2001年4月12日 狐に・・・


誰にでも妙な思い違いはあるわけで、熟語だとか慣用句だとか諺だとかを 不正確に覚えていたりもします。

自分自身を振り返ると、これがまた恥ずかしいことに中学生か高校生位まで、 「狐につつまれた」と思い込んでいたんですよ。もちろん、正しくは 「狐につままれた」です。

「つまま」が「つつま」になってしまったわけです。耳で覚えたわけではなく、 本で読んで目で覚えたからこういう間違いをしてしまったのですね。あー、 ハズカシ。この間違いに気付いたときは身悶えしそうでした。でも、 他にも私と同じ勘違いをしている人はそこそこいそうです。Web で「狐につつまれた」 を検索したら、それなりに引っ掛かりましたよ。

間違いに気付いたきっかけは、耳で「狐につままれた」と聞いたからです。 それまでも「狐につままれた」を聞く機会はあったのですが、 それまでは逆に「あ、間違ってる」などと思っていたのです。ある日ある時、 「狐につままれた」と聞いて、「もしかして・・・」と疑問に思って調べてみたら、 愕然としてしまったのでした。

「狐につままれた」の文字通りの意味は明らかですよね。では「狐につつまれた」 の場合は?

私としては、何匹もの狐に包囲されて、その狐達がよってたかって化かしに かかっているような、そんな状態をイメージしてました。包囲されているから 「つつまれた」なんです。

多分、「狐につつまれた」と思っている人は、似たようなイメージを持っていると 想像されます。

なんとなくそれっぽいでしょ? そういうイメージがすぐに出来上がってしまったから こそ、「つつまれた」と思い込んで、そのイメージにしがみついて、 高校生あたりまで「つつまれた」の認識のままだったのですね。

今でもこの件は心の傷になってまして、私は「狐につままれた」という表現を 使うことがほとんどありません。別の表現にしてしまいます。もし、 誰かと会話していて「狐につままれた」と言おうとすると、「狐につつまれた」 と言ってしまいそうな気がします。コワイです。

頭の中では「狐につつまれた」という認識が染み付いてしまっているんですよね。

因みに、どうせ「つつまれる」なら女狐ちゃんのほうが幸せそうです。







                        
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