ビーフシチューとクリームシチューでは、どちらが美味しいでしょうか?
もちろん、人それぞれでしょうし、「俺はビーフシチューが好きだ!」という人でも、
まずいビーフシチューと美味しいクリームシチューを比べたら、
クリームシチューに軍配を上げることもあるでしょう。
では、質問を変えてみましょう。
ビーフシチューとクリームシチューでは、どちらが美味しそうに見えるでしょうか?
私の場合、この質問の答えははっきりしています。ビーフシチューです。
ビーフシチューとクリームシチューを目の前に置かれたら、
まず間違いなくビーフシチューが美味しそうに感じるのです。
もちろん、実際に食べてみたらクリームシチューのほうが美味しいのかもしれませんが。
それなり以上の出来のものであれば、ビーフシチューもクリームシチューも
美味しいと思います。ただし、見た目に限って言えば、明らかにビーフシチューの方が
美味しそうに感じるのです。あるいは、ビーフシチューの方に、
より食欲を刺激されるのです。
私がそのように感じるこの事実は、実を言うと、
単にビーフシチューとクリームシチューだけの問題ではなく、
より一般化されるのであります。もちろん、私にとっての一般化でして、
他の方にあてはまるかどうかは分かりません。
結論から言いますと、「茶色い食べ物は美味しそうに見える」なのです。
ビーフシチュー、スパゲッティ・ミートソース、鰻の蒲焼き、焼鳥(タレ)、
焼きおにぎり、焼き餃子、などなど。ソース、醤油、味噌などの色もありますし、
適度な焦げ色もありますが、大ざっぱにまとめて「茶色」は美味しそうに思えるのです。
上に挙げた例に近い料理で「茶色」ではないものは、クリームシチュー、
スパゲッティ・ボンゴレ、鰻の白焼き、焼鳥(塩)、塩むすび、水餃子、
といった感じでしょうが、あくまでも見た目では、これらによる食欲の刺激は、
さほど強いものではないのです。
例えば中華料理屋さんで焼き餃子を注文して、出てきた餃子の焼き色が不十分な場合、
とてもがっかりするのですが、それはパリパリとした食感が味わえないから
ということもありますが、餃子の白っぽい見た目が食欲を刺激しないせいもあるのです。
かようにして、私の場合、「茶色い食べ物は美味しそうに見える」というのは
紛れもない事実なのですが、皆さんはいかがでしょう?
そういう傾向は感じられますか?
私の疑問は、「茶色い食べ物は美味しそうに見える」のは私だけなのか、
それともある程度は皆さんに共通していることなのか、そして、
日本人以外ではどうなのか、ということです。
私だけのことでしたら、単なる個人の嗜好の問題でしょうが、日本人特有の傾向なら、
醤油とか味噌とかの食文化の経験によるものかもしれません。
全人類に共通することなら、動物としての本能に関係していることなのかもしれません。
「茶色い食べ物は美味しそうに見える」について、コメントを頂ければ幸いです。