読書録 Louis V. Gerstner, Jr  ホーム

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巨象も踊る

ルイス・ガースナー著、山岡洋一、高遠裕子訳

日本経済新聞社
初版2002年12月2日

 Who Says Elephants Can't Dance?

 ガースナーが取り組んだと思っていたリストラは、前のCEOの時代から行われていたんですね。

■ガースナー就任直後、研究者へのメッセージ
 IBMの将来にとって研究開発が重要だが、研究者と顧客の関係をもっと密接にして、IBMの技術革新を支える偉大な研究所が、顧客の抱える切実な問題の解決を目指すようにする方法を考える必要がある。(60頁)

■IBM再生の戦略
 ワトソンの原点に回帰する事項が多かった。(104頁)

■IBMは国の宝
 ジョンソン&ジョンソンの経営者ジム・バーグ、遺伝学者でノーベル賞の受賞したジョシュア・レーダーバーグなどから言われた言葉。

■賭け
 今後十年の間に、顧客はソリューションを提供できる企業を高く評価するようになる。(169頁)

■サービス事業(181頁)
 労働集約的なサービス事業において、売り物は能力であり、知識である。

■OS/2
 IBMは今でもOS/2を使い続けている顧客にサポートを提供している。(189頁)

■ロータス買収
 買収が成立した95年7月時点で、顧客企業で使われていたノーツは約200万本。2001年末現在で9000万本。(196頁)

■成功を収めている組織、成功を収めている経営者の性格
 ・焦点を絞り込んでいる
 ・実行面で秀でている
 ・顔の見える指導がすみずみまで行き渡っている(288頁)

■優れた戦略は大量の数量分析から始まる。(295頁)

  • 「競争相手が溺れていたら、消化ホースをつかんで、それを相手の口につっこむべきだ」(マクドナルドの創業者、レイ・クロックの主張 29頁)
  • 重要なのはマーケティングと商品企画。(217頁)
  • 外部から加わった者にとって、IBMは温室のような雰囲気があった。長期にわたって外部世界から隔離されてきた熱帯の生態系のようだった。(251頁)

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