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東京タイムズの記者だった永井隆氏の著書。『ビール15年戦争』と同じように興味深く読むことができた。
今までもらいすぎていた人のリストラについては、しょうがないな、などと思いながら読んでいた。年収1400万円でリストラされて困った、などといわれても、今までもらいすぎてたんだから仕方ないよね、、、 本書は、そういう勘違い人間を糾弾することが目的ではないのだが、読者はきっと上記のように思うのだろう。
押さえつけられていた低所得者が、新天地を求めて活動する姿に共感を覚えた。 ただこき使われていた、低所得者が新天地へ一歩踏み出すことにより、彼等からピンはねしていた高給取りがリストラされる。封建制度が崩壊して、競争社会になってきました。
■1992年12月25日(12頁) この日、パイオニアが35人の50代の管理職に何の前触れもなく退職勧奨を行った。この出来事は、当時、大ニュースとして取り上げられたが、今ではよほどの優良企業でない限り、ニュースにならないだろう。
■バブルのころの長銀(26頁) お金を貸してくれという会社がなくなったので、数人でやっている街の不動産業者などにも融資せざるを得なくなった。
■バブル期のダイエー(116頁) 納入業者から販促費の名目で金を集めることが当たり前のようになっていた。
■元浦和レッズで浦和市議に当選した田口禎則の言葉(196頁) 人生に無駄なんて、本当はない。出会いがあったり、経験があったり、戒めがあったり、そして新しい挑戦があります。リストラなどの挫折は、もっと大きなものを得る、チャンスなんですよ。まず、プラスに考えることが、リバイバルへの一歩です。 |