読書 1999年11月

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初版発行日

感想

・印象的な内容(一部要約したものあり)

1

デルの革命

マイケル・デル、キャサリン・フレッドマン

日本経済新聞社
初版1999年7月23日

 DELLのCEO、マイケル・デルが彼の少年時代からDELLの設立、発展そして、デルの経営学を記した本。デルが医学部の学生だったとは知らなかった。学業そっちのけで小学校からビジネスに夢中になっていたと思っていたのだが、勉強もしっかりやっていたとは。

 ビル・ゲイツの「思考スピードの経営」を読んだときも思ったのだが、優れた経営者は、自社のテクノロジーやライバルの動向よりも、まずは顧客を重視している。ライバルを蹴落とそうとするのは、二の次である。

  • 約束は控えめに、実行はたっぷり
  • 多くの企業は知らず知らずのうちにライバルと大同小異の戦略を採用してしまっている。
  • ライバルの力を逆用する「柔道戦術」
  • アイスホッケーの名選手、ウェイン・グレッキーの言葉「パックのあるところを目指して滑るのではなく、パックがこれから向かうところを目指す」
  • ホームランではなくヒットを狙う

2

富のピラミッド

レスター・C・サロー

TBSブルタニカ
初版1999年10月29日

 「大接戦」や「ゼロ・サム社会」、「資本主義の未来」で有名なMITのレスター・サローの新刊。サローの著書を読むのは「経済探検」「日本は必ず復活する」に続いて3冊目だった。「経済探検」「日本は必ず復活する」とは比較できないほど、今回の著書は、データに緻密であり、引用文献も多く、文章の端々から情熱が感じられた。きっとサローの代表作になるのではないかと思う。

 サローの今までの著書の中での最大の誤りは、「大接戦」の中で90年代の日本の株式市場の暴落について触れなかったことだそうだ。日本は簡単に事態を収拾できると思っていたそうだ。

 日本に対する叱咤激励が多かった。

  • MBAをとる若者は1960年代より現在の方がはるかにすぐれているし、人数も多い。そして、50年代のビジネス・スクールの学生とは違って、大組織に入ることは望んでいない。金持ちになりたいと望んでいる。
  • 日本が失敗すれば、世界も日本と共に沈むことになる。
  • 起業家は、リスクをとり、組織をまとめ、実行する人であって、思索家や発明家ではないのが普通だ。
  • 日本の経済は行き詰まっており、金融崩落後の問題をいまだに解決できていない。そのうえ、創造性の欠如という問題があり、この点は日本人も認識している。
  • アメリカは19世紀には模倣が得意だとみられていたが、20世紀後半になると、発明が得意だといわれている。日本は20世紀後半、模倣を得意としていたが、発明の才はまだ発揮していない。ドイツは、20世紀前半に発明の才を発揮したが、後半はそうでもない。

3

敗者復活 リストラ社員の大逆襲

宮崎学、設楽清嗣

幻冬舎
初版1999年5月10日

 突破者・宮崎学と東京管理職ユニオン書記長・設楽清嗣がリストラされたサラリーマンを助けた日々を綴った本。一流企業の社員から社員20人程度の小さな販売店の社員まで、さまざまな人の解雇に対する事例が書かれてある。

 組合活動をやっているにもかかわらず共産主義に批判的であるなど、設楽さんはなかなか変わった人物だ。設楽さんの所に助けを求めて駆け込んで来た弱そうなサラリーマンは、同じ境遇の人たちと行動を共にするうちに、たくましく変わっていくそうだ。そのあたりが、ただ会社から有利な条件を引き出すことのみを目的とするのでなく、会社に捨てられ自信をなくした人たちを「敗者復活」させることを目的とした組織たる所以だろう。

  • 大切なのは、まじめにコツコツ生きることではなく、もっとちゃらんぽらんに生きることだ。

4

右であれ左であれ

鈴木邦男

エスエル出版会
初版1999年9月25日

 一水会の鈴木邦男の対談集。左翼の人との対談が多く含まれている。右翼対左翼という図式ではなく、両者が昔の思いでを語り合うような感じの対談が多かった。その時代を生きた人にとっては、自身の経験と照らしあわして楽しめる本かもしれない。

5

不逞者

宮崎学

幻冬舎アウトロー文庫

 愚連隊の万年東一と在日の星金天海を描いた作品。颯爽とした万年の生き方と対照的に、在日朝鮮人の代表として活動していた金天海の生き方には、悲壮感を感じてしまう。いずれにしても、斯くありたい、と思える人物である。

