数年前の女子高生から始まったと思われる言葉です。「すごくなーい?」
「ヤバくなーい?」「マズくなーい?」などと、尻上がりに「○○○なーい?」
と言いますよね?
当初は全然馴染めなかったのですが、慣れとは恐ろしいもので、
今ではさほど気にならなくなってしまいました。そのうち、
自分でも使い始めそうな気がしないでもなく、やや恐ろしいです。
数年前の女子高生から始まったのならば、今の 20 代前半まで「○○○なーい?」
が定着していることになりそうですが、事実、そういう気がします。いや、
20 代後半でも、場合によっては 30 代でも「○○○なーい?」を使っています。
先に「尻上がり」と書きましたが、「○○○なーい?」の特徴は「尻上がり」
というよりも、「○○○」の部分のイントネーションが本来の「○○○」
とは違ってしまっていることです。ちょうど「彼氏」と「カレシ」の違いですね。
「すごく」「ヤバく」「マズく」などのイントネーションは、本来は「彼氏」
と同じはずですが、「なーい?」がくっつくと「カレシ」のイントネーションに
化けてしまいます。
なーんてことをコマゴマと検証しようと思って書き出したわけではありません。
矢井田瞳です。
椎名林檎のコピーだとか何だとか騒がれたりもしましたが、大胆な意見を言わせて
もらえば、矢井田瞳が椎名林檎のコピーだとするなら、椎名林檎は中島みゆきの
コピーだろ、ってなもんです。大胆すぎるでしょうか。いや、椎名林檎批判を
するつもりはありませんです。好きですし。ただ、矢井田瞳と椎名林檎の類似性は、
椎名林檎と中島みゆきの類似性と同じくらいかな、と思うだけです。
あわわ、そんなことを書くつもりでもなかったのでした。
矢井田瞳といえば「My Sweet Darlin'」です。他の曲でもいいのですが、
それだと導入部分に繋がらないので、ここでは「My Sweet Darlin'」とします。
「ダリダリ〜」のフレーズが印象的な曲です。「ダリダリ〜」がなかったら、
あれほどヒットしなかったことでしょう。
では何故「ダリダリ〜」が受けたのでしょう。素朴に聞いてみると、
ヘンテコなフレーズですよね。そのヘンテコさが印象の強さに繋がっていることは
間違いないですが、ヘンテコはヘンテコです。少なくとも、私にはヘンテコに
聞こえます。嫌いじゃありませんよ。ヘンテコな魅力はありますが、
ヘンテコはヘンテコです。
で、最近になって気付いたのですが、あの「ダリダリ〜」は「すごくなーい?」
と似てませんか? さあ、「ダリダリ〜」の節で「すごくなーい?」
と歌ってみましょう。もしくは、「すごくなーい?」のイントネーションで
「ダリダリ〜ン?」と言ってみましょう。似てるでしょ?
書きたかったのはそれだけです、はい。