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題名 |
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最強の「営業チーム」づくり
永井隆雄
ぱる出版 初版2002年7月10日 |
組織人事コンサルタントでご活躍中の永井隆雄さんの著書。
営業部門の心理的負担というのは、私のような技術部門の人間では想像つかないほど大きいらしい。
第1章 売れない時代に売るにはどうするか
第2章 できる営業マンのコンピテンシー
- 人事評価マニュアルを作ったくらいで、パフォーマンスが画期的に上がることなど今までもなかったし、今後もありえない。(34頁)
- 市場においては、自己の利益を求めるだけではなく、相手を騙す・脅かすなどの策略を用いることを「戦略的相互行為」といい、それは取引コストを高める。(ウイリアムソン 56頁)
- いわく、「日本の組織は、市場原理が浸透していないからダメだ。だから、市場原理を取り入れ、内部競争を激化することが望ましい」という。これはウイリアムソンに従えば、頓珍漢な議論だということになるかもしれない。(57頁)
第3章 営業マンをやる気にさせる報酬戦略
- (報酬決定について)部門実績を処遇に反映することはやめ、あくまでも職務行動の品質やプロセスを重視した評価をすべきだと提唱している。部門の実績など参考程度でよく、実績を導くのに必要な成果行動や業務プロセスを見つめた評価で処遇すべきだといつも強調している。(87頁)
- 成果主義を唱える会社は、先行きの見通しが悪く、現下の人件費をのっけから下げたい場合がほとんどである。(88頁)
第4章 最強のチーム作りの決め手になるものは?
- しばしば人事コンサルタントと称する人たちは、全体の目標を各部門へ、そして各担当へとブレークダウンするというが、徹底的に落とし込んだところで部門的達成(部門としての達成)が全体の組織目標の実現にならないことが少なくなく、どうしても不満を残す結果になっている。(103頁)
- もはや組織への盲目的追随を責任もって推奨することは難しくなっている。ドラッカーは、組織へのロイヤリティではなく、職務へのロイヤリティを持つべきだと職業倫理の変遷を予言したが、いまや陳腐化著しい職務さえもコミットするには薄氷である。(108頁)
第5章 チーム営業と上司の問題点を考える
- モラル・ハラスメントの加害者は、自分の勝ちか負けかをいつも考えている。(164頁)
- 周りの人間は、その(モラル・ハラスメントの上司の)思考パターンには一定のルールはなく、予測がつかないように感じる。しかし、予測がつかないルールを強制される。(166頁)
第6章 人事評価制度はこう活かす
バランスト・スコアカード(BSC)の4つの視点 (1)財務的指標の視点 (2)顧客の視点 (3)社内プロセスの視点 (4)学習と成長の視点
第7章 チームを強化する組織変革のすすめ方 |
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ベッカー教授の経済学ではこう考える
ゲーリー・S・ベッカー、ギティー・N・ベッカー 鞍谷雅敏、岡田滋行訳
東洋経済新報社 初版1998年9月17日 |
The Economics of Life(1996
McGraw-Hill社)の日本語版。
1992年ノーベル経済学賞受賞のGary S. Beckerと彼の妻Guity N.
