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下位10%の人間には辞めてもらう、というのが一番印象に残ってしまう。解雇を決断するのは辛いことだが、強い組織を作るには必要なことだと、主張されている。またこれは、従業員20名くらいの衣料店でも、適用できると言われている。 あまり小さな組織で毎年10%の人を解雇していれば、組織自体が消滅してしまうと思うのだが。
解雇と言っても、人材育成にジャック・ウェルチは力を注いでいるので、やるだけのことをやった上での解雇通告となる。ただの人減らしとはわけが違う。しかし、解雇対象者は、そのように思っているのかどうかは分からない。解雇を言い渡す方も辛いことである、とジャックも述べている。
戦略よりも人材に重点を置く経営手法というのは、社員にとっては、厳しいだろうな。楽しく働いています、と思っている人はいるのだろうか。
第三部 試練の波
- すぐれていること、競争力があることは、正直であること、誠実であることと矛盾するものではありません。(103頁)
第四部 流れを変えるイニシアチブ
- 1990年代われわれは、グローバル化、サービス、シックスシグマ、Eビジネスという四大イニシアチブを追求した。(124頁)
- 私はかねがね、「グローバルな企業」といったものはないと考えていた。企業がグローバルなのではない。グローバルなのは事業のほうだ。(133頁)
- GEの戦略でもうひとつの重要な要素は、グローバル化に対して一般とは違った見解をとることだ。われわれは、世界のなかで過渡期にある地域や不人気の地域に的を絞った。そういう地域にこそ、最高のリスク・リターン特性をもつビジネスチャンスがあると考えた。(143頁)
- シックスシグマこそ包括的な経営トレーニングに求められているツールそのものだろう。なぜなら、これは製造環境に応用するのと同じように顧客サービスセンターにも応用できるからだ。(185頁)
第五部 過去を振り返る、未来を見つめる
- 私には本音とたてまえはない。やり方はただひとつ−−真っ直ぐに前進するのみ。(250頁)
適材適所の人員配置は戦略の構築よりもはるかに重要だ。(254頁)
自信のある人とは自分を飾らないでいられる人だ−−あるがままの自分が気に入っており、そのあるがままの姿をさらけ出すことを恐れない人だ。(257頁)
一部の政治家やエコノミストがアメリカの雇用機会を創出しているのは小さな起業家的企業だと主張しているのを聞かされるたびに、本当に頭にくる。実際には、そうした雇用のほとんどは大企業から意図的に外に出されたものだ。(280頁)
あらゆる仕事に命を吹き込むのはすぐれた人材であって、すぐれた戦略ではない。(337頁) |