2001年3月27日 チャーハンの可能性


ここでラーメンのことに関しては何回も書きましたが、今日はラーメンではなく チャーハンの話です。

でも、どこそこのチャーハンが旨い、といった話ではありません。 チャーハンの可能性についての考察であります。

おお、大風呂敷を広げてしまった。

20 年前と現在では、明らかにラーメンは進化しています。進化というのは大げさかも しれませんが、旨いラーメン屋さんが増えていますし、新しい味も出てきています。 しかし、チャーハンにおいてはどうでしょう?

中華料理屋さんのメニューのひとつに過ぎず、具といえば卵、ネギ、チャーシュー、 エビ、カニ、サケ、ちょっと変わったところではレタスか高菜、こんなもんです。 味だって、中華風の塩味が基本で、ちょっと醤油を垂らすことがある程度。 ワンパターンです。変化としては、豆板醤で辛くするとかニンニクをいれるとか、 その程度です。

ワンパターンだから悪いとは言いきれませんが、大体どこでチャーハンを食べても そんなに旨くないのです。数多くあるメニューのひとつだから仕方ないの かもしれませんが、ほとんどは何の工夫もなく、大量に化学調味料をぶちこむだけの ひどいしろものです。

高級中華料理店でチャーハンを食べたこともあります。テレビに良く出てくる 有名人がオーナーの店です。まあ、確かに美味しかったです。ただし、 「おお、旨い!」というほどの感動はありませんでしたし、値段が高すぎます。

全くの個人的見解ですが、ラーメンがラーメン屋として成立するのと同様に、 チャーハン専門店が成立するほど、チャーハンには可能性があると思うのです。 600 - 700 円程度で、もっともっと格段に旨いチャーハンを食べさせる店が あったら、それがチャーハン専門店であっても、商売出来ると思うのですよ。 しかし、現状はチャーハンは中華料理店の1メニューに過ぎません。 本気で旨いチャーハンを追求している店は、あったとしても非常に少数でしょう。

例えばですが、私は味噌味のチャーハンを作ったことがあります。 なかなかイケます。味噌の焦げた風味は食欲をそそります。また、 海苔を入れたチャーハンも作ったことがあります。醤油味を効かせると、 海苔の風味が生きます。ザーサイのみじん切りはスタンダードなチャーハンにも 良く合うと思います。しかし、これらのアイディアは中華料理店で目にすることが ほとんどありません。ザーサイはたまに見かけますけど。

ご飯だって、冷や飯を使うばかりではなく、トリガラスープで炊いたご飯を使うとか、 あれやこれやと工夫できそうなものです。

もちろん、いろんな工夫をこらした旨いチャーハンを出す店はあるのでしょうが、 ラーメンに比べると、一般の中華料理店で食べられるチャーハンの レベルの低さは明らかだと思うのです。

そのレベルのままでチャーハン専門店としたところで、あっと言う間につぶれて しまうでしょう。でも、チャーハンはもっともっと旨くなる可能性を秘めていて、 ラーメンとまではいかないにしろ、大衆食としてもっともっと愛されることも 夢ではないと思うのですよ。

こういうチャーハンなら旨いはず、こういうメニューならチャーハン専門店として やっていけるのでは、という考えがないわけじゃありませんが、だからといって、 お金もなければ料理人としての腕もないので、自分でチャーハン専門店を やってみよう、などとは考えられません。

私の希望は、自分がチャーハン専門店を経営することなどではなく、 どこでも旨いチャーハンが食えることですから。

今、「こういうチャーハンが食べたい」と思っているのは、 トリガラスープで炊いたご飯を使用した「オコゲ・チャーハン」です。 「オコゲ・チャーハン」というのは私が独自に考えたものです。 作ったことがないので、本当に旨いかどうかは断言できませんが、 多分、とても旨いチャーハンになるのではなかろうかと思います。

レシピは恥ずかしいので内緒ですけど。







                        
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