Beckerの共著となっている。ベッカーはシカゴ学派の経済学者。少し前に読んだシカゴ学派の重鎮ミルトン・フリードマンの本に、ベッカーのことが触れてあったので、読んでみることにした。
- (アダム・スミスやデビッド・ヒューム等の思想)人びとがつねに合理的でめったに誤りは犯さないと前提しているのではなく、たんに大多数の人びとが、いかなる良心的な政府の役人に比べても、自分自身の利益を推進するうえではより合理的に行動すると前提している。(11頁)
- 政府企業への民間部門への売却はさらに推し進めることができるし、そうすべきである。国有企業にあっては経済的選択と政治的考慮を分離できないことから、競争的私企業に比べて効率的および柔軟性に劣ることは明白だ。(51頁)
- 欧州の教訓:労働市場問題への政府の干渉が少ないとき、雇用ははるかに活性化する。(62頁)
- 企業に育児休暇の付与を義務づけることは、非効率であり不公平である。事実上それは、単身者に対する、また子供のいないか子供が既に大きくなった既婚者に対する、差別を行なうことになる。(129頁)
- 刑期を厳しくすれば、銃器携帯者による発砲は抑止されよう(138頁)
- 新人のドラフト制度や他の大リーグの規則は、成績の悪いチームを罰するよりは、むしろ優遇するような形になっている。(157頁)
- 一般の労働者の賃金と労働条件の改善をもたらしてきたのは、労働組合ではなく、主として生産性の向上である。(162頁)
- 英国の歴史家アクトン卿の有名な指摘「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対に腐敗する」(245頁)
- 教育は、政治的・社会的な生活状況を判断する批判的精神を育てる。(334頁)
- 国民のエネルギーと創意が自由な環境下で花開くことが許されないとき、国家は不必要な痛手をこうむる。(341頁)
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EQリーダーシップ
ダニエル・ゴールマン、リチャード・ボヤツィス、アニー・マッキー、 土屋京子訳
日本経済新聞社 初版2002年6月24日 |
Primal
Leadershipというのが原著のタイトルだが、日本語版にはEQという枕詞が追加された。
本書のユニークな点として、リーダーシップ理論と神経学を関連づけて論じていることを、序文で述べてあった。
共鳴することが大事なんですね。
■リーダーシップスタイル 前向きなリーダーシップ (1)ビジョン型 (2)コーチ型 (3)関係重視型 (4)民主型
危険なリーダーシップスタイル (5)ペースセッター型 (6)強制型
- 今日、世界中の組織がなすべきは、EQリーダーシップの価値を再認識し、こころの共鳴を起こせるリーダーを育て、従業員の力を引き出すことである。(7頁)
- 笑い声は能率を向上させる。(23頁)
- 軽度の懸念(たとえば、「締め切りが近づいている」というような意識)は注意力やエネルギー集中じ役立つが、長期にわたる不安はリーダーシップに悪影響を与え、脳の情報処理能力や対応力を阻害し、業績にも悪影響を及ぼす。反対に、快活な笑いや明るい雰囲気は、仕事に必要な神経の動きを活発にする。(26頁)
- 結局、リーダーとして最も責任ある行動とは、自分の精神状態をコントロールすることだ。(68頁)
- ナポレオンが言ったよう、「リーダーは希望を売り歩く人」なのだ。(163頁)
- EQの高いリーダーは、肯定的なフィードバックも否定的なフィードバックも熱心に求める。(172頁)
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入門 ビジネス・コーチング
本間正人
PHP研究所 初版2001年1月29日 |
コーチングの本間正人氏の著書。
コーチングは「信・認・任」に象徴されるとのこと。
TOEIC990点満点の本間氏だけあって、coach,
strategyの語源が述べてあった。 |
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伝説の打線
別冊宝島編集部編
宝島社文庫 文庫版初版 2002年7月8日 |
プロ野球の歴史上、伝説に残る打線について述べて本。
伝説的な打線といえば、阪神の「ダイナマイト打線」が有名だが、それ以上にすごい「水爆打線」というものがかつて存在していた。昭和25年の松竹ロビンス。小鶴誠の51本、岩本の39本、大岡の34本。
王ダイエーの打線は、ダイハード打線と呼ぶことを初めて知りました。
高橋慶彦って北海道出身だったんですね。広島のそのスジの出かと思っていました。 |
