自慢でも卑下でもなく、単に事実を述べますと、私は生まれてこのかた、
ナンパなるものをいたしたことがございません。
私の学生時代は「ナンパ」とは「硬派・軟派」の「軟派」という意味でしかなく、
街で女性に声を掛けて・・・、という意味はありませんでした。「軟派」と
「ナンパ」になんらかの繋がりがあるのかどうか、はっきりとは分かりませんが、
私が社会人になったころから、「ナンパ」を「ガール・ハント
(←こういう言い方をしていたのですよ、昔は)」
の意味で使うようになったと記憶しています。
で、私は街角やディスコ(←笑うな!)やその他の場所で、
見知らぬ女性に声を掛けたことがないのです。
いや、何らかの理由で声を掛けたことくらいはあるでしょうが、
その後の展開を期待して声を掛けたことは金輪際ないのです。
私が何故ナンパをしたことがないのか、あるいはしないのか。
それを熱く語るつもりなどさらさらありません。別に熱くもなんともありませんから。
問題は逆ナンです。
当然ですが、私は逆ナンされたこともありません。逆ナンみたいなことをビジネスに
されている方から声を掛けられたことはありますし、
渋谷で制服の女子高生から援助交際を持ちかけられたこともありますが、
純粋な逆ナンはありません。
念の為に言っておきますが、ビジネスにも援助交際にも乗りませんでしたからね。
キャバクラの女性から「私がもし高樹さんを街で見かけたら、
絶対に逆ナンする(はあと)」とお世辞を言われたことはあります。
まあ、お世辞はお世辞に過ぎません。
この前も、某店の某嬢さんに「高樹さんを逆ナンしたいから、携帯のメールを教えて」
と言われて教えたのですが、ちょっとしたメールのやり取りはありましたが、
全然、逆ナンにはなってません。営業にすらなってません。不思議です。
逆ナンになってないのは不思議じゃありませんが、営業にもなってないのは不思議です。
逆ナンのためにどこかで会おう(←何だそりゃ?)、という話もあったのですが、
全然具体化しません。世の中、そんなものです。
一度くらいは逆ナンを経験してみたいものですが、
こればっかりは自分でどうこう出来るものではありませんし、既に歳も歳ですから、
ほぼあきらめてます。
私はナンパも逆ナンも知らずに朽ちていくのであります。いや、
ナンパは自分がその気になれば出来ます。成功するかどうかは別として、
ナンパをするだけなら今日にでも出来ます。変質者だと思われるかもしれませんけど。
まあ、しないでしょうし、出来ないでしょうね。
こんなことを書くと、「ナンパはなくても、ネットナンパしまくりのくせに!」
などとツッコミが入るかもしれませんね。何をもってしてネットナンパと言うのかにも
よりますけど、私は初めましての女性をいきなり誘ったことなどありませんです。
例えば、私の考えるネット・ナンパはこういうパターンです。
「初めまして、高樹です。HP(←全角で「HP」と書くのがポイント)みたよ。
とても素敵なHPですね。よかったら僕のHPも見に来て下さい。それから、
出来ればお食事でもご一緒したいなぁ。どうかな?」
こういう頭の悪そうなのが、私の思うネットナンパなのですが、
何か間違ってます・・・?
でも、不思議なことに、女性から私に、
「初めまして、理香と申します。20 歳の女子大生です。いつも読ませて頂いてます。
恥ずかしいけど告白しちゃうと、高樹さんの大ファンなんです。きゃっ、言っちゃった。
恥ずかしいついでにもうひとつ告白します。出来れば高樹さんとデートしたいと
思っているんですよ、本当に。オトナの世界を見せてくれそうな気がするので。
もちろん、デートの時は勝負下着をつけて行きますよ。
もし高樹さんが私を誘って下さるのなら、私は天にも昇る気持になっちゃいます」
こんなメールが届いたとすると、決して断じて絶対に「頭悪そう」とか
「何だコイツは?」とかは思わないことでしょう。不思議です。
男女が逆になっただけなのに・・・・
この差を考えるにつけ、私は男の播種本能の罪深さを思い知らされるのでありました。
ネットであれ実生活であれ、ナンパと逆ナンは、
単に男女の立場を逆にしたものではなく、
全くの別物と考えたほうがよいのかもしれません。