ガソリン・スタンドとかクルマのディーラーとかに立ち寄ったとしましょう。
そこでの用が済んで帰るとき、店員さんが見送りに出てくれることがあります。
そして、クルマで店の前の道に出る際に、誘導までしてくれることもあります。
これがあまり好きではないのです。見通しが悪くて安全確認がしにくい所ならともかく、
普通に見通せる所なら、店員さんに手伝ってもらうまでもありません。
そもそも、そういう時に他人の判断を入れると、かえって危険になることが
少なくないのです。
店舗の前の歩道にノボリを何本も立てて、見通しを悪くしておいて、
誘導に出てくるのは本末転倒も良いところですが、そういう店舗は少なくありません。
実際、ノボリのせいで見通しが悪くなっているのは、ガソリン・スタンドや
クルマのディーラーに限らず、ファミレスやコンビニでもあります。
当局の厳格な取り締まりをお願いしたいところです。
誘導するのは、サービスの一環のつもりなんでしょうけど、
全然ありがたいとは思いません。スーパーの駐車場のように、
多数のクルマが頻繁に出入りする所なら、
交通の流れ全体をスムースで安全にするために、誘導員は必要でしょうが
(でも、動作が意味不明で「GO」なのか「STOP」なのか分かりにくい誘導員が、
やたらと多いのは何故?)、ガソリン・スタンドとかクルマのディーラーとかなら、
そこまでする必要は感じませんね。
百歩譲って、誘導自体はありがたく受け止めることにしたとしても、
さらに納得出来ないのは、誘導の仕方です。交通の流れが途絶えるタイミングを
見計らって、「今なら安全に出ることが出来ますよ」という合図をくれるならともかく、
バンバン流れている交通を強引に止めて、お客さんを割り込ませようとすることが
しばしばあります。
このパターンは、道路を走っているほうにしたら、失礼極まり無いことです。
ノロノロと動いているところに、「ちょっと入れてください」というならともかく、
順調に流れているのに、それを遮られるのですから、理不尽ですし危険です。
ひどい時は、「俺の後ろはクルマが続いていなんだから、
俺が通りすぎたら安全に余裕を持って出られるじゃねーか!」
というタイミングで止められてしまうこともあります。
お客さんへのサービスのためなら、一般の方々の順調な交通の流れを遮っても良い、
という考え方ですね。クルマのディーラーの中では、
国産車のディーラーにそのパターンが多いような気がします。
気のせいかもしれませんけど。
私が比較的頻繁に出入りしている外国車ディーラー(ふたつあります)では、
見送りはありますけど、道路に出ることのお手伝いはしてくれません。
ドライバーの責任でどうぞ、ということです。当然のことだと思います。
昨日も某国道を走っていたら、強引に流れを止められました。
ホンダの某ディーラー前でのことです。私の 3 台位前のクルマが強引に止められ、
私も当然停止せざるを得ません。私の後ろに続いていた何台かも停止です。
ディーラーの敷地からは、2 台のクルマが出てきました。
若い営業マン二人が雨の中、ずっとお辞儀をしたまま、
お客さんのクルマを見送っています。おそらく、「お客様のクルマが
50m 以上遠ざかるまでお辞儀を続けること」などという教育を受けているのでしょう。
でも、お辞儀をする相手が違うんじゃないか、と思ってしまうのです。
彼らに強引に停められたクルマは 10 台近くになるはずですが、
彼らが「どうも済みません」とか「ありがとうございます」
とかいう意味のアクションを示したのは、当然のように先頭の一台に対してだけです。
私が彼らの前を通りすぎる時、彼らは既にかなり離れているお客様のクルマに
対して深々とお辞儀をしていて、こちらには何の関心もありません。
なんちゅう失礼な奴なんだ、という感情が起こっても仕方ないのであります。
さっさと店内にひっこんでいてくれればともかく、アホ臭いお辞儀を見せ付けられると、
「そんな暇があるなら、こちらにペコリくらいしたらどうだ?」
と思わずにはいられないのであります。
教育方針が間違っているとしか思えないのです。
教育方針以前の問題のような気もしますが。