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No. 題名

感想

1

床屋さんが見つけた 超発毛育毛の法

徳富知厚

青春出版社
PLAY BOOKS
初版1996年2月15日

 関西で有名な床屋さんの書いた本です。

 恐怖を感じながら読みました。

 よく効く育毛剤の作り方も書いてあります。

■ハゲの種類
 (1)頭のてっぺんから…お血型ハゲ
   頭皮に血液が滞って、酸欠を起こしている
 (2)ひたいの生え際から

■ひとことで言うと、私たちの頭の皮ふ(頭皮)は、”青白い”ほど髪の毛にとって健康な頭皮です。(24頁)

■ハゲの進行度チェック
 頭皮がコンニャクのようにブヨブヨしていたらたいへん(32頁)
 頭のてっぺんの百会のつぼを押して、痛いと正常、気持ちいいと危険信号。(32頁)
 頭皮が青白かったとしても、”石のように固い”のであれば、それは「ひたいタイプ」、つまり『帽状腱膜型ハゲ』の危険がある。(38頁)

■寝癖がつくなら安心(58頁)
 元気な髪ほど寝癖がつきやすい。

■ハゲている人、薄くなりかけた人の髪の触り心地は、決まってパサパサで脂分が不足している。(62頁)

■円形脱毛症について
 抜け毛の先(根元)がスパッとハサミで断ち切ったようになっていたら、これは悪性です。(75頁)

■シャンプー
 ・二日に一度くらいが望ましい。(86頁)
 ・爪を立てないように、指の腹でマッサージする。(92頁)

■石鹸で髪を洗うことについて
 終戦直後の苛性ソーダ入りの粗悪な石鹸ならいざ知らず、最近のような質のいい石鹸なら、シャンプーで洗おうと石鹸で洗おうと、神経質になることはない。(105頁)

■「男は叩かれて強くなる」は嘘
 ブラシで頭を叩いても頭皮を痛めるだけ。(109頁)

■「お客さん、最近、忙しすぎるんじゃありません?」
 もしあなたが行きつけの床屋でこの台詞を聞いたら、それは親切な床屋が、あなたの髪の毛のSOS信号を伝えてくれているのだと思ってください。(124頁)

■背筋がピンと伸びている人は、髪の毛も立派です。(129頁)

2

井伊直政

高野澄

PHP文庫
文庫版初版
1999年12月15日

 現在、私が住んでいる高崎を拓いた人物。

 井伊直政は、徳川四天王のひとりだが、他の酒井忠次、本多忠勝、榊原康正と比べると格段に若く、実戦経験もほとんどない。

 徳川譜代の家臣というわけではないが、着実に出世していった。武田家臣団をまとめたりとか、裏方の役回りが多かった。井伊の赤備えというが、合戦で大活躍したこともなさそうである。
 井伊直政の人柄で出世していったような感を受けた。

■今川氏の系図
 弟の泰氏に家督譲った足利長氏が、三河の吉良荘に住み、吉良長氏を名乗り、彼の長男は吉良姓をついだが、次男の国氏が三河の今川荘に領地としたので、今川姓を名乗るようになった。

■井伊家と徳川家の関係
 徳川家康の正室の築山殿の母が井伊家出身。

3

鈴木敏文の「統計心理学」

勝見明

プレジデント社
初版2002年11月18日

 セブンイレブンの鈴木敏文、という視点で書かれた本。イトーヨーカ堂のことは、殆ど書かれてなかった。

 鈴木氏は天才型の人物です。。直観が大事だといわれても、鈴木さんの直観ならあてにできるだろうけど、凡人の直観はあてにできません。

 データとコミュニケーション重視、というのが鈴木さんの特徴でしょうか。

■鈴木敏文氏の経歴
 1932年長野県埴科(はにしな)郡坂城(さかき)町生まれ。中央大学からトーハンへ就職し、31歳のときテレビ番組の製作会社をつくろうと考え、スポンサーになってもらうつもりでイトーヨーカ堂を訪ね、逆に入社することになってしまった。

