Swing Out Sister Chart Data

 カラフルでファッショナブルなサウンドで特に日本での人気が高い。。メンバーは学生時代にファッションデザインの勉強をしてきたというボーカルのコリーン、マンチェスター大学で哲学を専攻しながらジャズバンドをしていたキーボードのアンディ、そしてパンクからエレクトロまで幅広いサウンドを模索していたドラムのマーティンの3人。
 85年にデビューシングル「ブルームード」でメジャーデビューを果たす。「ブルームード」はイギリス国内で1000枚しか売れないという結果だったが次のシングル「ブレイクアウト」でバンドは一気にトップバンドに。イギリス国内で4位に入り、全米にも飛び火して6位に入る大ヒットとなる。アンディの書くゴージャスなポップソングとコリーンが歌うというスタイルは日本でも話題を呼び、清涼飲料水のCMに起用されるなど日本でも広く知られる。
 しかし「カレイドスコープワールド」では最新のダンス志向のマーティンとクラッシックポップス志向のアンディが対立しマーティンはバンドを去る。結果アルバムは60年代のバカラックサウンドのようなクラッシックポップスな作品となった。UK、USのチャートでは徐々に人気が落ちていったものの、日本国内ではその良質なPOPサウンドに魅了されるファンが増え続ける。98年日本のドラマの主題歌として「Now you were not here」が空前の大ヒットを記録し、現在もなお安定した人気を持っている。

『Better to travel』(86年)

1:Breakout
2:Twilight world
3:After hours
4:Blue Rood
5:Surrender
6:Fooled by a smile
7:Communion
8:It's not enough
9:Theme (Better to travel)



 世界的にスゥイングアウトシスターの名前を一気に広めたデビュー作。アンディの書くジャズ、ロック、ポップ、ソウルといった幅広い音楽にマーティンがダンス色を加えコリーンがエレガントに演出するというスタイルは当時話題を呼んだ。文字通りバンドを一躍世界的に広めた「Breakout」は60年代のオールドポップスを下敷きにしながら弾けるようなポップサウンドでカラフルにコーティング。「Twillight world」も60年代のオールドポップスにファンクとソウルを交えてゴージャスなサウンド。日本のCMで使われて人気の「Fooled by a smile」や「Surrender」など名曲も多い。アルバムタイトル「Better to travel」のように世界中の音楽をギュッと1枚に詰め込んだポップアルバムの傑作。

『Kaleidscope world』(88年)

1:You on my mind
2:Where in the world
3:Forever blue
4:Heart for hire
5:Tainted
6:Waiting game
7:Precious words
8:Masquerade
9:Between strangers
10:The kaleidscope world
11:Coney island man


 ドラムのマーティンが抜けたことによってグッとオールドポップス色が強くなった2作目。「Waiting game」のように「Breakout」路線を引き継いだ曲も収録されているがやはりどこか落ち着いた雰囲気ゆえにチャート的には苦戦する。ただアンディの書くバカラックに影響を受けたポップサウンドは更に磨きがかかり、コリーンはそんなアンディの作品に登場するハリウッド女優のように華麗に振舞う。コニーのスキャットが美しいインストゥルナンバーの「コニーアイランドの人」、ゴージャスなバラードナンバー「フォーエバーブルー」のように名曲揃い。アルバムタイトルの「万華鏡の世界」のように前作以上にカラフルかつゴージャスなアルバムになっている。興味のある人にはこのアルバムのビデオクリップも是非見てもらいたい。

『Get in touch with yourself』(92年)

1:Get in touch with yourself
2:Am I the same girl
3:Incomplete without you
4:Everybody crime
5:Circulate
6:Who let the love out
7:Understand
8:Not gonna change
9:Don't say the word
10:Love child
11:Spirit moves
12:I can here you but I can't see you
13:Everybody crime (Inst)

 カーティスメイフィールド、スティビーワンダーといった70年代ソウルの影響が表れている3作目。全体的にダークな雰囲気が漂う。70年代ソウルをスウィングアウトシスターなりにゴージャスに演出した「Get in touch with yourself」、自らのルーツサウンドのカバーでもある「Am I the same girl」、2ndアルバムの路線そのままに映画のサントラのような「Circulate」といった佳曲が多く収録されている。

『Live at the Jazz cafe』(93年)

