女性の中には悪女願望とか小悪魔願望を持っている方が少なくないようです。
悪女と言っても男を騙して金をまきあげるとか、二股も三股もかけるとか、
そういうことではなく、男を惹きつける手段としてちょっと男を困らせるキャラ、
といった感じです。
悪女とか小悪魔とかは、その人の性格によるところが少なくないはずですが、
極端な話、性格は小悪魔そのものであっても、セックスしたらドーンとマグロ、
なんてことでは小悪魔たり得ないと思うのであります。
悪女にしろ小悪魔にしろ、男を翻弄するためには、単にワガママ放題ではダメでして、
時には男に対するご褒美も必要なのです。もちろん、そのご褒美はセックスということになります。
ですから、セックスが本当のご褒美にならないようだと、悪女や小悪魔は完成しないのです。
つまり、カラダで男を虜にすることは悪女や小悪魔にとって、とても重要なことだと言えます。
悪女願望があるとか、小悪魔になりたいとか、そういうことを時々聞かされることがあります。
その場合、多くの方は性格的には悪女や小悪魔の素質があるように思います。
そういう願望がある時点で、それに適した性格をある程度は備えている、
ということなのかもしれません。
また、それとは別の話ですが、「セックスが上手くなりたい」とか
「私のテクニックはどの程度のものなのか知りたい」とか「フェラチオで男を翻弄したい」
といった相談をされることもあったりもします。
興味深いことに、悪女、小悪魔願望を持っている方々は、ほとんとがセックスの向上も
目指しているようなのです。つまり、悪女、小悪魔願望の持ち主から、
セックスの相談も持ちかけられることが多いのです。「悪女たるもの、カラダで男を虜にしなければ」
と明確に意識しているかどうかはともかく、実際はそういう指向があるようなのです。
で、セックス向上を目指す相談を持ちかけられたとして、もしも実践型研修が実現するならば、
その相談に乗るのもやぶさかではありませんが、それを伴わずにあれこれと教えてあげるのは、
なかなか悲しい気分になるものです。折角教えたことが、他の男に使われてしまうのですから、
出来ればそれは避けたいところです。
他の男に使われるといえば、数年前に極端な例がありました。その方は悪女願望も小悪魔願望も
ないようでしたが、セックスの向上は目指していました。その方の職業はソープ嬢です。
何故私に相談したのかは定かではありませんが、彼女は(お仕事として)
男から見て魅力的なセックスを実現したいということで、
結果的には実践型研修が実現してしまいました。
彼女は当時、ソープランド経験も浅く、なかなか指名が増えずに悩んでいたのでしょう。
で、たまたま知り合いだった私と時々電話で話しているうちにそんな話題が出て、
あれよあれよという間に、実践型研修が実現したのでした。
研修なんて単語を使ってますが、大したことはしていません。男から見て好ましいと思えることを
あれこれ言っただけです。例えばフェラの技術的なことなんかは全然含まれていません。
声の出し方とか、自分が高まって来たことの表現の仕方とか、ベッドでのちょっとした仕草とか、
カラダの見せ方とか、お話をしている時の注意事項とかについて、完全に私自身の好みで、
ああした方がいい、こうした方がいい、と言っていただけです。いや、訂正します。
ヤリながら言っていただけです。
でも、そんな程度のことでも彼女にとっては色々と参考になることが多かったらしく、
えらい感謝されました。彼女の勤めるソープランドの無料チケットはありませんでしたけど。
因みに、彼女の店の講習では手順とか技術的なことは教えてくれたようですが、
ベッドマナーに関しては、ほとんど何も教えてくれなかったそうです。
ともあれ、この場合は私があれこれ言ったことは、ぜーーーんぶ他の男(お客)
のために使われるんですよね。空しいことではあります。空しくはありますが、
とりあえずは、高樹は「ソープ嬢にセックスを指導した男」との勲章(自己満足とも言う)
を手に入れたのでありました。