2001年4月24日 たけやーさおだけー


「たけやーさおだけー」という声とともに、軽トラックなどに竿竹を積んで 売り歩く商売があります。

素朴な疑問ですが、あの商売は儲かるのでしょうか? 素人考えでは、 儲かるどころか一本も売れない日のほうが圧倒的に多いような気がするんですよ。

要するに物干し竿ですよね。どこの家庭にもありますが、そうそう折れたりするような ものじゃありませんし、たまたま折れたとしても、その時にタイミング良く 「たけやーさおだけー」が来るはずもありませんし。うちではここ 10 年以上、 物干し竿は一本も買っていません。

本当に竹の棹を使っていた時代なら、どこかで買って家まで持ち帰るのも大変だから、 という事情で、行商に対するニーズがあるのも分かりますが、今時は伸縮自在の 物干し竿があるわけで、クルマでスーパーとかホームセンターなどに出かければ、 何の苦労もなく家に持ち帰れます。

同じ行商でも、石焼き芋とかラーメンとかは、儲かる可能性があると思うのですが、 「たけやーさおだけー」のビジネスは絶望的に儲からないような気がします。

ということで、どう考えても「たけやーさおだけー」はビジネスとして成立するのは 極めて困難だと思うのですが、実際には何ヵ月かに一度位は「たけやーさおだけー」 の声を聞くことがあります。つまり、それを仕事にしている人が実在している、 ということです。

「たけやーさおだけー」は実は儲かる商売なのか、それとも、私の知らない 裏の事情があるのか、謎は深まる一方です。

最近はほとんどなくなったと思いますが、「きんぎょーえーきんぎょー」 の金魚売りも、「たけやーさおだけー」と同じく、儲かるとは思えません。 商売として成立するほど多くの人が金魚を買うとはとても思えませんからね。

これが江戸時代であれば、「実は彼らは公儀隠密で、市井(←「いちい」ではない。 もちろんモー娘とは何の関係もない)の情報収集にあたっている」 なんていう仮説が立てられるのかもしれません。しかし現代においては、 「実は彼らは内閣調査室の・・・」あるいは「実は彼らは公安の・・・」 というのも荒唐無稽な話です。

どこぞの新興宗教団体の「修行」兼「布教活動」なのか、とも考えてみましたが、 それもまた説得力に欠けることであります。

「たけやーさおだけー」は商売として成立しているのでしょうか? それとも、 なにやらの事情があって、儲かってはいないけどやっていることなのでしょうか?

どなたか、何かご存じでしょうか?







                        
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