1:Get in touch with yourself
2:You on my mind
3:Surrender
4:Everybody crime
5:Twilight world
6:Circulate
7:Am I the same girl
8:Breakout
9:Not gonna change
10:Who let the love out〜Expanisions 〜Coney island man 〜Wives & Lovers

 スゥイングアウトシスター初のライブ盤(日本盤のみ)。92年の暮れにロンドンのジャズカフェでのライブを収録したもので3rdアルバムまでのヒット曲がまんべんなく入っているベスト盤のような仕様になっている。ライブならではのアレンジやコリーンのリラックスしたボーカルが楽しい。スゥイングアウトシスターのアルバムの中でも特ににお勧めの1枚。

『The living return』(94年)

1:Better make it better
2:Don't let yourself down
3:Ordinary people 
4:Mama don't raise no fool

5:Don't give up on a good thing
6:Making the right move
7:LaLa (means I love you)
8:Feel free 9:Stop and think it over
10:That's the way it goes
11:All in your mind 〜O pesadelo dos autores
12:Low down dirty business


 ライブ盤の影響からか非常にグルーブにこだわった作品に仕上ったオリジナル4作目。サウンドとしては3rdアルバムのソウルミュージックをバンドが消化してスゥイングアウトシスターオリジナルソウルサウンドといったものに仕上っている。全体の出来としても1stや2ndに負けるとも劣らないほど質が高く、特に前半1曲目から6曲目までの大作群には圧倒される。90年代ヒップホップシーンに触発されたような「Don't let yourself down」や「Ordinary people」、ジャジーな雰囲気の「Mama don't raise no fool」、70年代にディスコヒットした曲を思い出させる「Don't give up on a good thing」「Making the right move」など聞き所満載。先行シングルの「La La」は日本のラジオでかなりのヒットを記録した。

『The best of Swing out sister』(96年)

1:Breakout
2:Am I the same girl
3:You on my mind
4:Twilight world ( Single ver)
5:Where in the world
6:La La (Means I love you)
7:Ordinary people
8:Get in touch yourself
9:Surrender
10:Heaven only knows
11:Better make it better (Single ver)
12:Not gonna change (Single ver)
13:Fooled by a smile
14:Waiting game
15:Forever blue
16:Breakeout (remix) <Now you were not hereのバージョンも有り>

 スゥイングアウトシスター10年間の集大成。ビッグヒットは少ないものの佳曲を提供し続けてきたバンドの真骨頂がこのベストに表れている。シングルバージョンミックスが収録されているTwilight worldが一番の聞き所。このベストに新録された「Heaven only knows」が日本のラジオでヒット。

『Shapes and patterns』(97年)

1:Somewhere in the world
2:Here and now
3:We could make it better
4:Shapes and patterns
5:Better make it better
6:Something out of this world
7:Joe meek's cat
8:Stoned soul picnic
9:You already know
10:Always
11:Now you're not here
12:Icy cold as winter
13:Shapes and patterns

 日本のテレビドラマの主題歌として大ヒットを記録した「Now you're not here」のリミックスが収録されていることから特に売れたオリジナル5作目。それまでの渋いながらゴージャスなサウンドをストイックに作り続けてきたスゥイングアウトシスターからすれば意外なほどシンプルにアレンジされたサウンドに仕上っているのが特徴。日本でヒットした「Now you're not here」の影響が強いのかどの曲も耳障りは良いもののそれまでのSOSサウンドにあったコクが失われていてあまり印象に残らないのが正直なところ。

『Filth and Dreams』(99年)

1:Who's been sleeping
2:Closer than the sun
3:Sugar free
4:Filth and dreams
5:Happy when you're high
6:If I had the heart
7:When Morning comes
8:Invisible
9:World out of control
10:Make you stay

 ラテンサウンドへの影響が見られるオリジナル6作目。前作に続き耳障りが良いもののどこかラフな作りになっているのが目立つ。ヒップホップサウンドを意識したようなサンプリングの多用もこのアルバムの特徴でありSOSなりの実験だろうが、全体としてはどこかダークで地味な印象はやはり拭えない。

USA 40 Hits Single

1 Breakout 6位 87年
2 Twilight world 31位 87年


UK 40 Hits Singles

1 Breakout 4位 86年
2 Surrender 7位 87年
3 Twilight world 32位 87年
4 You on my mind 28位 89年
5 Am I the same girl 21位 92年
6 LaLa (means I love you) 37位 94年



Ultimate Band List Launch Yahoo Artist