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DRUCKER SAYINGS ON MANAGEMENT by Peter F.
Drucker
本書は、ドラッカーの7000に及ぶ名言の中から、マネジメントに関するもの約200を精選したもの。選んだのは、編訳者の上田惇生氏。 文章じたいは短いので、原文と日本語訳を併記してあればなお良かったのだが、英語版もいずれ出版されるとのことなので、買って読むことにしよう。
---- 本書が出版されたとき、名言を抜き出しただけなので、買おうかどうか迷ったのだが、やはり買ってしまった。
■マネジメントにとって最大の責任は、組織の生存を確実にすることである。『乱気流時代の経営』(16頁)
■まずマネジメントが行うことべきことは、自らの組織があげるべき成果を明確にすることである。これは、実際に取り組んでみれば明らかなように、最も難しく、最も重要な仕事である。『明日を支配するもの』(17頁)
■事業の定義の見直しに成功する人は、予期せぬ失敗を部下の無能や偶然のせいにしない。システムの欠陥の兆候と見る。予期せぬ成功を自らの手柄とせず、自らの前提に問題が生じていると見る。『未来への決断』(36頁)
■知っている仕事はやさしい。そのため、自らの知識や能力には特別の意味はなく、誰もがもっているに違いないと錯覚する。逆に、自らに難しいもの、不得手なものが大きく見える。『創造する経営者』(54頁)
■独占者がリーダーシップを失うのは、顧客に選択権が与えられていないからである。独占の顧客は、第二の供給者を待望する。出現してくれさえすれば、そこへ群がり集まる。『創造する経営者』(90頁)
■知識労働者の生産性を向上させる条件は、大きなものだけで六つある。仕事の目的を考えさせる。生産性向上の責任を負わせる。イノベーションを行わせる。継続して学ばせ教えさせる。量よりも質が問題であることを理解させる。彼らをコストではなく資産として遇する。『明日を支配するもの』(105頁)
■生産性向上のための最善の方法は、他人に教えさせることである。知識社会において生産性の向上をはかるには、組織そのものが学ぶ組織、教える組織とならなければならない。『ポスト資本主義社会』(110頁)
■目標は、自らが属する部門への貢献によって規定される。『マネジメント』(158頁)
■目標管理は、マネジメント全体の方向づけや仕事の一体性のためには不要としても、自己管理によるマネジメントのためには不可欠である。目標管理の最大の利点は、支配によるマネジメントを、自己管理によるマネジメントに代えることにある。『現代の経営』(160頁) |