 1971年取締役に就任した頃に、レストランチェーンのデニーズ社と交渉をしに、アメリカに行ったとき、サンフランシスコからロスへのバス移動の休憩で、セブンイレブンに立ち寄った。

 1973年のヨークセブン設立時、資本金1億円の半分はヨーカ堂が出し、残りの半分は鈴木氏が集めた。

  • 鈴木氏は「自分の原点は心理学と統計学にある」と話す。(7頁)
  • 売り手の合理は買い手の不合理、買い手の合理は売り手の不合理。要は、お客のわがままに対して、われわれはどこまで歩調を合わせることができるかどうかです。売り手側はほとんどの場合、自分たちの都合を優先してしまう。本当には顧客のことを考えてないのです。(57頁)
4

EQ〜心の知能指数

ダニエル・ゴールマン、土屋京子訳

講談社
初版1996年7月24日

 Emotional Intelligenceの日本語版。原著にはEQという言葉は使われてなかったらしい。

 「思いやり」が大事なんですね。

第1部 情動の脳

 大脳にある「扁桃核」という神経核が情動と深い関係があり、この扁桃核と脳の他の部分の連絡が絶たれると、ものごとの情動的な意味が把握できなくなる。
 重症の発作を抑えるために扁桃核を除去する手術を受けたある青年は、他人に対する一切の関心を失い、ひとりで放っておかれることを好むようになった。(36頁)

  • 感情はすべて本質的には行動を起こそうとする情動であり、進化の過程で私たちの脳に刻みつけられた反射的な行動指針だ。(24頁)
  • 人生は、知性によって生きる者には喜劇、感性によって生きる者には悲劇である。(ホラス・ウォルポール 34頁)
  • 不規則な形をした図形をほんの一瞬だけ被験者に見せる。ほんの一瞬なので、被験者の意識にはその図形を見た記憶さえ残らない。にもかかわらず、被験者はその図形に対して選好性を示すようになる。ルドゥーの説明によれば、これは本人も気づかないうちに扁桃核が図形を記憶しているからだ。(43頁)
  • 強烈な情動の記憶は生後2,3年までの幼少時における養育者との関係から生じる場合が多い。(46頁)

第2部 EQ〜こころの知能指数

 怒りを静める方法として、怒りを発散させる(カタルシス)には問題があるというのが、ツィルマンの研究から分かっている、とのこと。怒りを発散させると、いい気持ちにはなるかもしれないが、怒りを解消させることはできない。

  • 心理学の公然の秘密として、学校のテスト、知能検査、SAT(大学進学適性検査)など広く世間で信用されている評価基準は人生における成功度の予言としてはあまり当てにならない、という事実がある。(60頁)
  • こころの知能指数とは、自分自身を動機づけ、挫折してもしぶとく頑張れる能力のことだ。(61頁)
  • ベンジャミン・フランクリン「怒りにはいつも理由がある。ただし、正当な理由はめったにない」(98頁)
  • ツィルマンは怒りをコントロールする方法を二通りあげている。ひとつは、怒りの発端となった理由をもういちど問い直してみる方法。怒りは、最初に衝突があり、それに対する評価から発生し、さらに評価検討がくりかえされて増大していくからだ。(102頁)
    第2の方法は、さらなる怒りを喚起する要因のない環境に身を移して、急増したアドレナリンのほとぼりがさめるのを待つ。(103頁)
  • 怒りを静める方法で効果が期待できそうなのは、怒りが静まるまでひとりきりになるという方法だ。(104頁)
  • 同じ程度の才能に恵まれた者たちのあいだで一流と二流以下を分けるのは、幼いころから何年も続けて困難な訓練に耐えられるかどうかだ。(129頁)
  • 幼いときに誘惑に耐えられる心を持っていた子は、青年になったとき、より高い社会性を身に付けていた。(132頁)
  • 楽観も、希望と同じで、後退や挫折があっても最後はうまくいくだろうという強い気持ちを維持できる能力だ。EQの観点からいうと、楽観とは困難に直面したときに無気力や抑うつに陥らないよう自分を守る態勢を意味する。そして希望と同じように、楽観は人生に恩恵をもたらしてくれる。(142頁)
  • フロー…才能の横溢(146頁)
  • 他人に対する共感的関心の差は、かなりの部分で親のしつけを関係あることが分かった。(159頁)

