昨日のオフで一部の方には話してしまったことなのですが、
書くと宣言してしまったので書くことにしましょう。
いや、別に大層なことじゃないのですよ。あまり期待しないで下さいませ。
土曜日にテレビを見ていましたら、宇崎竜童が山口百恵に曲を書くようになった
いきさつをやっていまして、百恵さんの懐かしいビデオなども流されたりして。
ああ、それよりも太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」にジーンと来たりもして。
いやいや、今日の話題は山口百恵さんです。彼女が引退してから 20 年位ですよね、
確か。だから 20 歳前後の方々はリアルタイムで百恵さんを経験していないのですね。
山口百恵さんの全盛時代、私は桜田淳子さんの大ファンでして、山口百恵さんは、
好きか嫌いかと言われれば好きですが、そんなにお熱を上げていたわけでもありません。
でも、私には彼女の鮮烈な記憶があるのです。
ご存じの方も多いでしょうが、山口百恵さんは「スター誕生!」というオーディション
番組の出身です。私の鮮烈な記憶は、山口百恵さんのデビュー前、「スター誕生!」
に出た時のことです。
「スター誕生!」は毎週何人かの歌手志望の方が出演して歌い、合格すると
決戦大会(だったっけ?)に進出できて、その決戦大会で芸能プロダクションや
レコード会社から採用されると、めでたくデビューという段取りになっていました。
私が初めて山口百恵さんを見たのは、決戦大会ではなく、通常のオーディションを
やっている週でした。つまり、それが彼女が全国ネットの電波に乗った最初のはずです。
いやー、ぶっ飛びましたよ。ほんの1フレーズ聞いただけで、「これはすごい!」
と思いました。素人目にも彼女の存在感は圧倒的でした。歌がうまいとか下手とかじゃ
ないのです。存在そのものが突出していました。オーラが出ていました。ほんとに。
はっきりいってさほど美人じゃないし、脚は太くてO脚だったし、ビジュアル的には
それほどではなかったのですが、それを補って余りある圧倒的な存在感でした。
私の記憶が確かなら、彼女が歌ったのは牧場ユミの「回転木馬」です。
イントロが流れている時、その歌を歌う人のコメントがナレーションで入るのですが、
その内容まで覚えてます。「今日合格しないと、ボーイフレンドに振られてしまいます」
といった内容だったはずです。
こんなことまで覚えているのですから、当時中学生だった私の受けた衝撃が
相当なものだったことが想像されることでしょう。ほんとに衝撃でしたよ。
「ボーイフレンドに振られてしまう」のボーイフレンドは、当然、現在の夫の
三浦友和さんではないはずで、だからといって私はどうということもないのですが、
昨日のオフでこの話をしたところ、「えー、友和さんが最初の男だったはずなのに、
そんなの許せない」と宣った方もいらっしゃいました。
確かに、彼女の著書「蒼い時」では、三浦友和さんが最初の男性であることが
書かれていたと思います。でも、当時 13 歳(多分)の山口百恵さんが
「ボーイフレンドに振られてしまう」とコメントしていたからと言って、
最初の男性が三浦友和さんであることが嘘、ということにはならないと思うんですが。
ともあれ、山口百恵さんは当然合格して、決戦大会に進み、そこでも 20 社以上の
プロダクションやレコード会社から指名され(多分、その数は当時の記録だったはず)、
めでたく「としごろ」でデビューしたのでありました。
ただ、デビューしてしばらくの間は、「スター誕生!」で私が感じた存在感は
随分と希釈されていたような印象でした。並のアイドル歌手になってしまったように
思ってました。その存在感が復活したのは、作詞:阿木燿子、
作曲:宇崎竜童のゴールデンコンビが彼女の歌を手がけるようになってからでした。