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P. F. ドラッカー経営論集
ピーター F. ドラッカー 上田惇生訳
ダイヤモンド社 初版1998年7月30日 |
ダイヤモンド・ハーバード・ビジネスに掲載された論文の中から13本を集めたもの。
- 今世紀に登場した日本という経済大国は、いかなる技術分野でもパイオニアではなかった。日本の発展は、マネジメント上のリーダーシップによっていた。(1988年 24頁)
- 会社の成果は、顧客の満足である。(1988年 38頁)
- 組織は、つねにイノベーションをもたらすよう組織される。イノベーションとは、シュムペーターの言う創造的破壊である。(1992年 43頁)
- 日本の会社では、製品開発をサッカー型のチームで行った。サッカー型チームでも機能別部門はそれぞれの仕事を行う。しかしそれらの部門は、最初の段階から一緒に仕事をする。そしてサッカーのチームがボールとともに動いていくように、機能別部門も仕事とともに動いていく。(1992年 61頁)
- 日本でこの10年に最も成長した会社は、アメリカのセブン・イレブンやデニーズからライセンスを取得した小売りやレストランのチェーンである。(1984年 74頁)
- シュムペーターが理解していたように、コンドラチェフの不況を無縁のものとするものは、抽象的な経済法則ではない。それは起業家のエネルギーである。(82頁)
- そもそも政府に未知の分野について計画を立てられるはずがない。(1984年 83頁)
- 知識労働者はサービス労働者は、自らが教えるときに、最もよく学ぶという事実がある。(1991年 124頁)
- かつて会社は、ピラミッドのように永続することを目指してつくられた。今はテントにすぎない。(1993年 132頁)
- 昇進のハシゴはなくなる。縄バシゴさえなくなる。あるものはツタである。そこで、これからは、ナタが必要になる。(1993年 132頁)
- 私は管理者という言葉もあまり使いたくない。部下の存在を想定しているからだ。エグゼクティブという言葉を使いたい。支配ではなく、責任を意味しているからである。(1993年 147頁)
- マーシャルやスローンは、要求は大きかったが、大事なことは仕事の能力だということを知っていた。必要な能力さえ秀でていれば、他のことは組織として補いようがある。(1985年 182頁)
- すでに昔から知られているように、組織の中の人間というものは、他の者がどのように報われるかを見て、自らの態度と行動を決める。(1985年 188頁)
- 予期せぬ成功や失敗は、イノベーションの機会として、優れて実り豊かである。なぜならば、競争相手が無視してくれ、あるいは敵視さえしてくれるからである。(1985年 194頁)
- 工場は、最終段階から逆にたどって設計すべきものであり、大きな流れの一環として管理すべきものだった。(1990年 250頁)
- 意思決定のための6つの手順
(1)問題の分類 (2)問題の明確化 (3)目的の明確化 (4)妥協策の峻別 (5)実行の担保 (6)解決策の有効性の検証(1967年 260頁)
- (意思決定について)圧倒的に多く見られる間違いは、一般的な問題を特殊な問題の連続としてみてしまうことである。(1967年 263頁)
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パーフェクトとKOのあいだ
槙原博己
光文社 初版2002年7月30日 |
引退までの数年間はパッとしなかった元巨人の槙原博己の著書。「だめ魔人」などと言われていた。
槙原投手の現役時代を振り返ったこの一冊は、懐かしい場面や選手がふんだんに登場し、とても楽しめた。
良い印象 1994年5月18日 完全試合 福岡ドームでの対広島戦 1994年の日本シリーズで2勝してMVP 本書ではふれてなかったのすが、大野さんとの投げ合いも印象に残っています。
悪い印象 1986年10月7日 ヤクルトのブロハードに逆転本塁打 1999年6月12日 新庄に敬遠の球をサヨナラヒット
■肩は消耗品だと言って、キャンプで投げ込みをしなかった年は、成績は良くなかった。(132頁) |
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方法序説
デカルト、谷川多佳子訳
岩波文庫 文庫版初版 1997年7月16日 |
サイエンスの分野では、デカルト座標系で有名。そういった数学関係が書いてあるかと思ったら、とんだ勘違いをしてしまった。 |
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プロ野球 「人を動かす」技術!
