昨日の最後の方に、アメリカのポルノ・
ビデオ云々ということを書きまして、その時から「明日はこれで書こう」
と思っていたネタがあります。ところが偶然にも、とあるカッコイイおねえさん
(と言っても私よりは一回り位は年下ですが)から、
そのネタそのものの疑問が寄せられました。
無断で紹介してしまいましょう。匿名だからOKでしょう。
アメリカの AV って、なんで絡みのときに BGM がかかるんでしょう。。
環境ビデオみたい。
これこれ。これを書こうと思っていたのでした。「環境ビデオみたい」
という発想は私にはありませんでしたが、カラミの時の BGM に関しては、
一考すべきであろうと思っていたのです。
私の見た限りにおいて、アメリカのポルノ・ビデオではほぼ例外なく、
カラミが始まった瞬間に BGM が流れはじめ、
それはカラミが終了するまで流れ続けます。
なおかつ、その BGM ってのが安っぽいやつです。ロックとムードミュージックの中間
みたいな曲で、メロディラインも安っぽいしアレンジもムチャクチャ安っぽいです。
カラミの場面における演出効果があるとは思えない、いやむしろマイナスの効果が
あるような BGM なのです。
カラミの場面は数分から十数分続くのが普通ですから、その間中、
その曲が流れ続けます。途中で曲が変わることもありますけどね。
どちらにせよ、ある程度の時間に渡って繰り返し繰り返し、
同じ曲を聞かされるのです。アメリカのポルノ・ビデオで使われる BGM
は専用に作曲されたもののようで、エンドレスに作られているようです。
つまり、2 - 3 分周期での繰り返しが延々と続くようになっているみたいです。
じっくりと聞いたわけじゃないので、私の勘違いかもしれませんが、
そんな気がします。そのような BGM には「終わり」がありませんから、
曲が切り替わるときには、前の曲がきちんと終了してから次の曲が始まるわけではなく、
前の曲がフェードアウトして新しい曲が始まります。
何故、アメリカのポルノ・ビデオのカラミではこのような
BGM が使われるのでしょう? 日本人的な感覚では、全く良いところが見いだせません。
BGM を使うこと自体はともかく、曲がひどすぎます。日本の AV のカラミにおいては、
BGM はほとんど使われませんし、使われたとしても、あんなひどいものではありません。
アメリカのポルノ・ビデオでは、カラミのスタートはキスで次はフェラ、
というのが一般的なパターンでして、これは米国人男性のフェラ好きに対応していると
聞いたことがあります。また、局部アップのシーンは、カラミの流れとは別に、
似たような体位を取りつつも撮影しやすいような体勢で撮ったものが使われます。
カラミの流れの中で局部をアップにしても、良く見えないことがあり得ますので、
これはこれでユーザ・ニーズに配慮したやりかたといえるでしょう。
つまり、基本的にはアメリカのポルノ・ビデオは視聴者のニーズに応えるべく
作られている、と言えるのではないかと思うのです。
ところが、BGM もそうですし、昨日書いた女性のノリとか「シーーーー、ハーーーー」
という呼吸とかも、我々の感覚からすると視聴者のニーズとは思えないものです。
本当にあの演出がアメリカ人にとっては好ましいものなのでしょうか・・・?
まあ、日本人とアメリカ人の感覚の違いと言ってしまえばそれまでですけどね。
いつか機会があったら、アメリカ人の知り合いにそのへんのところを
聞いてみたいものです。あ、アメリカにお住まいの方などで、
そういう情報が得られたら、教えて下さると幸いです。
日本の AV とアメリカのポルノ・ビデオの違いは、日本のプロレスと
アメリカのプロレスの違いを連想させるものがあります。
アメリカン・プロレスの中継を見ると、「なんじゃありゃ?」
と思われる方が大半だと思います。私はあれも嫌いじゃありませんが、
私のようなマニアでなければ、大半の日本人には受け入れがたい演出がされています。
AV あるいはポルノ・ビデオにおける、日本人とアメリカ人の間の嗜好の差と、
プロレスにおける嗜好の差は、根っこがひとつのような気がしなくもないのでした。
作り物でも本物っぽさを求めるのが日本人で、
作り物を作り物として楽しむのがアメリカ人、というのは単純化しすでしょうか?