読書録 李登輝

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題名
初版発行日

感想

・印象的な内容(一部要約したものあり)

1

台湾の主張

李登輝

PHP
初版1999年6月17日

 台湾の李登輝総統が自己の思想遍歴、政治哲学、そして、日本、アメリカ、中国について台湾の立場から語る。かつて日本人であっただけに、日本について語る際、長所短所を的確に見分けられている。マレーシアのマハティール首相は日本に対して熱く期待しておられたが、李登輝総統は客観的な立場で冷静に、どちらかと言えば指導する立場から日本を見ておられる。文面には「私が日本の首相だったら…」という気持ちが見え隠れしている。台湾から見れば大国である日本が、あまりにも情けない態度をとるのが歯痒く思えるらしい。

2

台湾大地震救災日記

李登輝

PHP研究所
初版2000年3月6日

 M7.3の台湾大地震の日1999年9月21日から10月21日までの李登輝総統の日記。ついつい阪神大震災のときの村山首相と比べてしまう。

 日本と台湾の危機管理能力の違いの理由は、台湾は大陸からいつミサイルが飛んでくるか分からない状況に常におかれているからだと、小池百合子議員が言ったそうだ。

 日記を読んでいると、李登輝総統は地震後、常に被災地を訪れていることが分かる。自分の目で確かめ、被災者と語り合うことに重点をおいて、救災活動の道標とされている。それでいて、総統という立場をわきまえ、諸外国との関係も常に考えておられる。アメリカの反応に一喜し中共の反応に一憂する。

 何かにつけて、阪神大震災のときの日本政府の対応と比較してしまう。

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