第3部 EQ応用編

 結婚生活をどうするか、ということが書いてあった。

  • 男と女では会話から期待するものがちがってくる。男は「ものごと」について話をするだけで満足するが、女は情緒的なつながりを求める。(203頁)
  • 心を開いて相手の話を聞く最も効果的な形は、言うまでもなく共感だ。(224頁)
  • 人生のあらゆる場面と同じく、結婚生活においても尊敬と愛情は敵意をやわらげる。(225頁)
  • 花形研究員は、仕事をスムーズにするために、仕事上重要な人々とのあいだに親密なネットワークを維持している。(249頁)

第4部 EQは教育できる

 赤ちゃんのころから教育する必要があるんですね。

  • 研究によれば、親から完全に無視されて育った子供は、親から虐待されて育った子供以上に深刻な打撃を受けるという。(298頁)
  • PTSDの症状は、過剰な覚醒状態になった扁桃核が心に傷手を負った瞬間のあざやかな記憶を意識レベルにむりやり保持しつづけようとしているしるし。(306頁)
  • デニス・チャーニー博士は、「破壊的な心的外傷を受けた犠牲者は、生物学的には二度と元通りにならないおそれがある」という。(310頁)
  • 赤ん坊の機嫌がいいときに抱いてやる時間と泣いているときに抱いてやる時間を比較したところ、過保護の母親は泣いている赤ん坊を抱いている時間のほうがはるかに長かった。(338頁)

第5部 情動の知性

5

城をとる話

司馬遼太郎

光文社文庫
文庫版初版
2002年11月20日

 昭和40年に公開された石原裕次郎製作主演の『城とり』という映画の原作用に書かれた小説。
 
石原裕次郎が直々に司馬遼太郎に頼んで書いてもらった、とのこと。もっとも、小説の方が映画よりも後に完成したので、司馬さんは映画用のシナリオを提供した程度らしい。

 小説の舞台は、関ヶ原前夜の伊達家と上杉家の国境。佐竹家からの流れ者が上杉家のために、伊達家の城を奪い取る、という内容。

6

個人・家族・企業を生かす危機管理術

三野正洋

WAC BUNKO
初版2001年11月22日

 1998年9月に出版された『アメリカ海軍に学ぶ危機管理術』に加筆修正し、新書版としたもの。

 太平洋戦争時の日本海軍とアメリカ海軍の違いを例に、危機管理について述べてある。日本敗戦の原因としては、非戦闘時の危機管理の違いも大きいかったようだ。 

■ROE(ルール・オブ・エンゲージメント)
 交戦規則のことであり、世界中の国々で定められている。しかし、日本にはこのROEがないとのこと。(41頁)

■太平洋戦争当時の日本とアメリカの空母の違い
 日本の空母は甲板下の航空機の格納庫は密閉されていたが、アメリカの空母は、右舷と左舷が開放になっていた。格納庫で火災が発生した場合、アメリカの空母は、燃えているものを海に捨てることができた。(49頁)

■巡洋艦の違い
 日本の巡洋艦の機関室は一室にすべての機関が配置されていた。アメリカの巡洋艦は、複数の部屋に分散して配置してあった。日本の巡洋艦は、一室がダメージを受けると、艦の動きがとまってしまった。(52頁)

■ダメージ・コントロール仕官
 アメリカ海軍が導入した制度。戦闘時、攻撃に加わらず、ただ艦と乗組員を守るためだけに存在する仕官。そのため、副長は攻撃だけに専念できた。(56頁)

■救命筏
 アメリカ海軍の救命筏には、魚釣りの道具、聖書なども積まれていた。(62頁)

■ダリト・メソッド(66頁)
 ダメージ・コントロール
 リスク・マネージメント
 トラブル・シューティング

■ミットウェー、トラック島、パラオ島の敗戦の理由(124〜133頁)
 日本の航空機は攻撃機ばかりで索敵機は非常に少なかった。その結果、敵に先に発見されてしまい、敗北を喫する事となった。

 

 

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