角盈男
日文新書 初版2002年2月25日 |
投手として、巨人、日本ハム、ヤクルト、コーチとしてヤクルト、巨人を渡り歩いた角盈男の著書。
彼がヤクルトの投手コーチになったときはタレントコーチなどと言われたものだが、蓋を開けてみれば、野村監督、古田捕手という強烈な人たちがいる中で、十分コーチとして持ち味を発揮した。
私と同郷の鳥取県米子市出身なので、これからの活躍に期待したい。 |
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勇のこと
津本陽
講談社文庫 文庫版初版 2002年4月15日 |
1998年7月に出版されたものの文庫版
■勇のこと 柳生石舟斎の『截相口伝書』に「勇のこと」という一節にカタカナで、「キリムスブ カタナノシタコソ ジゴクナレ ミヲステテコソ ウカブセモアレ」と書き記されてある。(12頁)
■アイスクリーム 幕末、咸臨丸でアメリカに渡った一行が一番好んだ料理は、アイスクリームだった。(72頁)
■龍馬の人生はとにかく見せ場が多い。司馬遼太郎さんが一番先に『龍馬がゆく』を書かれたのはよくわかる。
■鹿児島の人はなかなか人に心を開かないが、いったん開いたら、驚くほどわが身に引き寄せるところがある。自分を非常に引き立ててくれた恩人に対する思い込みはものすごく強い。(109頁)
■隆盛というと、度量が大きく、深謀遠慮の性格だと思われがちだが、熱しやすく感情に突き動かされて行動する面がある。(115頁) |
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信長と信玄
津本陽
角川文庫 文庫版初版 2001年11月25日 |
1999年7月、東洋経済新報社から刊行されたものの文庫版。初出は東洋経済新報社の月刊「ベンチャークラブ」。
信長と信玄の生涯を追った本。 |
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利休 破調の悲劇
杉本苑子
講談社文庫 文庫版初版 1996年11月15日 |
短編集
・利休 破調の悲劇 ・老いの木の花 ・家康と茶屋四郎次郎 ・「綺麗さび」への道 |
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続 会津士魂 一 艦隊蝦夷へ
早乙女貢
集英社文庫 文庫版初版 2002年7月25日 |
一巻は会津若松城開城から、榎本艦隊が蝦夷を目指す場面まで。
賊軍の汚名を着ることとなった会津藩は、降伏後、遺体を埋葬することすら許されなかった。 |
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続 会津士魂 ニ 幻の共和国
早乙女貢
集英社文庫 文庫版初版 2002年7月25日 |
蝦夷へ向かった榎本艦隊には、幕府の軍事顧問として派遣されてきたフランス人が10名ほど同行した。彼等はフランス陸軍の支持ではなく、自分の意思で旧幕府軍と行動を共にした。
箱館へ死に場所を求めていった新撰組土方歳三、旗本伊庭八郎にフランス人は共感を覚えたらしい。 |
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ビール15年戦争
永井隆
日経ビジネス人文庫 文庫版初版 2002年8月1日 |
「すべてはドライから始まった」というのが副題。ドライ、発泡酒、そしてこれからの中国展開について書かれた本。
キリンに挑戦するアサヒ、という構図で話は進められていく。サントリーとサッポロについての記述は少なかった。
アサヒビールといえば、樋口廣太郎氏の功績が前面に出るのだが、本書は樋口氏の功の他に罪についても言及してある。 住友銀行から金を借りまくったおかげで、樋口社長勇退の1992年、有利子負債1兆4110億を超えていた。アサヒビールの連結売り上げは9490億円。樋口氏がずっとアサヒビールの社長をしていれば、その後ダイエーと同じ道を進んだかもしれない、とのこと。 樋口氏の後を継いだ瀬戸氏は、2001年末の段階で、連結売り上げを1兆4334億に伸ばし、有利子負債を4171億まで減らした。借金を9年間で1兆円減らした。
ビール製造設備は、石川島、日立造船、三菱重工といったところに発注するんですね。
ビール会社の営業には相当なつわものがそろっているようです。歓楽街を営業活動でまわったりと、大変です。
■サントリーには稟議書がない。(157頁)
■アサヒビールと旭化成 旭化成はアサヒビールを買収しようとしていた、とのこと。しかし、スーパードライで息を吹き返したアサヒは逆に旭化成のアルコール飲料の部門を買収した。 |
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前例がない。だからやる!
