2001年3月19日 斜め


随分と前のことになるのですが、会社で席が近かった某氏(当時 30 歳位、♂) は、歩くときに首をチョコンと右側に傾けて、ついでに上半身もやや右に 傾けていました。

遠くからでも某氏が歩いてくるのは一目でそれと分かったものです。 全体的に「斜め」の印象でした。

因みに某氏は典型的な老け顔でして、首をチョコンと傾けたところで、 可愛らしいキャラになどなりようもありません。

ちょっと可笑しな感じではありましが、極端にヘンテコなわけでもなく、 気にしなければ別に気にならない程度のことです。ただ、一旦気にし始めると 果てしなく気になるのは、某氏の責任ではなく私の問題でしょう。

今はその某氏とも職場が違いますので、彼を見かけることはなくなりました。 で、何でこんなことを書いたかというと、似たようなことで気になっていることが あるからなんですよ。まあ、しょうもないことなんですけどね。

それは犬の歩き方です。散歩中の犬を見かけたり、テレビで犬がチャッチャカと 歩いているのを見かけたりすると、その中に時々、斜めになって歩く犬を 発見するのです。

いや、別に某氏の様に首と上半身を傾けているわけじゃありません。 犬の「上半身」てのもよう分からんですし。

犬が歩いているところを真上からみたら、こんな感じです。

   左後足
             左前足
   右後足              ──→ 進行方向
             右前足

つまり、犬の背骨の向きは進行方向と一致していないのです。で、これを指して 「斜めになって歩く犬」と言ったのです。

おそらく皆さんも見かけたことがあるかと思います。

これもまた、気にするほどのことはないのですが、一旦気にし始めると妙に気になる ものです。

私の印象としては、中型の日本犬に、この歩き方をする犬が多いような気もします。 原因は分かりません。お散歩の時はいつも飼い主が右側に立っていて、 いつもリードで右方向に引っ張られているから、なんてことが考えられなくも ありませんが、どうも違うっぽいです。

原因はさておき、斜め歩きの姿を見ていると私はドリフトを連想してしまうのですよ。 ドリフトというより、単にリアが流れているだけ、とも言えますけど。

チャッチャカチャッチャカとお散歩しているときには、斜め歩きが役に立っているか どうか分かりませんが、走っていて交差点で曲がる時には役に立ちそうなイメージです。 上の図(図なのか?)のような状態では、右コーナーのコーナリングはスムースに こなせそうです。後足がさらに左にはらんでしまうと、スピンしそうな気もしますが、 犬のスピンなど見たことありませんので、きっと大丈夫でしょう。

上の図のような状態のまま、左コーナーに突入すると、ちょっと辛いことになります。 クルマでいえばプッシュ・アンダーステアの状態ですね。前足に力を込めて、 グリップを強引に確保しないとコース・アウトしてしまいます。

これはあくまでも私の頭の中でのテキトーな想像ですので、実際のところ、 斜め歩きの犬達がコーナーでどうなるかは分かりません。

ということで、斜め歩きでお散歩している犬を見る度に、彼(または彼女) が走り出して、コーナーに突入するところを見たいと思っているのですが、 いまだにその光景は目撃するに至っていません。







                        
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