6

人生談義

松下幸之助

PHP文庫

 松下幸之助が92歳から94歳で亡くなるまでの間に語ったことをまとめた本。若いころの苦労の回顧録のようでありつつ、それでいてそんなに悲観的な内容ではなかった。

  • "ぼくは自信がない"などと安易に言っている姿は結局甘えに過ぎない。
  • 夫婦仲が良いお店は倒産することがなかった。

7

哲学への回帰 資本主義の新しい精神を求めて

稲盛和夫、梅原猛

PHP文庫

 京セラの稲盛さんと元京都市立芸術大学学長の梅原さんが資本主義について、文化について語った本。とても素晴らしいことが書いてあるのだが、稲盛さんの他の著書で見られるような反骨精神は、この本では感じられなかった。若者向けの本ではないな。どことなく坊さんの説法のようだった。

8

突破者列伝

宮崎学

幻冬舎アウトロー文庫

 「突破者」で自分の半生を描いた著者がこの「突破者列伝」で自分の身近な人について、その人生を描いた。

 「突破者」の中でもあったのだが、暴対法について批判が述べられている。在日朝鮮人や被差別部落出身という社会的弱者がやくざの道に進んでしまうことが多いという事実に、そういう人たちへの見方が変わった。
 

  • ダメな上司というものは、下から見るとすぐにわかってしまうものである。

 

9

物の見方 考え方

松下幸之助

PHP文庫

 「人生談義」に引き続きPHP文庫の松下幸之助の本を読んでみた。江口克彦の本で松下幸之助のことをある程度までは知ったので、今度は、幸之助本人の書いた本を読んでみようと思い、さしあたって文庫本になっているものを何冊か読んでいる。

 この本は、昭和38年に出版されたものだが、読んでいてそんなに古さを感じなかった。アメリカに対する記述など、昨今のものと全く変わりない。アメリカでは社員を簡単に解雇できるが、社会保障がしっかりしているので、路頭に迷わす心配がない、というようなことが書いてあった。
 「スピードの時代」という記述もあった。最近言われ出したのではなく、昭和38年にはすでにスピードの時代に突入していたらしい。

10

細川ガラシャ夫人

三浦綾子

新潮文庫 上下

 近頃亡くなられた三浦綾子の本を何か読んでみようと思い、歴史小説を選んだ。明智光秀の娘にして細川忠興の妻ガラシャの一生を描いた作品。

11

指導者の条件

松下幸之助

PHP文庫

 松下幸之助が指導者について、日本と中国の故事をもとに語る。信長、秀吉、家康を例にした話が多かった。松下幸之助は、歴史からさまざまな教訓を学び続けていたようだ。

12

最新宇宙論と天文学を楽しむ本

佐藤勝彦監修

PHP文庫

 1998年12月にハワイに完成した光学・赤外線望遠鏡「すばる」の話から始まり、太陽系の話、星の話、銀河系さらには宇宙論の話題までも一冊にまとめた本。たまにはこのような物理学の読本に触れてみるのもいいものだ。

13

俺の考え

本田宗一郎

新潮文庫

 昭和38年に出版されたものの文庫版。本田宗一郎については、城山三郎や井深大の本でそのひととなりを知っていたが、なにもかざることのない天真爛漫さは本書からも伺える。

 同じく昭和38年に書かれた松下幸之助の「物の見方 考え方」にもこの「俺の時代」にも「スピードの時代」という言葉が載っていた。昭和38年あたりは競争が激しい時代だったのだろうか。横並びの時代になるのは、もうしばらくしてからなのだろうか。

14

いますぐ人生をひらこう

船井幸雄

PHP文庫

 道教の教えのような船井さんの考えだが、読んでみると、ただ単に理想を言ってるだけでないことが伺える。自分の経験に基づいていろいろな主張をされている。競争というものを否定されており、共生とか共存が正しいと述べられている。かといって、共産主義を主張されているわけでもない。経営コンサルタントだから当たり前なのだろうが。

15

孫正義大いに語る!!

竹村健一

PHP
初版1999年12月1日

 ソフトバンクの孫正義と竹村健一の対談。聞き上手の竹村さんとの対談ということもあってか、孫正義さんの考えがよく伝わってきた。

 孫正義さんはインターネットビジネスで大成功しただけあって、経営論について堂々と自分の意見を披露されている。

  • 情報社会の4つのステージ、@アナログのテクノロジー、Aアナログのサービス、Bデジタルのテクノロジー、Cデジタルのサービス。
  • アメリカは知恵を働かせてお金をごっそり残し、製造業中心の国は働けど働けどらくにならずお金が残らない。

16

道は無限にある

松下幸之助

PHP文庫

 昭和50年に出版されたものの文庫版。若手にお説教をしているようだが、かといって嫌な気にならない。

 「きびしい時代」という言葉が印象に残った。

  • 自分の考えにあやまちがないか、足らざるものがないかと、くり返し反省していかなければならない。
  • 自分は困難に直面して、命をかけて仕事をしていなかった。楽をしていこうと考えていた。そこにこの煩悶があるのだ。
  • 大器晩成型の人というのは、終生勉強だという考えが心のどこかに力強くひそんでいて、そして常に新しいものを吸収し、勉強し、人の教えを喜んで受けていくという態度が失われない人。

