の見解に対しても「けしからん!」と言いそうです。
彼らは何を問題にしているのでしょうか?
「愛人」という単語の問題でしょうか? だとすると、「夫の恋人」
なら良いのでしょうか? もっとまずいような気がしますね。
「石田純一の愛人」だったら良いのでしょうか? 石田純一さんも可哀想な方です。
離婚してフリーになっているのに、付き合っている人を愛人呼ばわりされたりして。
「石田純一の愛人」は、ワイドショーなどに見られる「愛人」
にまつわる理不尽さを鋭く風刺した、素晴らしいフレーズだと思うのですが、
やっぱ、小学生には不適切ですか?
真面目な話、今時の小学校4年生なら「愛人」という言葉とその意味は知ってますよね、
きっと。その年齢のお子さんをお持ちの方、いかがなもんでしょう?
愛人という言葉を使わないことが、教育的配慮とは思えないのですよ。
もちろん、積極的に使うべき言葉とも思えませんけどね。
「夫の愛人」という出題を見た子供達は、けっこうウケてたんじゃないかと思うのです。
少なくとも、全国紙で取り上げなければならないような大きな問題ではないでしょう。
それで疑問なのは、朝日新聞はどういうつもりでこれを記事にしたのか、
ということです。「教育上よろしくない!」と言いたいのか、
「こんなオモロイ話がありましたよ〜」というつもりなのか。
もし前者なら、こういう枝葉末節にこだわった針小棒大報道の方が、
社会的には「夫の愛人」よりもはるかに問題が大きいような気がします。