樋口廣太郎
講談社+α文庫 文庫版初版 2002年4月20日 |
樋口氏の思い出の一冊は『西部戦線異状なし』。 最後の場面、主人公が塹壕から這い出して目の前の花を摘もうとしたとき、流れ弾に当たって戦死する。しかし、司令部の報告は、「西部戦線異状なし。報告すべき件なし…」。 強烈な印象を受けた樋口氏には、個人と組織の関係がはっきり見えた、とのこと。 |
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権力の驕りに抗して
J. W. フルブライト、 勝又美智雄訳
日経ビジネス人文庫 文庫版初版 2002年5月1日
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フルブライト氏は、大統領制よりも議院内閣制の方が優れた政治制度だと考えていた。 |
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地名の謎
今尾恵介
新潮OH!文庫 文庫版初版 2001年11月10日 |
■唐めきたる 江戸時代の国学者、本居宣長は「最近の地名の唐(から)めきたる読み方の風潮はどうにも困ったもの」と嘆いている。地名を中国語に近い音読みで読むことが流行したことを嘆いたらしい。
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日本の技術(ワザ)は世界一
毎日新聞経済部編
新潮OH!文庫 文庫版初版 2001年3月10日 |
1999年8月から2000年11月にかけて毎日新聞経済面に掲載された「日本の中の世界一」をまとめたもの。
年間売上げ6000万円のクマモト抗体研究所から東芝のような大企業まで、全部で96社が取り上げられている。 |
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なぜあの人は運が強いのか
中谷彰宏
PHP文庫 文庫版初版 2002年8月15日 |
■靴ベラ 靴ベラを使わないお客さんは礼儀作法をわきまえない人だと思われ、大事にされない。
■コンビニ 同じコンビニのチェーン店が接近していると、配送が便利というメリットがある。 |
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見えざる革命
ピーター F. ドラッカー 上田惇生訳
ダイヤモンド社 初版1996年11月28日 |
1976年に旧版が出版され、改めて1996年に新版が出版されたThe Pension
Fund Revolutionの新訳版。
「年金が経済を支配する」というのが副題になっている。
年金とインフレについて取り上げられている。
■インフレと未来のための費用(88頁) 消費刺激はインフレをもたらす。とるべき施策はただひとつ。われわれの資源を消費ではなく、生産的な投資へ向ける。これはシュンペーターとマンデルは同じ結論に達している。しかしこれは、古典派、ケインズ派、シカゴ学派とは対立する。
■好不況の波(108頁) 企業が、手元流動性、内部留保、投資余力を最も必要とするのは、景気の悪いときである。一国の経済にとっても、景気の悪いときに企業に利益をあげてもらいたい。景気回復の決め手となるものは企業の投資余力だからである。 しかし、現在の年金基金のあり方は、この投資余力を奪う。しかも、投資を控えるべき景気の過熱しているときに投資を助長する。こうして、年金基金は好不況の波を増幅させる。
■成長の10年(154頁) 成長の10年が来ると、成長は無限に続くと信じられる。しかも、つねに不況によって終わり、大量の滞貨を残す。成長の10年が終わるたびに、ゼロ成長に関するさまざまな予言が再び人気を得る。 ところが、成長の10年のあとには、両大戦間の時代を例外として、必ず活気に満ちた経済成長が続く。あるいは始まる。 ただし成長の10年は、その余波として、つねに経済の構造変化をもたらす。
■これからの成長(154頁) これからの成長は消費よりも投資を主役とする。
第1章 誰も気づかなかった革命
- アメリカだけが、マルクス経済学にいう価値の源泉たる労働者が生産活動の成果を手にするという意味において、真の社会主義を実現した。(5頁)
- 今日、年金基金が大企業の支配的な所有者へと発展した結果、法人税が、アメリカの労働者に対する懲罰的な課税と化す一方、所得の大きな不労所得者に対する補助金となっていることが理解されていない。(50頁)
