読書録 森祗晶…巨人捕手、ヤクルトコーチ、西武コーチ、西武監督、横浜監督

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題名
初版発行日

感想

・印象的な内容(一部要約したものあり)

1

ここ一番で腹をくくれるか

森祗晶

新講社
初版1999年9月25日

 元西武ライオンズ監督の森祗晶がリストラなどの逆境に立つ人たちに対して書いた本。巨人時代のV9、西武の黄金時代でコーチ・監督を務めたりと、野球人生において順風満帆に行っていそうな森祗晶だが、いろいろ苦労もあったようだ。西武の監督時代に、勝ちすぎて面白くない、とマスコミなどから言われたことが非常に嫌だったそうだ。

 頭で分かるのではなく、腹で分かることが大事だと強調されている。

2

二勝一敗の人生哲学

森祗晶

講談社+α文庫

 本書は、1997年4月に講談社より刊行された「一流になるために何をすべきか」を改題し、加筆修正して文庫本として出版されたもの。

 森さんが台湾を訪れた際、ヤクルト退団後も現役にこだわり続け台湾で大活躍している渡辺久信に会ったとき、目が輝いていると感じたそうだ。その様を見て、つくづく男は仕事だと思い、彼の生き方に一流の男を見たそうだ。

 昔の名選手の逸話も紹介してあった。雨天練習場がなかった時代、あの別所さんは、雨の日は橋の下で投げ込みを行っていた。また、巨人というチームも雨で他チームが練習していないときにも、普段と同じように練習していた。

 森さんの人生は、努力の人生であり、その努力が実っても周りからは勝ちすぎて面白くないなどと言われてきた。常に悪く悪く言われてきた人生だった。それだけに、森さんが人を観察するときは、周りの評価など意に介さずに、自分自身の目だけで判断される。横浜ベイスターズの監督となる2001年が楽しみだ。

  • 人生の基本はやはり一勝一敗。これにいくつの勝ちを上乗せできるかで本当の勝負が決まる。(44頁)
  • 今日では、逆風をまともに顔にさらして耐えようとする男が少なくなってしまっているように思えてならない。これは寂しいことだ。(59頁)
  • 仕事にいい加減な男は、人生もいい加減だ。(99頁)

 

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