17

ここ一番で腹をくくれるか

森祗晶

新講社
初版1999年9月25日

 元西武ライオンズ監督の森祗晶がリストラなどの逆境に立つ人たちに対して書いた本。巨人時代のV9、西武の黄金時代でコーチ・監督を務めたりと、野球人生において順風満帆に行っていそうな森祗晶だが、いろいろ苦労もあったようだ。西武の監督時代に、勝ちすぎて面白くない、とマスコミなどから言われたことが非常に嫌だったそうだ。

 頭で分かるのではなく、腹で分かることが大事だと強調されている。

18

断絶の時代

ピーター・F・ドラッカー

ダイヤモンド社
初版1999年9月24日

 ドラッカー先生が約30年前、1968年に記した本を新訳し出版したもの。
 読めば読むほどドラッカー先生の洞察力に畏怖してしまう。サッチャー首相の民営化のみならず、マハティール首相のルック・イーストもこの本の影響を受けているのではないだろうか。このような本に出会えて非常に嬉しく思う。

第T部 起業家の時代

  • この半世紀は継続の時代だった。
  • 発電機がなければ電気産業がありえないように、コンピューターがなければ情報産業もない。しかし電気産業では資金と技術のほとんどが電力を送り、利用することに投入されている。同じように情報産業でも、資金と技術のほとんどは情報を送り、利用することに向けられる。利益のほとんどもそこからもたらされる。
  • 情報産業は高度の知識労働者の雇用も生み出して行く。システム・エンジニアは10年以内に50万人になる。しかし、これらのことは始まりにすぎない。
  • 自然科学の世界の者には、人文科学者たることを要求し、人文科学の世界の者には、自然科学を理解することを要求しなければならない。経済にかかわりをもつ者に対しては、この二つの世界を理解し、自らのものとし、親しむことを要求しなければならない。
  • 技術は自然科学から生まれるものだけではない。知識にかかわるあらゆる分野の体系的な活動から生まれる。そのうえ昔から、大きな変化は、むしろそれぞれの分野の体系の外で生まれてきた。
  • 製品やアイデアよりも、ビジョンが経済、社会、文化に影響をもたらす。
  • 経済大国のなかで、グローバル経済を中心にとらえてきたのは1950年以降の日本だけである。これが日本経済の発展をもたらした。
  • 技術の輸入に関して、長期的に見れば、技術の対価は、自らの技術によって支払わなければならない。

第U部 グローバル化の時代

  • グローバル企業の稼いだ外貨がアメリカの国際収支を支えている。
  • 1860年から1910年にかけて、20年ごとに先進国入りする国が現れた。経済発展はどこでも起こり得ると思われていたが、その後、新たな先進国入りは起こらなくなった。
  • 日本人は人種闘争でジレンマに立たされる。日本は経済的、社会的には白人の世界に属し、文化的、伝統的、皮膚的には非白人の世界に属する。いずれの世界でも、日本人はくつろげない。
  • 新興国は新開地における農産物の輸出によって経済発展の資金を手にした。開拓地が残っていなかった日本は、生糸の輸出によって資金を賄った。
  • 途上国への援助は機会ではなく、問題に注ぎ込まれる。成果の大きなところではなく、必要の大きなところへ向けられる。これが依存を生み出す。
  • 今日の経済発展の範とすべきは、米ソその他の白人国家ではなく、日本である。日本は国内の資金を動員して、外国からの投資、借款に頼ることなく、岩崎流の経済発展を実現した。同時に日本は、国内の人材を動員して渋沢流の経済発展を成し遂げた。
  • 人材の育成と機会への登用に関して、今日、渋沢のような人物は見当たらない。しかし、我々は彼が行ったことを組織の力で行うことができるはずである。
  • 経済発展は貧しい人を豊かにすることではなく、貧しい人を生産的にすることである。
  • 完全雇用を実現できるのは、動的な不均衡である。

第V部 多元化の時代

  • 今日最も無責任な組織は、企業ではなく、大学である。
  • 従業員に忠誠を要求することは、許しがたいことであり、正当性を欠く。組織とその従業員の関係は、契約上のものであって、あらゆる契約のなかで最も狭義に解釈すべきものである。
  • 組織はあまりに複雑であって、経営陣の部屋で何が行われているかはなかなか理解できない。理解がなければ、組織は危険にさらされる。
  • 組織とその経営陣の力の基盤となりうるものは一つしかない。成果である。成果こそが、組織にとって唯一の存在理由である。
  • 意思決定者を、実行から分離させなければならない。さもなければ、意思決定はされず、実行もされない。
  • 今日の若者の組織への反抗は、重大な危機をはらんでいる。悪しきリーダーへの帰依である。
  • 自由の代価として責任が求められる。
  • 200年前ルソーが言ったように、一人ひとりの人間にとって、自由の究極の守りは移動の権利である。

