先日、テレビをつけたままにして PC をカチャカチャしていました。
テレビなんて見ていないのですが、たまたまつけたままになっていたのです。
いわゆるテレビ・ショッピングの類いの番組をしていました。
髪がずいぶんと薄くなった若林豪さんが出演していて、ZIPPO のオイル・ライターを
紹介していました。別に興味の対象ではありませんし、
特に注目はしていなかったのですが、ふと気になる一言が聞こえてきました。
「このライターはせかいげんていで・・・・」
せかいげんてい・・・?
何じゃそりゃ、と思い画面を見ると「世界限定」の文字がありました。
私は不勉強にして「世界限定」の意味が全く分かりません。
「日本限定」ならわかります。ZIPPO は世界的なブランドですが、
このモデルに限っては日本だけで発売している、という場合なら「日本限定」
ですね。それなら分かるのですが「世界限定」は意味不明です。
月では売っていません、という意味でしょうか。だとしたら「世界限定」ではなく
「地球限定」と言って欲しいところです。
通常、商品の宣伝として「○○限定」と言う時には、「数量限定」とか
「期間限定」とか「○○地区限定発売」とかです。それぞれに、
意味も分かりますし宣伝文句としての意義も分かります。
ところが、「世界限定」は意味も分かりませんし、もちろん宣伝文句としての
意義もさっぱり分かりません。
若林豪さんと司会役の女性は、何回も「世界限定」を繰り返していました。
きっとその商品にとっては「世界限定」がウリなのでしょう。意味不明ですけど。
私の想像ですが、この企画に関わった人達はわざと意味不明な「世界限定」
という言葉を使っているのでしょう。深く考えもせずに「限定」という言葉につられて
買う気になればそれはそれでよし。「何か変な言葉」と思われても、
その言葉で番組に注意を払ってもらえれば、それはそれで良し。
ギャグだと思われてもよし。
このような深謀遠慮があったに違いありません。ですから、私がここでこんなことを
書いているのは、まんまと彼らの作戦にはまっているのです。
恐るべし「世界限定」であります。
それにしても、仕事とは言え「世界限定」などというアホくさいセリフを言わされる
若林豪さんは可愛そうです。映画やドラマならそんなことはありませんが、
あのような番組でアホなことを言っていると、ご本人の素からしてアホに見えがちです。
正直に台本通りのセリフを言っているという意味では、映画と変わらないのですが、
そうと分かっていても、素で話しているような印象があるもので。