- 実際には、法人税の撤廃、少なくとも年金基金の所有に帰すべき法人所得に対する課税の撤廃こそ、最も効果的に所得の公平をもたらす。(51頁)
- 人口構造の変化は、生産性と資本形成を大問題にする。人口構造の変化は、経済をインフレ圧力のもとに置き、ケインズ学派のいう「過剰貯蓄」ではなく「貯蓄不足」を経済の安定にとっての慢性的な脅威とする。(52頁)
第2章 年金問題に伴う問題
- 長く働かせるための施策こそ、最も必要とされている。長く働く人に損をさせてはならない。褒賞を与えなければならない。(69頁)
第3章 社会的機関と社会的問題
- 生産性とは、被用者からすれば汚い言葉である。しかし所有者からすれば、マネジメントに報酬を与える理由そのものである。(173頁)
- イギリスや日本のように、将来の年金を政府の負担に頼る制度は、ほぼ確実に永続的なインフレを招く。(186頁)
- 途上国は、主として労働集約的な仕事を引き受ける低賃金だからではない。労働力をもっているからである。(192頁)
第4章 政治的教訓と政治的課題
- インフレは、将来に備えた拠出の価値を奪うだけではない。それは、現に働いている人たちの将来における年金の価値を意味を下落させ、将来のために現在の購買力を我慢する意志を損なう。(236頁)
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できる社員は「やり過ごす」
高橋伸夫
日経ビジネス人文庫 文庫版初版 2002年7月1日 |
東大院経済学研究科教授の高橋伸夫氏の著書。1996年に単行本として出版されている。
「やり過ごす」とは、上司から指示された仕事をやらずにほったらかしにすることなのだが、これは日常的に行われている。この行動に、好意的な説明がしてあった。 それよりも、tit
for tatの話がためになった。この話は、誰かの著書で読んだことがあったが、改めて触れてみると、なるほど、と思うことが多い。
■敵同士が協調しあう 1980年代初め、政治学者のロバート・アクセルロッドが「戦争のような極端な敵対状況でさえ、敵同士でも協調関係が生まれ維持される」と主張した。 これは、第一次大戦でのドイツ軍とイギリス軍の塹壕戦に見られたものであり、囚人のジレンマの状況になるそうだ。
■tit for
tat アクセルロッドの研究。 「反復囚人のジレンマ」ゲームのコンピュータ選手権を開いたところ、「お返し」というプログラムが最も強かった。「お返し」の原語はtit
for tat。相手が「強調」のときは「強調」、相手が「裏切り」のときは「裏切り」、というプログラムが最も強かった。
■アクセルロッドのさらなる研究 「反復囚人のジレンマ」ゲームをさらに続けた。ここで、成績の悪かったプログラムはそこで淘汰され、次のゲームに進めないようにした。そうしたところ、紳士的なプログラムのシェアがどんどん広がっていった。「裏切り」のプログラムは一時的に調子はよくなるが、そのうち絶滅していった。
■ともに栄える条件 アクセルロッドの研究より、共生、協調関係を促進するには (1)自分からはけっして裏切らないこと (2)相手が裏切ったあとでも、ふたたび協調すること (3)相手の最初の裏切りに対しては怒らなくてはならないこと (4)未来が必ずくることを前提に物事を考えておくこと(正確に言えば未来係数が十分に大きいこと)
■未来傾斜原理 高橋伸夫氏が名付けた原理。 過去の実績や現在の損得勘定よりも、未来の実現への期待に寄りかかって現在の意思決定をおこなう、という原理。 |
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三国志英雄伝
さだまさし
文春文庫 文庫版初版 2002年7月10日 |
さだまさしの落談を編集したもの。
三国志の要旨がうまくまとめてあった。 |
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「歴史」の意外な結末
日本博学倶楽部
PHP文庫 文庫版初版 1998年11月16日 |
歴史上の重要人物の晩年や、事件の結末について述べた本。 |
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