第W部 知識の時代

  • 知識労働者の定年は簡単な問題ではない。定年後は、あっと言う間にぼける。
  • とるべき道は、ゼネラリストからスペシャリストではなく、その逆である。
  • 卒業証書は長期間学校に通ったこと以外のことは、何も意味しない。卒業証書をもって、能力や将来性を判断できるほど、人間の成長過程は一律ではない。
  • 子どもには、好きなようにさせることと、集団でさせることの組み合わせが有効である。
  • 最も必要とされているのは、自らの専門分野の情報を成果に結び付けられる者であり、それを教えることのできる者である。

1983年版への序文

  • 断絶とは、社会と文明における根源の変化である。
  • 教育を受けた知識ある若い人たちにとって、「断絶の時代」こそ「好機の時代」である。

19

チャンスは友が運んでくる

竹村健一

サンマーク文庫

 竹村健一さんの交遊録を綴った本。竹村さんの謙虚な性格がよく見える一冊。友人の悪口が一切載っていなかった。

 岡山県大活性化計画、というものを披露されていた。中国地方の中心を岡山に置くという考えについて具体的に、空港を造るとか、高速道路を利用して岡山に日本海、瀬戸内海、太平洋の水産物を扱う市場を造る、という案を紹介されていた。

・せわしい仕事はせわしい人に頼め。

20

君は毎日、生まれ変わっている

中谷彰宏

PHP文庫

 病気、怪我の治癒方法を中谷流に記した本。

  • 塩素の強い水道水を飲むと、体の中の良い菌まで殺されてしまい体調が悪くなる。
  • 靴を履いているのに、ズルズル音を立ててスリッパ歩きをするのは間違っている。

21

ソフト・パワー経済

竹中平蔵

PHP
初版1999年12月8日

 慶応大学総合政策学部の竹中平蔵先生が、日本が「ソフト・パワー」を持つ国になるために進めべき道を記した本。竹中平蔵の本を初めて読んだが、得るべきことが非常に多く、さらに何冊か読んでみようと思う。

 いろいろな人の本を読んでいるが、優れた教育者の書いた本は、やはりなにか違う。一冊読んだ後に自分自身の知識が確実に上昇しているのが実感できる。

 ハード・カバーで1100円と、お手ごろな値段であった。

第T部 「二一世紀型」への下地づくり

  • 1997年の購買力平価で測ったGNPでは、日本は世界7位。日本はもっと豊かになれる。
  • 不良債権をもたらした最大の原因はバブルであって、そのバブルを生み出した最大の原因は金融市場が競争的でなかったからだということになる。
  • 二十年前、ハーバード大学に留学したとき、アメリカでは当座預金でも金利がつくことに驚いた。われわれの金融常識そのものを根本から問いなおす必要がある。
  • ローリスク・ローリターンの間接金融とハイリスク・ハイリターンの直接金融の他に、ミディアムリスク・ミディアムリターンの道をつくるというのが、ビッグバンの重要な意味。
  • 1980年代、アメリカ、イギリスの政策論争で「政府のギブアップ」という言葉がよく使われた。それを一番うまくやったのがサッチャー元首相。
  • 人間を無気力にするふたつのケース:第一のケースは、やってもやっても達成感がない場合、第二のケースは、それとは逆に、何もやらなくてもある程度のものが与えられる場合。
  • これからの社会は頑張った者がむくわれる税制を徹底的に導入し、代わりに職業再訓練を充実させるなどして、誰もが競争に平等にチャレンジできるチャンスを与える、という政策をとることが重要になってくる。
  • 日本は、厳密な意味での学歴社会ではない。企業は、なまじ勉強してきて入社早々、課長を批判するような人材は絶対にいらなかった。だからこそ、日本の企業は大学院卒をほとんど採ってこなかった。
  • 自分の能力こそが最大のセイフティ・ネットである。
  • アメリカで最も競争力の強いのは、資本集約的な産業ではなく、労働集約産業だった。

第U部 ソフト・パワー経済に挑む

  • 日本の成功体験の中には、スピードという要因はさほど重要視されてこなかった。むしろ、後発者の利益を巧みに生かすように努力してきた。
  • ソフト・パワーとは「知恵と魅力」「相手を力でねじ伏せるのではなく魅力で引き寄せる」「知的な力、情報の力、人や社会の魅力の総称」。
  • 知的パワーを高めるために、世界と競争できる高等教育機関の拡充、とりわけ大学の改革が急がれる。
  • 1920年代に日本経済が経験した苦難とその後の回復過程が、今と重なって見える。しかし、結果的に金融問題への対処を誤り大恐慌へと突入していった。

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