仕事上、大学の先生とお付き合いすることがたまにあります。大学の先生と言っても、
情報工学をはじめとする理科系の先生にほぼ限られまして、
文科系の先生とはほとんど縁がないですけどね。
で、お相手はその筋の専門家ですから、難しい話をされたり、
鋭いツッコミをされたりして、こちらがタジタジとなってしまうことも
間々あるわけです。
私がタジタジとなろうがなるまいが、それはどうでも良いのですが、
大学の先生という方々は平均的に、身だしなみにはあまり気を遣っていないというか、
あまりオシャレじゃないというか、そういう感じです。もちろん、
そういう方ばかりではないのですが、私が普段会う一般企業の方々と比べると、
平均的にはやはり差を感じてしまうのです。
特に顕著なのが髪型ですね。信じられないくらいヘンテコな髪型をしている先生に
遭遇することが珍しくありません。数ヵ月間、床屋さんには行ってません、
というような不精系の髪型ならばまだ分かるのですが、
そうではなくて、明らかに全体的なバランスがおかしいのです。例えば、
側頭部の髪だけが異様に長いとかです。
初めて会った時には、「その髪型は何なんだーーー!」と絶句してしまいそうに
なりますよ、ほんと。実際、笑いをこらえるのが大変だったこともあります。
大学の先生に限らず、信じられないくらいヘンテコな髪型の人に出会うことは
ありますが、私が仕事で出会う人の範囲においては、そういう髪型の人は、
大学の先生に多く見られるのでした。
床屋さんが普通にカットして、その後何ヵ月か放置したところで、
そういう髪型になるとは思えません。また、頭頂部の薄さをカバーするためとか、
クセっ毛のため仕方なく、という理由があるようにも思えません。つまり、
自分でそういう髪型を指向しているんでしょう。
身だしなみに気を遣っていない、というよりも、その人にとっての美意識に基づいて、
そういう髪型にしているかのように思われます。もちろん、自分の髪型をどうしようと
勝手ではありますが、「その髪型、自分ではオカシイとは思わないの?」
というのが正直な気持です。
そういう人の服装も決してオシャレとはいえませんが、服装の場合は、
どこかで売られている服を買って、それを組み合わせて着ているのですから、
多少はダサイとか似合ってないとかしわくちゃとかいうことはありますが、
各々の服自体は比較的常識の範囲内にとどまっています。しかし髪型の場合は、
なまじ自由度が大きいだけにヘンテコさも常識の範囲を大きく逸脱しうるのです。
そういう方が床屋さんに行った時のことを想像してみましょう。
(髪型に面食らいながら)「どのようにカットしますか?」
「うーん、普通に・・・」
(かなりひるんで)「えっと、横の髪が随分長いようですが、
これはこのままにしときますか?」
「うんうん、そうそう、そこは長いままでね。それはチャーム・ポイントだから」
(動揺を隠して)「あ、そうですよね。ハハ、ハハ、ハハ、ハハ」
こんな会話がされているのでしょうか? こんなお客さんを相手にする理容師の
みなさんに深く同情する次第です。いや、理容師ではなくて美容師なのかも・・・